どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「黄金狂時代」

2016年12月30日 | 映画
ブルーレイでチャップリンの映画「黄金狂時代」を鑑賞。これは昔、梅田の三番街シネマ劇場で観た記憶があります。面白かったけど話の詳細は忘れていました。見直すと直ぐに思い出す場面は沢山でした。今日は初めて日本語ナレーション付きのバージョンで見ました。日本語でのチャップリンってあまりイメージに無かったので最初は少し違和感を感じたけど途中から分かりやすく見やすい印象になり画面に集中出来ました。
雪山でのドタバタが印象的で面白かったが恋心の一連の流れは忘れてたので新鮮に見れて最後はハッピーエンドで優しく温かい気持ちになれる映画。
だけど結局は金持ちが幸せ?みたいな感じも少ししたりもで複雑。
思ってたより合成カットやミニチュアなんかも使った特撮映画だった事が分かりましたが効果的に使われていて古い映画なのに凄いなぁと思いました。


コメント

「Mr.ココナッツ」

2016年12月27日 | 映画
マイケル・ホイ主演の映画「Mr.ココナッツ」を初鑑賞。憎めない迷惑叔父さん役を演じるちょっと心温まる娯楽作だが主人公の常識の無い行動なんかの迷惑ぶりは最近の中国人観光客に通じるものもあって昔から変わらないんだなぁ~なんてちょっと残念に感じたりする面もありました。
まぁ途中からは楽しく気にせず見てましたけど。映画の作りも雑でなんか安っぽいのですが基本にホームドラマとしての芯がしっかりしてるから気持ち良くは見れます。
時代的に考えるとちょっと流行った映画「クロコダイル・ダンディ」のパクり映画というかMr.Boo!版みたいな気もしますが、くだらない電話探しのボケたギャグとか幽霊のくだりとか金が欲しくて四苦八苦する庶民的な下世話さとか何とも憎めない面白さがありました。
リッキー・ホイも出てましたがサミュエル・ホイは出て無かったと思います。


コメント

「街の灯」

2016年12月26日 | 映画
高かったけどチャップリンの主要作品のブルーレイ・ボックスを購入。
チャップリンの映画には中学高校の時にハマり名画座なんかの劇場で漁るように観に行ってました。それから随分と間が空きましたがブルーレイの高画質で大好きだった映画を再び見直したくなったのでした。
まずは「街の灯」を鑑賞。久しぶりだったけど覚えている場面や音の多い映画でした。物語の結末はちょっと忘れていたので最後は再び心洗われるような切なくも幸せな優しい気持ちになれてやっぱりこの映画は良いなぁ~。と感じました。感動です。
凄く古い映画だけど綺麗にレストアされていて画質も良い。だけど綺麗になり過ぎてて逆に違和感みたいなものも少し感じたりもしました。後半の揺れの修正はやり過ぎてたかもですね。
綺麗は良いけどチャップリンの映画の揺れやゴミはある意味味でもあった気もします。だけど綺麗な画質でコレクション出来る幸せもあります。
特典も豊富で良かったです。
ブルーレイ全部見るには結構時間がかかりそうですが少しづつ楽しんで見てゆきたいと思います。



コメント

「ハイランダー3 超戦士大決戦」

2016年12月25日 | 映画
ブルーレイで映画「ハイランダー3 超戦士大決戦」を日本語吹替版にて初鑑賞。3があったのを知らなかったぐらいで2も最近になって見たばかりだが、そこそこ楽しめる続編だった。
監督が変わっているのでどうなのかなぁ~とも思いましたが世界観はちゃんと繋がってました。ただ、やっぱりマンネリ化してきたというか新しいものはあまり感じれず普通だった印象も。
このシリーズはテレビ版もあるようだがそれらは見た事は無い。僕が一番好きなのはやっぱりパート1だな。
クイーンの音楽が無いとなんか燃えない感じもありますな。
この作品の敵役マリオ・ヴァン・ピープルズの存在感はなかなか良かったけど一作目のクインシー・ブラウンをどうしても思い出してしまうのでした。
今回は日本が舞台にもなっていたのが興味深かった所。

コメント

「CREEPS a tale of murder and mayhem!」

2016年12月19日 | 映画
映画好き仲間に貰ったDVDで海外の学生の作ったであろうインディーズ映画「CREEPS a tale of murder and mayhem!」を鑑賞。
出演者は高校生?ぐらいの学生でホラー映画大好きな仲間達で好きな事を自分達でもやろうぜ!と制作したような熱い心意気と情熱が伝わってくる何とも憎めない映画でした。
正直話の内容とかは全部英語で字幕も無いしよく分からなかったんだけど下手くそでも特殊メイクとか大量の血の噴き出しとかトロマ映画に通じるような見せ場の連続でこれらが本当にやりたかったんだろうなぁ~というのが分かって、そこをやり切ってる所が凄い!って思いました。
DVDのジャケを見ると凄くちゃんとした映画だと騙されますが出来は学芸会レベル?な感じ。だけどちゃんとした映画よりもパワー感じるものもあり立派な映画だとも思いました。
アメリカにはこんなマニアックなホラー好きの学生もいるんだね…。いや、いっぱいいるんだろうなぁ~と感じました。ちょっと危ない連中?って感じもしますが作り物でやる面白さっていうのは良く分かります。
撮影現場は仲間内で楽しくやってるんだろうなぁ~と思い特典のメイキングを見るとやっぱり楽しそうでした。
自分の学生時代に8mmを作ってた時の楽しさや情熱を思い出さされました。


