どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ダゴン DAGON」

2021年12月31日 | 映画
前から気になってたラブクラフト原作のスチュアート・ゴードン監督の未公開映画「ダゴン DAGON」をちょっと高いけど中古ブルーレイで購入して遂に鑑賞。
今年最後に見た映画となりました。
少し古い映画でCGなんかが安っぽく残念な感じはありましたが全体の雰囲気やずっと雨降ってる映像や後半の特殊メイク等、見応えある映像もあり先の読めそうで読めない異様な世界と現実世界の狭間のような独特の雰囲気に惹き込まれて興味深く見れる感じが良かったです。最後は視点を変えるとハッピーエンドとも捉えれるような新たな始まりのようにも思えて不思議な後味を残すものがありました。その変な感覚がとても良かったです。
夢に出てくる人魚のような女がとても美しくて魅力的でした。恐ろしくもエロティックで目を惹きました。
色々と雑で残念な部分もありましたが全体的に魅力的な雰囲気があり想像力を刺激する切なく哀しい良さもあり見れて良かったと思える映画でした。
沢山の特典映像も収録されていてインタビュー映像等を興味深く見れました。




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「浅草キッド」

2021年12月30日 | 映画
ネットフリックスに遂に加入して「浅草キッド」を鑑賞。ビートたけしの若き時代の物語で興味深く見れました。
役者陣がそれぞれ魅力的な芝居をしていて人情味のある物語をユーモアと共に楽しく時にはほろりとさせられながら見れる娯楽作として仕上がっていました。昔の時代を再現したVFXも良い感じでした。感動して涙まではいかなかったけど心揺さぶられる場面や流れもあったし豪華なキャスティングで見応えある映画でした。
テレビでネット配信の映画を初めてちゃんと見ましたが途中映像に少しカクツキが気になる部分はありましたが画質はなかなか綺麗に見れて良かったです。前にBeeTVだったかのお試し視聴した時はwi-fiのスピードが遅く画質が悪くなったり止まったりで気持ち良く見れなかったのですが今回はある程度期待通りに見れて良かったです。
まだ分からない部分もありますが色々と見てゆきたいと思います。


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「セシル・B・ザ・シネマ・ウォーズ」

2021年12月30日 | 映画
ジョン・ウォーターズの「セシル・B・ザ・シネマ・ウォーズ」がリバイバル上映されるという記事を読んで久しぶりに見たくなりDVD持ってるから鑑賞。初公開時に劇場で見て気に入った映画でした。何というか無茶苦茶な映画なんですが勢いというかインディペンデント映画の逆襲というか心意気みたいなものが極端なコメディとして少々共感を持って面白可笑しく見れる映画でした。色々と破綻してるしもっと違う展開を期待する部分もあったんだけど何か憎めない良さがあったりで見始めたら最後まで見ちゃってたという変わった映画です。
久しぶりに見るとワザとバカバカしく描かれているユーモアに感心させられたが全編から伝わる勢いや音楽が飽きさせないパワーを感じました。
ジョン・ウォーターズらしい映画です。
一時期はMacのデスクトップ壁紙をこの映画の画像にしてました。


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「タイタンの戦い」

2021年12月29日 | 映画
ブルーレイで久々にハリー・ハウゼンの方の「タイタンの戦い」を鑑賞。
高画質になってフィルム粒子の合成画面とそうでない所の差が顕著に分かってしまう感じで全体的に画質は悪くも感じちゃうのはありましたが昔の映画はこんな感じだったなぁと懐かしくも見れるものがありました。コマ撮り特撮はCGには無い独特の味わいと夢ねようなものを感じれました。色々なキャラクターが登場して素敵な場面を沢山見せてくれました。今見ても何かワクワクするものがありました。?
CGバリバリのリメイク2作も見たのですが巨大サソリの場面しか印象に残っておりません。なので古いこちらの方が個人的には好きですね。ヒロインも可愛くて美しかったし音楽もとても良かったのでね。
話の内容としては神々の勝手さというか酷いものがありましたが、それはどちらの映画でもそうだったんですね。
冒険物語としてはこちらの方がシンプルで分かりやすくテンポも良かったので楽しく見れた気がします。
馬のペガサスに乗って空を飛び音楽が盛り上がる場面やメデューサの存在感なんかが良かったな。




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『アウトマンクラッシュ』上映会

2021年12月28日 | 自主映画
久しぶりのバーガリガリで毎年恒例のアウトマン上映会に「螺旋家」の上映で参加。
ずっと体調悪かったのに上映会では胸や背中の痛みも全く無くなって楽しく映画を堪能出来ました。面白い自主映画は僕にとっては良い薬です。

