どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ハドソン川の奇跡」

2016年09月29日 | 映画
風邪も随分と良くなってきたのでレイトショーでイーストウッド監督の新作映画「ハドソン川の奇跡」を観に行きました。
実話を元にした映画です。実際のニュースは当時見て知ってたのですが殆ど忘れていました。
あまり内容については知らないまま見れたのですが似た内容の「フライト」って映画を見た事があったので同じような展開になってゆくのか?と想像しながらの鑑賞となりました。時間軸が前後する展開で徐々に全貌が明らかになってゆきます。
ぐいぐいと自然な流れの中で物語は進み登場人物の感情にも状況にも入り込む事が出来ました。
事故が起きた後の素早い救助の対応や連携の素晴らしさに感動させられる所もあった。映画でも語られますが機長1人の力で無く沢山の人の協力と臨機応変な対応のおかげで全員が無事に救出された事故だったんだと分かりました。
映画の最後の台詞がユーモアがあり温かい気持ちで見終える事が出来て凄く良かったです。その後のエンドクレジットで実際の映像や人々も見れて温かい気持ちのまま見れました。そこに流れる音楽も良い感じ。
凄く感動するとか涙するとかいう映画ではないが一本の映画としての満足度の大きい素晴らしい映画だったと思います。


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「アデルの恋の物語」

2016年09月28日 | 映画
DVDでトリュフォーの映画「アデルの恋の物語」を久しぶりに鑑賞。
実話を元にした1人の男を愛し続けた哀れで悲しい物語。もはやストーカーのようにもなり恐ろしい面もあり狂気に走ってゆきますがイザベル・アジャーニ演じるアデルの儚い佇まいに何とも言えない哀しみと切なさも感じられました。
随分と昔に見てからこの映画はとても心に残っていて恋の映画として凄く好きな一本でした。
手紙を書くシーンが印象的だったのですが記憶にあった表情と独白と文面のミックスされた場面というのは無かった。「恋のエチュード」の場面と混ざって記憶されてたみたいです。だけど手紙書く場面は良かったです。
ラスト近くの放心状態で彷徨う場面が哀しくもあり、やっと開放されたような感じも少しあったりで複雑な気持ちで見れます。
ラストに恋人を追って旅立つという回想場面の希望も感じる一途な表情で映画は終わります。結末を知っているのでそれが色々な気持ちにさせられます。


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「サバイバル・オブ・ザ・デッド」

2016年09月27日 | 映画
海外盤のブルーレイを500円で入手たロメロ監督のゾンビ映画「サバイバル・オブ・ザ・デッド」を鑑賞。劇場に期待して観に行ったがまぁまぁだった記憶がありDVD等も買わずにいたので久しぶりの鑑賞。日本語字幕無しで見たのですが結構台詞の多い映画で意味を理解しづらくて話に入っていきにくかった。これはちゃんと字幕付きのソフトを買った方が良かったかな。
だけど大体の筋は覚えていた。ゾンビとの共存や習性についてや人間性についてのドラマでユニークな視点もあったりします。
ブルーレイで画質くっきり。綺麗過ぎてリアルさが逆に感じにくい感じも。映画は普通に楽しめるけどロメロのゾンビ映画の中では1番物足りなさも感じちゃう映画でもありました。台詞がちゃんと理解出来ればもっと興味深い所もあったとは思いますが…。
特典映像は満載で撮影風景とか興味深く見れました。和気藹々としてますがチームワーク良くしっかりした現場だったように感じました。


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「テラービジョン」

2016年09月26日 | 映画
ビデオのパッケージは昔から知ってだけど見た事が無かった80年代のエンパイア・ピクチャーの映画「テラービジョン」を鑑賞。
お話がヘンテコで無茶苦茶な内容です。目玉デカくグロい造形のモンスターが登場して人を喰ったり溶かしたりもしてくれて見せ場もなかなか派手で特殊メイクも楽しい映画。
ホラー映画というよりコメディ要素の強い作品で出ているゲリット・グラハムの大げさで笑える顔芸とかぶっとんだ展開にワーワーキャーキャーやってる面白さのある憎めない映画です。
マトモな登場人物は1人もいないのが良いですね。そんな連中が1人もいなくなってしまいおしまいです。〔笑〕


