どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「エルヴィス・オン・ステージ」

2023年02月28日 | 映画
母が好きだったエルヴィス・プレスリーのライブ映画「エルヴィス・オン・ステージ」を鑑賞。1970年の作品。
彼についての伝記映画はいくつか見た事はありましたが本人の実際のライブ映画をちゃんと見るのは初かもしれません。
甘い歌声が良いと聞いていたが、それが良く分かるものがありました。
エンターティナーと呼ぶのに相応しい立派なライブでした。リハーサルの映像から実際のライブまでしっかり密着されていて愉快な人柄や楽しくやろうと努める真剣な姿が見れました。編集もとても良かった。
沢山の曲が聴けてどれもとても良かった。
知ってる曲も知らない曲も似た曲は知ってたけど何か違う曲も。歌と踊り、そして歌いながらのファンとのキスの連続が印象的。曲によってはキスしてばかりで歌は半分ぐらいしか歌えてなかったですね。
衣装が宇宙戦艦ヤマトに出てくる人みたいなデザインのものがあり、衣装の元ネタはプレスリーだったのか!と気付かされました。歌も踊りも衣装も後の文化に影響を与えているんだなと思いました。
もう一本今作から数年後のライブ映画もあるようなので見てみたいと思いました。






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「サスペリア」

2023年02月28日 | 映画
久々に5.1ch 大画面にて大好きな映画「サスペリア」を鑑賞。ゴブリンの生演奏付き上映で見たりもしたので今回、音楽が思ってたより小さいと感じたりする箇所もあったけど美しい原色照明に美術なんかと共に堪能出来ました。闇に光る眼とかコウモリは今見るとチープに見えたりもしましたがカメラワークとか構図とか素敵映像が沢山ある映画です。好きな場面は何回も見てるからよく覚えてるけどあまり何度も見てはいなかったウド・キアの出てる場面は会話の内容も興味深く見直せました。
音楽と音と映像で魅せる恐怖映画ですね。
物語の伏線や回収がちゃんとある映画ですが何かよく分からない部分もある映画です。リメイク版は更によく分からない映画でした。






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「デモニック」

2023年02月26日 | 映画
ニール・ブロムカンプ監督の映画「デモニック」を鑑賞。悪魔や仮想現実の世界とか内容や設定に信憑性が感じられず展開も先が読めてイマイチ面白味が無く集中力が続かず傍観するような見方となってしまいました。最後まで見ても全体的にイマイチだった印象です。仮想現実の世界の映像がゲーム画面みたいでしたね。あの映像を使って何か出来ないかと考えたような映画だったようにも思いました。
主演の女優さんの芝居はなかなか良かったけどやっぱり話の内容が面白く無かったな。






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「アンテベラム」

2023年02月26日 | 映画
劇場で予告編を見て少し気になっていたホラー映画「アンテベラム」を鑑賞。
詳しい内容知らずに見ましたが人種差別や数年前のアメリカでも問題になっていたトランプ政権後期の黒人と白人の分断等についても考えさせられる内容でした。
過去と現在が描かれた超自然的な霊的なホラー物語だと思って見ていたのですが後半で意外な展開を見せます。
内容は重く見ていて辛いものがありました。だけど撮影は美しく風景が綺麗だった。暗い内容とのギャップがより悲惨さを際立たせていたと思います。
現代の太った黒人女性のキャラクターがなんだかウザかったですね。






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「エンパイア・オブ・ライト」

2023年02月25日 | 映画
レイトショーで「エンパイア・オブ・ライト」を鑑賞。全く知らなかった映画でしたが映画館と映写技師の物語?みたいな感想を少し読んで興味を持ち見たくなったのでした。映写技師の物語ではありませんでしたが映画館で働く人々の物語でした。昔映画館でバイトしていたので、その時の事とかも思い出したりしながら見れました。
何気に面白い出来事とか色々ありました。
映画は80年代のイギリスのエンパイアという劇場が舞台となっていました。実在する劇場なのかな?海のすぐ近くの素敵な劇場でした。そんな劇場での何気無くも過ぎゆく時間が淡々と描かれつつ心に闇を持つような背景や出来事が描かれていました。
撮影がとても落ち着いた美しさがあり音楽も沁みるような良さがありました。
ちょっと物語的には面白味には欠けた展開でしたが久しぶりにじっくりとまったりと映画を堪能するような時間を色々と考えさせられながら見れました。
どういう内容の映画なのか全貌がなかなか見えてきませんでしたが後半に突然ショッキングな展開を見せます。
人種問題やセクハラ問題が描かれた弱者の生き様と希望と再生の物語でした。
貸切で深夜に上映をする映写技師と観客の場面は何だか感動的で涙が溢れてしまいました。
綺麗で美しい場面の多い印象深い地味に沁みる映画でした。