コメント

「ドント・ブリーズ」

2016年12月18日 | 映画

映画好き仲間達と続いてもう一本鑑賞。前評判の良いホラー映画「ドント・ブリーズ」を。
こちらもあまり事前情報は入れずに見れましたが粗筋は情報番組で知ってました。
緊張感のある映画で見応えあって面白く見れました。劇場でホラー映画に久々に入り込めた感覚もあり良かった。色々とツッコミ所もあったんだけどホラー映画ってそういうのは元々多いからね…。それでも真実味を持って見せ切る技というかシチュエーションの展開に素直に騙されたり感情移入出来たりドキドキハラハラを感じれた。
そもそも主人公達が悪者であり、どちらを応援?してよいのか微妙な感じも複雑な面白さの一つ。
最後にオチがつくがその前で終わってても良かったかな…って気も。
後で映画好き仲間に聞いたんだけど、この映画の続編の制作が決定しているのだとか…。ちゃんと繋がりのある続編になるのかな?
まぁ個人的にはこれ一本で十分完結した映画として出来てるので満足なのですが続編も出来次第では気になりますね。

コメント

「ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー」

2016年12月18日 | 映画
映画好き仲間達4人で映画「ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー」を観に行ってきました。丁度一年前の今日にエピソード7を観たのをフェイスブックで知り、そうだったのかぁ~と気付かされたりしました。
エピソード7は悪くはないけど何か釈然としないものも感じてしまったのもあり「ローグ・ワン」もどうなのかなぁ~と不安もありつつの鑑賞でした。
でも今回は殆ど前情報入れずに見れた。
ハリウッド版の「ゴジラ」の監督でCGは凄いけど物語の展開が長く怠い所があるんじゃないか?と心配したのだが、結果は予想が当たってしまった印象。始まって数分したら疲れていたのか眠気に襲われてしまいました。
所々で睡魔と戦いながらの鑑賞だった為か物語になかなか集中出来ず理解しにくい部分もありながら見る事になりました。映像は素晴らしくCGも良く出来てて見応えあったんだけどね。
そういう面ではエピソード7よりも革新的なチャレンジが沢山あり心意気みたいなものを感じ評価出来る所が結構あり良かったんだけど全体的な満足度は少し残念な印象だったかな。
公開して間も無いので内容に関しては詳しくは書かない事にしますが後半は盛り上がって面白くなり入り込んで見れました。宇宙での沢山の戦闘機のバトルシーンは見応えあって良かったです。少ししか出ないんじゃないかな?と思っていたキャラクターがCGですが思ったより登場したりしたのも見所でした。
ダース・ベイダーはちょっと太った?みたいな印象も受けましたが…。
音楽や編集や映像のトーンがやっぱり正当なシリーズとは違う感じのするスピンオフ映画だったと思います。
これ以上書くとネタバレしそうなのでこの辺で止めておきます。


コメント

「エル・スール」

2016年12月14日 | 映画
誕生日で47歳になりました。赤ちゃんの頃の8mm映像なんかを久しぶりに見て感慨に耽ったりもした。
先日ブルーレイで衝動買いした映画「エル・スール」を鑑賞。
大学時代に同監督の「ミツバチのささやき」を見て良かった印象とこの映画を絶賛していた友人の言葉が記憶に残っていて気になっていた映画でした。
今日はホラー系で無く久々に真面目なアート系な映画を見るのも良い機会だと見ました。
初めて見ましたが映像が本当に美しく絵になる綺麗な映画でした。内容は淡々と展開しますが主人公の心情がジワジワと伝わってきました。
結果的にはちょっと暗い内容ではありましたがなんか切なさというか染みるような余韻を残しました。
完全には内容を理解出来ていないような感じもしてネットで調べたりすると結構深い意味があった事とか別人の見方を知れました。
それらには書かれてなかったけど主人公の女の子の本当の母親っていうのはもしかして映画の女優の人?とか成長した後の姿が似ているようにも見えたりしたから思ったりしたけど、どうなのか分かりません。そんな曖昧だけど色々想像させられる所のある映画でした。ちょっと集中力に欠けた見方もしてたのでまた間を置いてじっくり見直してみたいとも思います。
映画館の暗闇でじっくり見れてたらもっと印象に残ったとは思います。
でも、やっぱり内容よりも映像が一番印象に残る映画だったように思う。