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風邪ひいた。

2016年09月25日 | ノンジャンル
クシャミ鼻水に喉のイガイガ
風邪ひいちゃったみたいだ。

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「大脱獄」

2016年09月24日 | 映画
テレビ録画していた映画「大脱獄」を鑑賞。劇場に観に行った映画ですが期待以下だった記憶が残っている。久しぶりに見直しましたが評価はあまり変わらずまぁまぁな感じの映画でした。
スタローンの刑務所映画では先日みた「ロックアップ」の方が個人的には好きです。
スタローンとシュワちゃん共演っていうのがこの映画の見所です。
テレビで御飯食べながらボケ~っと見るには丁度良い娯楽映画にはなってます。最後にオチもついてるし楽しめます。
ただ設定やら美術デザインやらCGやらがなんかイマイチな面が目立ったように僕には思えました。


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「ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場」

2016年09月23日 | 映画
テレビ録画していた映画「ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場」を鑑賞。公開時に試写会で見た映画です。大阪の千日前国際劇場で見たのをよく覚えています。
だけどこの映画アメリカ軍万歳!な感じの軍隊映画で内容的に単純過ぎてあまり好きではなかった。イーストウッド監督のこの頃の映画はみな最後はこんな感じだった気がする。
最近のイーストウッド監督の映画は内容も深く視点も良くて善悪を単純にしたり戦争を美化してない所なんかが素晴らしいのでこの頃の映画とは変わったなぁ~という印象です。
この映画は娯楽作品としては良く出来てて楽しめる映画です。
だけど内容的にはあまり好きにはなれない懐かしの映画でした。


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「ABCs Of Death 2」

2016年09月22日 | 映画
輸入盤ブルーレイが安かったので衝動買いした映画「ABCs Of Death 2」を鑑賞。前作は劇場で見た。
A~Zまでの死にまつわる短編映画のオムニバス作品です。
各話短いので見やすいが次から次へと連続して死を見せられると結構ぐったりともしちゃいました。
ブラックなユーモアのある死に様は笑える面もあって楽しめた。狂った意味不明の面白さのあるものやアニメの何だか分からないけど凄い世界観のや、とにかくグロい悲惨なものとかバラエティに富んだ死に様が沢山見れました。
それぞれの創意工夫が刺激になります。十分楽しめたものや中途半端に感じたのやもっと先が見たくなるものとか色々ありましたが全部見終えて印象に残ってるのは少なかったかも。あっという間だった感じなのでもう一度見直してみるのも良さそうです。日本語字幕が無いので台詞理解出来てないのもあるけど台詞分からなくても十分理解出来るものが多かったのでまぁ良し。
特典映像のメイキング映像もいくつか見てみる。なかなか興味深い。また今度じっくり見たいと思います。


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「トリュフォーの思春期」

2016年09月21日 | 映画
DVDで前から気になってた映画「トリュフォーの思春期」を初鑑賞。
スケッチ的に沢山の子供達の自然で生き生きした姿が収められてました。大きな話の起承転結のあるドラマでは無く日常を綴ったような感じで進むのですが不思議な魅力があって飽きずに見れました。
後半は話もうまくまとまってゆきしっかりと完結した映画に仕上がってました。
子供心が分かる面白い映画で何とも憎めない作品。子供達の自然な姿が1番の魅力で見所です。


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「ロックアップ」

2016年09月20日 | 映画
VHSは持ってたんだけどブルーレイで買い直してしまった懐かしのスタローン映画「ロックアップ」を鑑賞。
刑務所所長の酷い嫌がらせに負けず耐えるスタローンの役に感情移入出来て熱い気持ちになれる映画で脱獄ものとしても見応えあります。
ビル・コンティによる音楽も良くて染みました最後の主題歌もなんだか懐かしい。
初めて高画質のワイドスクリーンで見れました。
久しぶりに見て印象的で好きだったのは強面の黒人看守を演じるジョン・エイモス。存在感ありで最後の微妙な笑顔がホッとさせられました。
見始めたら一気に見れちゃう熱いスタローン娯楽映画でした。


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「レッドブル」

2016年09月20日 | 映画
ブルーレイで映画「レッドブル」を鑑賞。今回は日本語吹替版で見ました。
昔、劇場で見たシュワちゃん主演のアクション映画で仏頂面のロシア人役がちょっとユーモアもあったりして面白い。シュワちゃん人気が盛り上がっていた頃の映画で筋肉も凄かったなぁ。
全体的には「コマンドー」に似た感じだがジェームズ・ベルーシ演じるアメリカ人の刑事とのやり取りが見応えある作品でした。監督はウォルター・ヒルで男の友情とかが良い感じで描かれてます。見せ場で覚えているのはバスでのカーチェイスですね。
ジェームズ・ベルーシの走り方も印象的だったね。
音楽はジェームズ・ホナーで曲調とかやっぱり「コマンドー」を連想させられました。
久しぶりに見ましたが楽しく見れました。