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「ハウス・オブ・グッチ」

2023年02月24日 | 映画
リドリー・スコット監督の映画「ハウス・オブ・グッチ」を鑑賞。有名ブランドのグッチの家族の実話を元にした物語でした。正直グッチなんて高級品には興味も無かったので見ててもそんなに面白いとも思えないまま何となくズルズルと見てた感じでしたがキャストが豪華で芝居も見応えありました。そんな家族のいがみ合いとか見せられてもどうなの?って感じもしましたがレディ・ガガとアル・パチーノの存在感やいくつかの場面で考えさせられる面もあったりして、どうなるのかな?と見れました。何も知らないので結末も安易なものかと思っていたのですが驚きの展開が待っておりました。最後まで見て凄い話だったなぁと感じました。現在のグッチって会社はグッチ家の人間は1人も関係していないという事が知れました。その理由のひとつが恐ろしい事件があったのだという事も。






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「グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告」

2023年02月23日 | 映画
ロバート・デ・ニーロ主演のファミリー・コメディ映画「グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告」を鑑賞。
自分の部屋を取られた孫とおじいちゃんが戦争するという物語ですが取って付けたような内容で何でよ?みたいな感じで最終的には実際の戦争も一度始まってしまったら終わり所が難しいというような少し真面目に考えさせられるものもありました。だけど全体的には都合の良いアホみたいな内容の軽い映画でした。
そんな映画にデ・ニーロやクリストファー・ウォーケンやユマ・サーマンという豪華過ぎるキャスティングが揃っています。この内容の何処に惹かれて皆出演する事になったのでしょうね?
映画が終わった後に長い現場の風景やNG集が付いてましたが楽しそうな撮影風景でそんな遊ぶような童心に戻って…な所が魅力だったんでしょうね。






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「バーニング」

2023年02月22日 | 映画
昔ゴールデン洋画劇場で見て凄く印象に残っていたホラー映画「バーニング」ですが長らくソフト化されず見直したいけど、見れずな状態が長くありました。ブルーレイが発売されて早速買って日本語吹替で見直したのですがそれきりでした。久しぶりにブルーレイ出しの字幕版で大画面にて鑑賞。
覚えている場面が多いんだけど忘れていた場面もいくつかあって面白く見直せました。全体的には「13日の金曜日」の二番煎じっぽい感じもするのですが巨大なハサミで人を襲うインパクトと迫る不気味な音楽と効果音が実に恐怖心を盛り上げる映画でした。サントラも持ってますが音楽がやはり素晴らしいですね。
トム・サヴィーニによる特殊メイク効果もインパクトがありますが案外短くてじっくりと見せるようなものは無かった。
だけど殺人場面の構図や見せ方のセンスが光るものがありました。
「ピアノレッスン」の女優ホリー・ハンターが出ていますが知ってても注意しないと分からない感じでしたね。
今見てもオチも知ってるし怖いとは思えないんだけど80年代のまだホラー映画が苦手だった頃には怖がりながら見れた思い出深い映画です。






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「タイタニック 3D」

2023年02月21日 | 映画
混んでたけどもうすぐ上映終わっちゃうというのと姪っ子が今日見てきて凄く良かった!と言ってきたので「タイタニック」の25周年3Dリマスター版をレイトショーにて鑑賞。また劇場のスピーカーの左に歪みが出てました。直す気あるのかな?
映画は昔の公開時に2回も劇場で見たものでしたが見直すのは久しぶりだったので集中して見れました。だけど初めて見た時のようなドキドキや感動というものまでは感じれずでした。昔はイルカジャンプの場面で感動して涙したものですが…。
今回3Dで初めて見れたのですが変換3Dの割に結構3D感は出ていてなかなか見応えありました。動きの早い場面は見辛かったけど水や飛沫とか船体とか顔とか立体感も楽しめた。ただ沈没が本格化し始めた所で3D眼鏡の棒部分が壊れて手でずっと押さえながらの鑑賞となったのは辛かった。
ちょっと確認作業的な見方になってしまい物語に深く入り込め無かった感はありましたが大スクリーンで見れたのはやっぱり良かった。細かい所までよく見れた。逆にフォーカスの甘いカットとかが気になったりもしちゃったけど。3Dで字幕を追うのもちょっとしんどいですね。
25年前の映画とは思えない程の良く出来た映画だと改めて感じさせられました。







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「7500」

2023年02月20日 | 映画
清水崇監督がアメリカで撮った映画「7500」を日本語吹替版にて鑑賞。
飛行機の中で展開するホラー映画で幽霊なのか呪いなのか謎の不可解な出来事がジワジワと起こる内容で「ザ・フォッグ」みたいな霧が人を襲うような場面もありました。80分という尺の短い映画なんですが、なかなか何か起きそうで起きなかったりで飽きの来る感じが多くて定番なホラーパターンばかりでノレない感じがありました。オチもここでは書かないけど新しさはあまり無かった。悪くは無かったけれど。
そこで終わっても良かったのに更にどうでも良い追加のオチも付いてました。
飛行機の中で見たら嫌な感じになりそうな映画でした。