『アウトマンクラッシュ』上映会のお知らせ
http://outmanlab.blog88.fc2.com/
年末の風物詩、それはアウトマン。誰も覚えてなくてもやります。それがオレたちの使命だから!あっと、上映作品はこんな感じだ。
日程:2021年12月28日(火)
時間:19時開場/19時半開始
入場料:800円
会場:シネマボカン(京王井の頭線池ノ上駅徒歩0分)
http://www.cinemabokan.com/
※食べ物飲み物持ち込み自由ですがゴミは各自お持ち帰りください。
※感染症対策のため、検温、手指の消毒、飲食時以外のマスク着用、休憩時の換気などご協力のほどよろしくお願いします。
<上映予定作品>(順不同)
『どんぐり君とカッパ君』(2016/第1話:3分41秒,第2話:4分16秒)監督:PON
『ホワイト・リバース』(2007/16分)監督:恩田浩
『telescope』(2013/14分) 監督:恩田浩
『或る女のはなし』(2021/10分)監督:恩田浩
【特別招待作品】
『ロバート先生のリッチマン英会話』(2004/全6話:8分42秒)制作: リッチマンムービーズ
『中華人民怪獣』(2017/5分40秒)監督:ハヤト丸
『螺旋家』(2002/15分)映像:岡本泰之
『地獄のマドモアゼル』(2006/7分)監督:水戸英樹
『G&J』(2020/6分)監督:松岡洋和
『宇宙宅配クドさんシリーズ 幻影の故郷』(2021/18分10秒)監督:中村犬蔵
今回もステキなラインナップになりました!みなさまありがとう!😎




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「正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官」

2021年12月26日 | 映画
ハリソン・フォード主演の映画「正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官」を鑑賞。
他の映画で見た事ある印象的な役者さんが沢山出演している群像劇でアメリカのロスの移民問題やグリーンカードについて描かれたリアルな社会派映画でした。ロスという街で生きてゆくという事だけでも大変で色々な悩みや問題を抱えているのが分かりました。
とても胸の痛くなるようなエピソードが幾つも描かれていました。命に関わる問題や差別についても考えさせられました。だけど、そもそも違法滞在であったりもする事や犯罪を犯したりする者もいたりという点を考えると単純に被害者として見れない者もいたりで問題は単純では無いですね。
アメリカには良い面も沢山あると思いますが闇の部分もありますね。
その辺りをしっかり描いた映画だったと思います。日本も同じ問題はあまり表には出ないだけで結構あるのをドキュメンタリー番組で見た事があります。


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「恋する人魚たち」

2021年12月26日 | 映画
シェールにウィノナ・ライダーにクリスティーナ・リッチにボブ・ホスキンスが出演している映画「恋する人魚たち」を鑑賞。監督はリチャード・ベンジャミンで彼の映画は最高とは言わないけど何かいつも?役者陣が上手く活かされていて憎めない素敵な心暖まるものが多い印象です。今作もそんな映画でした。撮影も綺麗でした。
ウィノナ・ライダーの当時の良さと若き子役のクリスティーナ・リッチの素朴な良さが出てました。
ちょっと変わった女性家族のゴタゴタや恋愛が描かれてます。
公開時のモノクロのチラシを覚えてました。何でカラーじゃないの?単館公開だったし予算無いのかな?みたいに思ったりしつつ、ちょっと気になっていたのでした。




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「3人のゴースト」

2021年12月25日 | 映画
33年前のクリスマスに劇場で観て以来に映画「3人のゴースト」を鑑賞。
クリスマスに見るのにピッタリなC・ディケンズの「クリスマス・キャロル」の物語を80年代のテレビ業界とSFXを売りにしたアレンジで面白可笑しく描いた映画です。ビル・マーレイのキャラクターとゴーストの面白さがアメリカっぽいノリで進行します。
ちょっと変な違和感というか話に入って行きにくい感じはありましたが最終的には無茶苦茶良い話で締め括られます。「クリスマス・キャロル」より先に今作を見てたから後に本家の物語を知った時には何か見た事あるような…となりました。
ヒロインとして登場するカレン・アレンも印象的な笑顔でとても素敵でした。沢山の個性的な役者が登場して明るく楽しいラストに向かって盛り上がります。クリスマス映画としては良いけれど何だか嘘みたいに都合良くハッピーエンドになり全てが許される感じと何でも上手くいってしまう流れに少々気持ち悪さというか違和感みたいなものも感じてしまうものもあったかな。
心温まる物語よりゴーストのSFXや派手な見せ場の一部の方が記憶に強く残っていた映画でした。公開時のCMや予告編で何度も目にした場面達でしたね。


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「ベイビー・ドライバー」

2021年12月23日 | 映画
ブルーレイで「ベイビー・ドライバー」を5.1ch 大画面で久しぶりに鑑賞。劇場で観て以来でしたが音楽と編集のリズムというか流れが気持ち良い映画でした。そんな感覚は覚えてましたが話の内容はかなり忘れてて最後どうなるのか?と再度新鮮な気持ちで見れました。面白く見れたけど何か物語的に入り込むようなものが素直に感じられず部分的に映像や音楽なんかの良い所だけ印象に残る感じの映画だったように思いました。
何か主人公に感情移入しにくい感があったように思います。