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「ラスト・マン・スタンディング」

2016年09月20日 | 映画
ブルーレイで映画「ラスト・マン・スタンディング」を鑑賞。
この映画はたしか日曜洋画劇場の淀川長治の解説で見れた最後の放送だった記憶がある。映画そのものよりその印象が強い。話は黒澤明の「用心棒」を禁酒法時代のギャングものにしたリメイクといった感じ。
久しぶりに見ましたがブルーレイだと画質も良く撮影や照明の良さが光る映像的に素敵な映画でした。
だけど話は知ってるし大きな驚きは無い。前に見た時にも感じたけど途中で誰が敵側とか対立してるのかがごっちゃになって分かりにくい所があって気持ちよくスッキリ見れない感じもありました。
ライ・クーダーによる音楽と銃撃シーンの音響が見応えありでウォルター・ヒル監督らしいダサ格好良い男臭い映画でした。
ブルース・ウィリスとクリストファー・ウォーケンの存在感が良い感じですね。


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「BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」

2016年09月19日 | 映画
レイトショーでスピルバーグの久々のファンタジー系映画「BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」を鑑賞。
予備知識は殆ど入れずに見れました。流れるようなテンポで美し過ぎる映像世界に入ってゆけました。
「E.T.」のような感動物語を期待してましたが絵本のような映画でユーモア溢れるちょっとヘンテコで可笑しな温かい物語でした。
映画本編では良かったけれど感動とまでは行かなかったが映画が終わってからのエンドロールでFor Our Melissa(僕たちのメリッサへ…)
とのテロップが出た時に何故か涙が溢れました。僕たちの…っていうのが良かった。メリッサ・マシスンはこの映画の脚本家で「E.T.」も彼女が書いてました。久しぶりに名前を見たのですがこの作品を最後に亡くなってしまったようですね。最後にまた温かい映画をありがとう!
映画は映像が美しかったけどCGっぽさが気になるものでもありました。カメラワークとか凄くて映像化するにあたって考える事とか技術的にも複雑でよくこんな映像が普通に見せられるなぁと感心しちゃいもしました。ちょっとゲームみたいでやり過ぎ感も感じたけどね。
映画に出てくる緑のジュース見てたらなんか炭酸飲料が飲みたくなりました。緑の逆炭酸ジュースのくだりはくだらなくて楽しい好きな場面でした。
それと最初の方に出てきた猫ちゃんが可愛かった!


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「Return Of The Evil Dead」

2016年09月19日 | 映画
ジャケットのイラストが自分の映画のDVD「世にも奇々怪々な物語」と似てるって事で衝動買いしちゃった海外盤DVDで映画「Return Of The Evil Dead」を鑑賞。英語版とスペイン語版と2つ収録されてたが長い方のスペイン語版で英語字幕を付けて見ました。言葉は分からないし英語字幕も消えるの早いし殆ど台詞は理解出来ないで見てたけど映像だけ見てても大体の内容は理解は出来ました。中世の騎士団の死体が蘇り村を襲うというか復讐に来るというもの馬もまたゾンビ馬というか死から蘇ったものというのが新鮮。言葉を発しないゾンビのようなのそのそと襲ってくる姿は不気味でありちょっと格好いい。
途中結構ダレる展開もありますが所々で当時にしては手の込んだ残酷描写があったりします。腕や首が切り落とされたり心臓を取り出したり。なかなか見応えありました。
お話自体は「ザ・フォッグ」にそっくりな怪奇物語でした。結末はあっけないけどそこが一晩の物語として夢物語のようでもあり個人的には好きではあった。
この映画は日本では「エル・ゾンビ2」として知られているようです。
シリーズもので4作品あるのだとか。いきなり2から見てしまったが特に問題は無さそう。2が1番見やすく面白い映画だとの噂です。


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「マドンナのスーザンを探して」

2016年09月18日 | 映画
DVDで映画「マドンナのスーザンを探して」を鑑賞。人気絶頂だったマドンナの初映画出演作。飛び抜けた面白さというものは感じられなかったけれど80年代の当時の雰囲気を思い出せる何とも憎めない娯楽作でした。若きマドンナとロザンナ・アークエットの魅力とファッションが光ってます。
マドンナの映画では「フーズ・ザット・ガール」の方が弾けててなんか好きだけどこの作品でのフレッシュさも悪くないですね。
話の内容もなかなか良く出来てて飽きずに見れました。



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