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「セッション」

2023年02月18日 | 映画
「ラ・ラ・ランド」の監督の気になっていた評判の良い映画「セッション」をようやく鑑賞。この監督の映画は凄く評論家受けして賞とか沢山獲ったりしてますが、たしかに良いんだけど何か僕にはグッと来るものは少ないというかズレみたいなものもあって現在公開中の新作も興味はあるけどどうかな?って感じです。
「セッション」もたしかに良く出来てはいたけど教師も生徒もどっちもクソというか感情移入しにくくて醒めた視点で眺めるような感じになり描き方が極端過ぎて都合の良い展開が映画的過ぎというか面白くはあるけど真実味が感じられないものもありました。新しい視点の面白さはありましたが独りよがりというか自己中心的なキャラクターの言動に行動は見ていて気持ちの良いものではありませんでした。






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「Mr.BOO! インベーダー作戦」

2023年02月17日 | 映画
中学生の時に大好きだった映画「Mr.BOO! インベーダー作戦」を久しぶりに大画面にて日本語吹替版で鑑賞。忘れてたけどスクリーンのサイズってシネスコだったんですね。随分と久々だったんだけど昔何度も見たから台詞とか面白場面は覚えておりました。何度見ても好きな場面は糊が引っ付いて取れない所にインベーダーの衣装のダンス場面です。後に色々な映画を見てきてギャグの元ネタは昔のサイレント映画だったりしてた事は分かりましたが香港映画らしいアクション場面とか当時流行っていたカンフー映画には無い感じの面白さがあった。何よりマイケル・ホイのキャラクターと表情が面白く日本語吹替の声が更に最高なものにしていたと思います。凄く適当な駄洒落とか言い回しが楽しい。
懐かしくも楽しめました。



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「チェルノブイリ1986」

2023年02月16日 | 映画
チェルノブイリ原発の事故を描いたロシア映画「チェルノブイリ1986」を鑑賞。
HBO制作のドラマ・シリーズ「チェルノブイリ」が凄く見応えがあったので今作はどうかな?と期待しましたが内容的にはやはりロシア制作という事で色々とオブラートに包まれたような感じがして少々リアリティに欠けた印象の英雄物語になっていたように思えました。悲劇的な物語ですが恋愛物語と英雄物語として仕上がってます。
実際はもっと酷くて辛いものが沢山あったんだと思います。
生き残っても後に病気等で苦しんだり。
だけど自分の命を犠牲にしてでも多くの命を救う為に活動された英雄的な人はいて、そのおかげで被害が更に拡大するのを防げたという事実はしっかり伝えていかなければいけないと思います。そんな方々に捧げられた映画でロシアで大ヒットしたようです。






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「ダンス・オブ・ザ・デッド」

2023年02月16日 | 映画
最近トビー・フーパー監督の映画を連続して見ていて昔、字幕無しでは見たけどDVDでは持って無かった「ダンス・オブ・ザ・デッド」を久しぶりに見たくなってヤフオクでポチッと衝動買いしちゃいました。
本日届いて早速鑑賞。女優が美人だったのと編集が激しくてオッパイ沢山のドラッグ・ロックな若さを感じる映画だったのを覚えていましたが、やはりそんな映画でした。年配になっての監督作ですが感覚がやっぱり若々しいというか尖ってましたね。イメージ映像みたいな流れですがドラマ的にも最終的にはしっかりしたものがあり背景を想像して理解出来ました。
字幕無し状態で見た時にも大筋は理解出来てましたが今回字幕付きで見直せてより理解出来ました。
人を襲わないゾンビ状態の女を電気ショックでピクピクさせて見せ物にするというショーをダンス・オブ・ザ・デッドと呼ぶようです。
その司会者をロバート・イングランドが相変わらずの弾けた芝居で演じておりました。
今作には退廃した町の露店での美術としてさりげなく小さめの子供の?骸骨がやっぱり登場しておりました。
DVDの特典映像としてフーパー監督のインタビューが収録されていてこれまでの監督作や今作について語る内容で興味深い話が色々と聞けました。




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「悪魔のいけにえ2」

2023年02月14日 | 映画
ここ数日トビー・フーパー監督の映画を見てますが大好きな映画「悪魔のいけにえ2」を大画面で久しぶりに鑑賞。
大画面で見ると気付く所もあったりして面白く見直せました。デニス ・ホッパーのスタント吹替の人に変わってたりに気が付いたり、弁護士だったという人が奥でグリルされてる描写に気が付いたり。
クレイジー過ぎてもはや笑える場面が沢山ありました。今回はレザー・フェイスの求愛がより切なくも良く感じた。何気に優しさも感じられたりも。
最後のサバイバーの叫びと直後のチェーンソー・ダンスが最高で大満足の締め括りでした。
全ての登場人物のキャラクターが超個性的で皆素晴らしい。




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