どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「サプライズ」

2021年09月26日 | 映画
映画「サプライズ」を鑑賞。バーバラ・クランプトンが出てて歳取っても綺麗でした。何かの紹介番組で彼女が出てるホラー映画の新作があるという事で興味を持っていたのがこの映画だった事が判明。そして監督は今作から10年後に大作「ゴジラvsコング」を撮ったアダム・ウィンガードでした。
久々に見る残酷で救いの無い展開が連続する強烈で衝撃的なホラー映画でした。娘がワイヤーで首を切ってしまう流れの展開は最悪かつ恐ろしくショッキングでした。その後、次々と酷い展開に突き進んでゆきます。途中からは反撃する流れにもなったりで前半とは違った緊張感と部分的に爽快感と吹っ切れた可笑しさみたいなものもあって面白くも見れました。話の筋は無茶というか都合良すぎというかアホみたいな面もありましたが演出の力でどうなるんだろう?と集中して見れました。
先読みしたりしつつも裏切りやドンデン返しなんかもあり面白く見れる斬新なホラー映画でした。




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「MINAMATA -ミナマタ-」

2021年09月25日 | 映画
ジョニー・デップ主演の映画「MINAMATA -ミナマタ-」を鑑賞。
水俣病の事は昔学校で習ったりして知ってはいたが凄く昔の事だと思ってました。思ってたよりは最近の事だった事に驚きました。そして未だに解決していない部分もあったとは!日本の出来事なのに良く知らずにいた事を反省です。
こういう映画を日本の映画で無く海外の映画で気付かされるっていうのが何だか…ですね。日本映画では作れ無かったのか?とね。
実話を元にした映画です。知らなかった事が知れて興味深く集中して見れました。写真家の事も知らなかったのですが写真は見た事があったかもしれません。実在の人物の事を後で調べたのですがジョニー・デップは風貌がそっくりでしたね。高度経済成長期に安全対策より利益を優先して隠蔽していた会社や国の事実を突き付ける考えさせられる内容で今も色々と少なからず似た状況が世界中でも起こっているという可能性なんかも示されてました。
時代性を感じるものもありましたが真実の追求と示し方の大切さも感じれました。


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「隠し砦の三悪人」

2021年09月25日 | 映画
午前10時の映画祭で久々に黒澤映画をスクリーンで。「隠し砦の三悪人」を4Kリマスター版で初鑑賞。シネマスコープの白黒映画で映像も綺麗で見応えありました。物語とか知らずに見始めましたがズルズルと惹き込まれキャラクターの魅力や憎め無さみたいなものと分かりやすい流れで面白く見れました。噂には聞いていましたが「スターウォーズ」がこの映画の影響が強いとの事でしたが、なるほど似た面がいっぱいありましたね。寝不足だったのもあり中盤で少し睡魔に襲われちゃいましたが話の流れが分からなくなったりはしませんでした。三船敏郎とお姫様も良かったけど農民の凸凹コンビが実に良い味出してて良かったです。C3POとR2D2の元ネタですかね。笑えたし人間味が出てました。最後の展開は高揚感もあり清々しい気持ちで見終えれる見事な娯楽作でした。
群衆場面とか決闘場面とか踊りの場面とか映像的にも凄く良かったです。




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「妖怪大戦争」

2021年09月24日 | 映画
昔の大映映画「妖怪大戦争」を鑑賞。
子供の頃に一度見てたと思うが凄く久しぶり。とても楽しくも憎めない妖怪が大活躍する怪しげだけど何か心温まる映画だったように思います。
妖怪達の見た目も様々で印象に残る日本ならではのキャラクターが沢山登場します。妖怪達が日本を守る為に頑張る姿に好感が持てる内容でした。
特撮も味のあるもので古い作品だけど雰囲気満点で良く出来てました。
見えない存在だけど妖怪のような庶民的な神々が日本にはいて影ながら見守ってくれていると思うと何だか素敵ですね。