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「ダンテズ・ピーク」

2021年12月22日 | 映画
ブルーレイで映画「ダンテズ・ピーク」を日本語吹替版で鑑賞。公開時に劇場に観に行ったと思っていたが似た火山映画「ボルケーノ」とかもあったし記憶が混在していました。今日見てボートのくだりとかは何となく覚えてたけど他は殆ど覚えてなかったので、もしかしたら初鑑賞だったのかもしれません。
見所は1時間後ぐらいから始まります。CGじゃなくミニチュアを使った破壊場面や合成場面が見応えありました。今見てもなかなか凄いと思える映像もありました。話の内容は予想出来るのですが都合良すぎな展開で強引なハッピーエンドに持ち込む娯楽作として仕上がっていました。
1997年の映画ですがあの頃、こんな災害特撮系の映画色々とあったなぁと思い出しました。更に後にはCGで描いたエメリッヒ監督によるこの手の映画が流行りましたね。
眠ってる火山が噴火したら…と富士山が噴火したら似たような感じになるんだろうなぁと想像したりしながらも見れました。


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「ストックホルム・ケース」

2021年12月22日 | 映画
ストックホルム症候群というのを聞いた事があるが、その元となった人質事件を描いた映画「ストックホルム・ケース」を5.1ch 大画面で鑑賞。
役者陣が豪華で興味深く見応えある内容の映画でした。嘘みたいでコメディみたいな展開を見せたりしますが皆が真剣なのが更に可笑しさと紙一重の怖さなんかも感じれました。前半は時代性というかボブ・ディランの音楽なんかが印象的に使われてました。中盤からはどうなっちゃうの?と犯人や人質側に感情移入して見れました。
結構脚色はされていたとは思いますが誰も死人が出なかったし気持ち良く見れる物語となっておりました。


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「マトリックス レザレクションズ」

2021年12月20日 | 映画
レイトショーで「マトリックス レザレクションズ」を鑑賞。随分と久しぶりな「マトリックス」の新作で旧3部作を先日おさらいしました。今作はどういう流れになるのか?と興味深かったのですが「エルム街の悪夢 ザ・リアルナイトメア」に似た感じの映画とマトリックスの世界観が変に入り混じったような面白さがありました。何か手に入らない夢世界の切ない感覚みたいなものも感じられて良かったですが段々と無駄に難解な印象になってゆきました。最終的にはパート1と同じ事をやり直してた印象です。何か良く分からないけど最後は愛の力で何とかなる!みたいな定番です。久しぶりにキアヌ・リーブスとキャリー・アン・モスの勇姿が見れただけで何か良かったなぁと思えたのでまぁ良かったんじゃないかな。
特別斬新で新しいものはあまり感じられず途中長いなぁと思えちゃう所もありましたが、面白くは見れました。


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「リバース・エッジ」

2021年12月20日 | 映画
DVDで久しぶりに映画「リバース・エッジ」を見始めたら止まらなくなって最後まで見ちゃいました。キャスティングが完璧な何か心に残る印象的な映画です。初めて見たのは京都でのデニス ・ホッパー映画祭だったかな?アメリカ旅行に行った時にサントラCD買った思い出もあります。
この映画で凄い変人のように見えてたデニス ・ホッパーが改めて見ると1番まともな人間として見えるというのが不思議な良さを感じます。今作のデニス ・ホッパーの存在感に芝居は素晴らしく大好きです。クリスピン・グローバーの残念だけど憎めないキャラクターや子役や親達にキアヌ・リーブスも良かったです。
実話を元に作られた話らしいですが歪んだ友情やワルぶる関係に無関心さや死についての現実味の無さなんかが変な現実感と共に見れる変わった味わいのある映画です。
音楽も良かったですね。




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「インサイド・マン 原子力潜水艦の標的」

2021年12月19日 | 映画
デニス ・ホッパー出演という事で見た映画「インサイド・マン 原子力潜水艦の標的」でしたが、まぁまぁでした。潜水艦ものかと最初は思ったけれど地上でのスパイ物語でした。つまらなくは無いけどちょっと全貌が掴みにくく傍観するような見方になりました。デニス ・ホッパーの出番はそんなには無かったし特別印象に残る芝居も無かったかな。80年代のスパイもので色々とテクノロジーが古いのが逆に新鮮というか面白味を感じたりしました。デカいフロッピーディスクとかね。案外真面目に作られた作品でしたが今日見たソフトは画質酷いメーカーのものでVHSソフトに字幕を付けて販売してる感じでした。4:3のスタンダードサイズで画質はこのメーカーにしてはまぁまぁ普通だったかな。
まだまだデニス ・ホッパー出演の知らない映画は色々ありそうですがちょいちょい見てゆきたいと思ってます。




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「トワイライト・ゾーン シーズン2」

2021年12月17日 | 映画
「トワイライト・ゾーン」の新しいテレビシリーズのシーズン2の第1話「声」を5.1ch 大画面で鑑賞。
40分の女子高生のいじめや友人関係の悩みをテーマにした物語でした。
まぁまぁ面白くどうなるのか?と見れましたが何かイマイチ感も残るものでした。撮影のトーンや音響効果は良かったけど驚きや感動みたいなものが無かった印象。昔の白黒時代の映画の方がオチが効いてたり印象に残る作品が多かった気がします。
高所にいる場面の高所のゾクゾク感は感じれたしラストのオチのCGは良く出来てました。他のエピソードで面白いものがあると良いな。




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