どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ブラッド・レッド 復讐の銃弾」「BLOOD RED」

2024年08月31日 | 映画
VHSのジャケットは見た事あったデニス・ホッパーが出てる映画「ブラッド・レッド 復讐の銃弾」の海外盤ブルーレイがなんと100円で売ってたので字幕も無いけど購入。真面目な歴史ドラマっぽくて内容理解出来るかなぁと思いつつ見始めました。
役者陣がなかなか豪華で主役はエリック・ロバーツで実の妹ジュリア・ロバーツが妹役で出てて父親役はジャンカルロ・ジャンニーニでマイケル・マドセンやバート・ヤングも出てました。デニス・ホッパーは金持ちの悪役的な役でした。
細かい台詞の内容までは理解出来ずとも話の筋は分かりやすくて案外普通に面白く最後まで見れました。何より撮影が美しくて衣装や照明も良くて絵になる場面が沢山あって映像見てるだけでも飽きない魅せるものがありました。撮影は日本人のクリタ・トヨミチって方でした。もしかしたら昔CM仕事で関わった方かも。普段はハリウッドで撮影してるっていう方とお話した記憶があります。
音楽も良くてどこかで聞いたような旋律とかも感じてたのですがカーマイン・コッポラでした。
鉄道が開通され始めていた時代に土地を巡っての金持ちと昔ながらの住人との争いと酷い仕打ちと復讐の物語でした。新しめの時代の西部劇っぽい映画です。
デニス・ホッパーは安定の芝居で存在感を出してましたが出番は思ったよりは少なかったかな。英語の発音がいつもと違った感じだったので何処か訛りな発音とかしてたのかも。
とにかく撮影が綺麗だったのでブルーレイで見れて良かった。日本盤はVHS以降はソフト化されていないようです。






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「VORTEX ヴォルテックス」

2024年08月31日 | 映画
映画「VORTEX ヴォルテックス」を劇場で見て以来に鑑賞。劇場では前半少し睡魔に襲われちゃった部分もありちゃんと見直したかったのでした。再度新鮮に見れましたがどうなるのか分かって見ると更に深い味わいあるものもありました。老後の事や親の事とか家族とか生き方について考えさせられます。ユーモラスな部分もあるのですが全体的には深刻な時間が淡々と続きます。案外忘れていた息子との関係性なんかが今回じっくり見直せた印象です。薬の問題とかも重要なテーマでしたね。
画面二分割やフェードアウト等、映画的な技法を上手く使って内容を表現していて見事だと感じました。






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「エンジェル」

2024年08月30日 | 映画
何かポスターは昔見たような気もする映画「エンジェル」のブルーレイを購入して大画面にて初鑑賞。どんな内容なのかとか殆ど知らなかったので新鮮に見れて思ったよりドラマ的にも深みを感じられる部分や街の人々や刑事との関係性とか見応えもあって感情移入出来るキャラクター達が活き活きしていて良かったです。連続殺人鬼の方の性格付けとか動機とかは浅くて何したいのか良く分からない感じでしたがホラー風なサスペンス効果とかもあったりして面白く見る事が出来ました。全体的にはテレビドラマっぽい感じの都合の良い展開ではありましたがハリウッドの当時の街の風景や音楽も魅力的で良かったです。
途中からどうなるんだろう?と引き込まれてゆき最後まで面白く見れました。
結構気に入りました。




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「恋の時給は4ドル44セント」

2024年08月29日 | 映画
前から気になってたジェニファー・コネリー主演の映画「恋の時給は4ドル44セント」をブルーレイで大画面にて初鑑賞。
脚本がジョン・ヒューズって事で楽しみにしていたのですが監督はしていませんでした。だけど全体的にはジョン・ヒューズっぽい作風の映画でした。何といっても今作の魅力はジェニファー・コネリーでした。若く1番ぴちぴちムチムチで美しい姿が見れます。主役の男はお喋りで調子の良い嘘ツキでウザいキャラクターでなんか好きになれない感が強く全体的に面白さにマイナスな印象しか受けませんでした。マイケル・J・フォックスとかアンドリュー・マッカーシーあたりの役者なら憎めなさも出してたりして良かったとも思いますが今作の彼はイマイチ憎めなさみたいな魅力には欠けたな。まぁ境遇や立場の違う若者の互いの悩みを打ち明けあったりという真面目な部分が会話はテンポ悪かったけど良かった部分だったので変に調子こいてる部分はウザかったなぁ。ジェニファー・コネリーは色々と最高なのでジェニファーを愛でる映画でしたね。
他に「ジェニファーの恋愛同盟」「エトワール」って映画があった筈だけどソフトも見つからずで逆に今見たくなってる映画です。
TARGETっていうスーパーはアメリカに実際にあるチェーン店なのかな?TARGET VIDEOっていうインディーズっぽいイギー・ポップのライブビデオのVHSを持ってますがロゴマークとか同じでした。