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「ナインイレブン 運命を分けた日」

2021年09月22日 | 映画
9.11のいくつかの実話を元にした舞台劇の映画化作品「ナインイレブン 運命を分けた日」を鑑賞。同時多発テロでWTCビルのエレベーターに閉じ込められた人達を描いたほぼ密室劇でしたが実際の結果を知っているので、どうなっていくのだろう?と緊張感を持って見れました。助かって欲しいという感情で人間ドラマをじっくりと見れました。実際はもっと壮絶だったんだろうと思いますが元が舞台劇という事もあり出来過ぎた展開や台詞が多かったかな。だけど沢山の有名俳優が真摯に題材と向き合って芝居しているのがとても良かった。主役のチャーリー・シーンは製作総指揮も兼ねていたようです。友人を亡くしたそうで強い想いがあったと思われます。
良い話のドラマとして纏ってはいますが結末は悲しいものがあります。
途中で当時のテレビ放送の映像が流れてリアルタイムで見ていた時間の流れや情報の交錯した何かとんでもない事が次々に起こる衝撃というか絶望感というか悲しみと恐怖と呆然としてしまうような複雑な心境を思い出しました。
ジャクリーン・ビセットも出演していて久しぶりに姿を見れました。歳をとっても美しさがありました。




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「クジョー」

2021年09月21日 | 映画
コロナワクチンの副作用で頭痛がする中、流し見るように映画「クジョー」を鑑賞。初めてテレビ放送で見た時も熱っぽい中見た記憶があります。
見始めるとズルズルと最後まで見れちゃうシンプルだけど力強い物語と映像と芝居で見せてくれる映画です。
音楽も絶妙で犬のクジョーも良い演技です。結末は知っていてもちょっとした出来事のタイミングのズレが最悪の方向に向かってゆき止まらないどうする事も出来ない状況への流れに引き込まれ見てしまうものがありますね。
ディー・ウォーレスのお母さん演技がとても良い。




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「イン・ドリームス 殺意の森」

2021年09月21日 | 映画
DVDで昔見た筈だけど全く覚えて無かったスリラー映画「イン・ドリームス 殺意の森」を鑑賞。監督はニール・ジョーダンでした。幻想的で美しい夢のような水中場面とかイメージカットのある撮影の良さが光る作品でしたが夢と現実がごっちゃになって現実的に感じれない変な感覚もありました。それが淡々と現実となり進んでゆくのですが結構内容的にキツい展開でした。予知夢を見る主人公をアネット・ベニングが演じていますが迫真の演技がヒステリックで恐ろしいものがありました。最終的に主人公にとって最悪の結末が待っていて何かスッキリしないものが残りました。ロバート・ダウニーJr.が存在感のある恐ろしい役として登場しますが唐突過ぎて演技は良いけど何なんだコイツは?みたいな印象もありました。
普通に緊張感を持って面白くは見れたけど心情的に理解しにくい部分もあり暫くすると内容も忘れてしまうと思います。


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「ラウラ・アントレッリの青い欲望」

2021年09月20日 | 映画
「ラウラ・アントレッリの青い欲望」を鑑賞。結婚したら兄妹だったという事が判明して互いに手を出せなくなって悶々とするという内容のセックス・コメディ映画でした。今作では男では無く女の方が性の欲求に苦悶するというのがこの手の映画では少し珍しい?
美術や撮影もしっかりしていてヌード場面は少なめですがラウラ・アントレッリのセクシーで美しい姿が見れます。大袈裟に驚いたりする表情は可愛らしくもありました。
なんやかんやと展開して最終的に兄妹だったというのは間違いだったと判明してめでたしめでたしのハッピーエンドを迎えるイタリアらしい明るいエロティック・コメディでした。


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「コンティジョン」

2021年09月20日 | 映画
コロナのワクチン2回目を接種してから久しぶりにパンデミックの恐怖を描いた映画「コンティジョン」を鑑賞。
今のコロナ禍を予言したような内容ですが10年前の作品です。見ていて恐ろしくなるものがあり映画でなく現実としての実感と共に見れました。今作のワクチンは注射じゃなくて鼻から吸引タイプでしたね。なんか見てたら副反応か頭が痛くもなってきました。
映画でもワクチン射つか射たないとかネットでデマか真実か分からない情報が交錯したりリアルでしたね。
映画では暴動とかも起こってましたが日本では暴動にまではならないのは救いですかね。
元のマスク無しで大勢で集まって酒飲んでワイワイ楽しく出来るようになるのはいつになるのだろうか?早くそんな日常だった日々が戻って欲しい。
だけど、そう簡単には戻らないだろうなぁ。