コメント

「マチネー 土曜の午後はキッスで始まる」

2016年12月13日 | 映画
ブルーレイで映画「マチネー 土曜の午後はキッスで始まる」を鑑賞。
大好きな映画でLD持ってて何度も見たけど久々に見た。スタンダードサイズじゃなく上下をトリミングしたビスタサイズで見れたのは劇場で見て以来かな。
ジョー・ダンテ監督らしいB級モンスター映画愛に溢れたマニアックでユニークな楽しい青春映画でした。
何度も見てるから覚えてる場面が多く新鮮さには欠ける鑑賞ではありましたが憎めないキャラクターと映画愛に微笑ましく見れちゃいました。
特典映像に監督のインタビューが入っていて監督本人もこの映画が大好きで作れた事を誇りに思ってるとか言ってました。監督の当時の記憶やコレクションや絵が映画に出ているとの事。
劇中に出てくる映画「Mant!」も楽しい映画です。


コメント

「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ」

2016年12月12日 | 映画
DVDで映画「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ」を久しぶりに鑑賞。大学時代かにレンタルビデオで見て以来。音楽と特異な髪型とファッションのバンドの印象が強いが内容はなんかフワッとしか覚えて無かったのでした。
だけど何か憎めないユーモアがあったのは覚えてました。
久しぶりに見直しましたが不思議なユーモア感じる映画でした。音楽も良かったけどやっぱり髪型とファッションが変な味があるというか印象深い所でした。
物語や展開が面白いというよりキャラクターの憎めなさと音楽で好きになれる映画だったように思います。
DVDには続編も収録されていて多分まだ見た事無いので見るのが楽しみであります。


コメント

「パーフェクト・ストレンジャー」

2016年12月11日 | 映画
安かったから衝動買いしたブルーレイで映画「パーフェクト・ストレンジャー」を鑑賞。監督が大好きな「ロンリー・ブラッド」を撮ったジェームス・フォーリーだったのも楽しみの一つ。
映画は何やらラストにどんでん返しの結末が待ってるようなサスペンスもの。
どんな内容か全く知らずに見たのですが、イマイチ謎の向かう方向や背景が分かりにくく深刻さが伝わって来なくて見ていた感じでした。見てゆくと犯人と思われるような人物がちょくちょく出てきて怪しいなぁ~だけどそんな単純なオチじゃないよね…みたいな感じで見てゆけて犯人探し的な楽しみはありました。
そして結末ですがネタバレになるから書かないけど分からなかったよ。
だけど衝撃というよりも成る程~そういうオチかぁ~みたいな感じでした。
映画としては面白く見れたけど色々と無茶な気もしたな。まぁ結末を知って改めて最初から見直すと伝わりにくかった感情の流れや芝居も興味深く見れるかもしれませんね。


コメント

「スウォーム」エクステンデッド版

2016年12月08日 | 映画
会社の先輩に録画して貰った映画「スウォーム」のエクステンデッド版を観賞。この映画のチラシは昔から持っていて見たい映画ではあったが今まで見る機会が無かったのでした。
多くのスター俳優が出てる蜂が人を襲うというアーウィン・アレン監督によるパニック映画。音楽がジェリー・ゴールドスミスで大作っぽい雰囲気だが中味は今見るとB級映画っぽい感じもしました。
公開版よりも長いエクステンデッド版って事だからか何だか間延びする印象もあり途中で集中力が切れて会話の内容とか頭に入りにくかった所もあった。
昔の映画ですが列車が脱線・爆破したり原発が爆破したり結構派手な見せ場も盛り込まれていて見応えありました。だけど物語的には呆気な過ぎる展開で人が死んでしまうので唖然…。
スター俳優も呆気なく居なくなってゆきました。
後半に行くにつれパニック映画の面白さは盛り上がってゆきました。
やっと見れたのは良かったけど全体的な印象はまぁまぁだったかな。
エクステンデッド版って何処が公開版と違ってたのかなぁ?元を知らないので分かりませんが。
チラシのイラストはなんか期待させられちゃいますね。


コメント

「ブレア・ウィッチ」

2016年12月07日 | 映画
今日は撮休で体調おかしいので病院行こうと思ってたのだが病院が休みだと分かり諦めて寝てグダグダ。夕方から気になってた映画「ブレア・ウィッチ」を観に行きました。
1作目も2作目も劇場で観てますが2は全く覚えて無いです。1作目は賛否両論でしたが僕は結構好きで映画学科出身で自主映画作ったりしているからか主人公に共感出来たし映画としても凄い立派だとも感じたりしたのでした。
ミラノ座の大スクリーンでこんな映画も上映されたって事がなんか凄いとね。
さて、十何年ぶりかのまさかの続編でしたが新たな試みはあったけど途中まで殆ど1作目と同じで何となく先も読める展開でだんだんと集中力に欠けてきて覚めて見てしまいました。
途中からちょっと新展開?みたいな感じもして面白くもなりそうでしたが結局まぁそんな感じね…みたいな感じで終わってしまった印象です。
今回は1作目の時のような新鮮さというか斬新さは感じられなかったのと主人公達への愛着みたいなものが感じられにくかった気がします。
続編というより現代版のリメイクみたいで出来もなかなかだったけど時代にマッチしてはいなかったかな。お客も僕含めて2人でした。
1作目はインターネットが普及した時期で宣伝効果とかも含めての映画としての新たな面白さがあって成功したのだと思います。


コメント