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「ゴジラ対ヘドラ」

2021年09月19日 | 映画
「ゴジラ対ヘドラ」を鑑賞。時代を感じる作品でアニメやサイケな世代の音楽やらちょっと変わった作風が面白い子供向けながら何気に社会派な一面もある興味深い映画でした。ゴジラも猫っぽい部分もあり好きなタイプのものでした。完全に人間の味方のようなゴジラでした。公害のヘドロから生まれたようなヘドラも変身したりなかなか強かったですね。デザインも良かった。赤い目が印象的でした。特撮もなかなか見応えあって尺も短くて楽しめました。昭和の風景なんかもちょっと懐かしくも良かったです。
今作でゴジラはなんと空を飛びます。




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「幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形」

2021年09月19日 | 映画
日本の結構昔のホラー映画「幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形」を鑑賞。
マリオ・バーヴァ監督の映画から影響を受けたような洋館を舞台にしたちょっと洋風な雰囲気もある作品でした。
女幽霊が美しくも恐ろしい独特の魅力がありました。物語展開もジワジワと謎と好奇心と恐怖感を盛り上げてラストに向かって真相が明らかになってゆく面白さで惹き付けられました。
カメラアングルや照明効果なども興味深く見れました。
どこか楳図かずおの漫画っぽい印象も受けました。




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「おまめ映画菜~世界の食卓から~」

2021年09月18日 | 映画
夕張国際映画祭のネット配信で「おまめ映画菜~世界の食卓から~」という食事や食材をテーマにしたオムニバス短編映画集を鑑賞。各話バラエティに富んでいて楽しく見れました。前半は特に面白く見れた印象でした。後から調べると過去にも何作か作られてるようで今作はシリーズ3作目との事。
酒徳監督の映画で気になってたのがあったのですが、それは1作目だったんですね。今作ではうどんをテーマに何が起きるのか分からない間が妙な緊張感と可笑しさのある面白映画で参加されてました。並べる時にアレが一本残ってたけど良いのかな?と謎なルールとか分からないけど細かい所が気になったりもしました。
他にも沢山の作品があって全部は思い出せないけどアニメや音楽ものの作りがしっかりしていて良いものが多かった。短いけど芋虫美味しいよ最高!ってカラスが言うのが記憶に残ってます。色々と作風の違う短編が沢山見れて楽しめました。あまり面白くないのもいくつかあったけど。


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「ザ・ビートルズ Eight Days A Week」

2021年09月18日 | 映画
ロン・ハワード監督によるビートルズのドキュメンタリー映画「ザ・ビートルズ Eight Days A Week」を鑑賞。
貴重な映像盛り沢山で初期の大人気だった頃のツアーの様子が知れました。
他の何かを見てか浅くは知っていた事も多かったけれど当時の観客の人数や熱狂ぶりの凄さは驚きでした。
そんなツアーをハードスケジュールで行っていたんですね。沢山の音楽と共に当時の映像が見れました。
個人的には初期よりも後期のちょっと実験的な要素も加わった音楽が好きです。今作は全盛期の初期から中期のツアーの様子がメインの作りなので後期の音楽はあまり詳しくは紹介されませんでした。ラストは4人での最後の屋上でのライブ映像で締め括られます。
映像もリマスターされたのか綺麗でした。


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「全身犯罪者」

2021年09月18日 | 映画
夕張国際映画祭のネット配信で短編映画「全身犯罪者」を鑑賞。映像もしっかりした作りで普通に見てましたが何か似た顔の役者が多いなぁと途中で思い始めて最終的に確信は出来ないけどコレ全て同じ役者さんが演じているのでは無いか?と思いエンドクレジットを見てやっぱりそうだったという驚きの映画でした。有名な犯罪者達が沢山出てきますが今の若い人達が見たらどれくらい分かるかな?と思ったりもしました。役者さんの熱演は見事で監督も同じ方だと分かりました。
話の内容とかよりも一人で監督・主演して作られた映画っていう点で面白いと思える映画でした。


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「単衣あわせ」

2021年09月18日 | 映画
夕張国際映画祭のネット配信で短編映画「単衣あわせ」を鑑賞。綺麗な撮影でアクの強い作品の多かった映画祭のラインナップからは意外さを感じる程、なんか良い話だった感じ印象ですが見てから何日も経ってから感想書こうとしてる今は記憶も曖昧になってきてます。衣装に惹かれ合うピュアな恋愛物語だったような。
良かった印象はあるけど詳細を思い出せません。


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