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「V/H/S ネクストレベル」

2024年08月28日 | 映画
DVDで「V/H/S ネクストレベル」を鑑賞。
原題は「V/H/S2」前作を超える怖さ!とかパッケージに書いてましたが基本的には似たようなものでより映画っぽい物語性とかシナリオちゃんと練っているようなのか多かったかな。ゾンビものとか宇宙人ものとかベタなジャンル系もありました。CGとかも良く出来てるのもありましたが何か偶然写ってしまった実録ビデオっぽさの魅力は減ってたかも。今作で一番個人的に良かったのは最後の子供達がイタズラして弾けてた宇宙人ネタのエピソードかな。「ホーボー・ウィズ・ショットガン」のジェイソン・アイズナー監督作だったようです。
各監督の個性の出たアイデアがそれぞれ面白い作品群でした。
全体的には前作の方が好きかな。






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「V/H/S シンドローム」

2024年08月27日 | 映画
前から存在は知っていたけど見た事無かった「V/H/S」って映画の中古DVDを購入して鑑賞。「V/H/S シンドローム」っていう題名になってました。今や有名となった監督作も含んだオムニバス・ホラー短編集でどんなもんかな?と見始めたのですが最初の方のギョロ目の好きよ!と言ってくる女の異様で最後は驚きの正体が明らかになるエピソードが予想を裏切る展開にちょっぴり切なさもあったりで、とても良くて気に入りました。監督は知らない人でしたが今作の中で1番良くて、その後のエピソードはどれもそれを超えられなかった印象です。それぞれアイデアが面白か
ったり個性が出てはいたんですけどね。
VHSというタイトルの割に映像自体はデジタルで撮った映像をそれっぽく加工しまくってるようなのが多く、それが上手く出来てるものと微妙なのとの差が結構あったように感じました。VHS世代なのでその辺の拘りがありますからねぇ。なので微妙な違和感が気になって何か醒めちゃうものもありました。






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「モンキーマン」

2024年08月26日 | 映画
予告編見て気になったアクション映画「モンキーマン」をポイント使って無料鑑賞。インドの方が主人公でその過去や背景が前半なかなか明かされず、ちょっと入り込みにくい感はありましたが明らかになってからは惹きつけられて見れました。音楽や編集に撮影も良かったです。そしてアクションが凄くて久々に手に汗握るという感じの見応えのあるものでした。大まかな筋は分かりやすい復讐物語で徐々に加速してゆき最後は弾け飛ぶというような勢いのあるものがありました。
後で知ったんだけど主役のモンキーマン役の人が監督もしていたんだって!凄いですね。
芝居にアクションだけでなく映像表現や演出にも光るものがありました。






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「チルドレン・オブ・ザ・コーン」

2024年08月26日 | 映画
昔レンタルビデオで見たような気もするがシリーズ色々あるようで、どれを見たのかも覚えてない映画「チルドレン・オブ・ザ・コーン」が4Kリマスターされて日本初公開という事でシネマート新宿の大スクリーンへ観に行きました。劇場は凝った宣伝の展示をしていて2も3も今後上映予定との事。スティーブン・キングの原作は昔読んでたけど映画の方も殆ど内容忘れてたので新鮮に見直す事が出来ました。記憶ではあまり面白く無かったという印象でしたが冒頭からの展開や見せ方に役者陣のキャラクターの個性も良くて思ってたよりしっかりとした作りの面白いホラー映画だと思わされました。「ターミネーター」のサラ・コナー役のイメージが今や強いリンダ・ハミルトンが出てて幾つか印象に残る場面もありました。「メイフィールドの怪人たち」に出てたと思う不気味な若者役が目立ってましたね。子供達が大人達を襲うという恐ろしい展開と宗教的な集団心理の気持ち悪さ等あって良かったんだけど中盤で中弛みしてきて後半は都合の良い展開が続きます。子供達にも良い奴がいてその子達の活躍や子供同士の仲違いのおかげで主人公達は危機を免れます。
まぁ後半は当時のB級ホラー映画っぽい勢いもあって案外楽しめはしました。そしてキングらしい炎と大火災で壮大にチープな合成カットと爆破で盛り上げてくれました。何かキングの映画見たなぁ〜っていうような定番な満足感みたいなものとオチが微妙な感じで映画を見終える事が出来ました。やっぱり最後に火災や爆発があると良いですね。
しかしキング原作のとうもろこし畑の出てくる映画っていくつあるんだろう?結構あったように思います。







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「ポライト・ソサエティ」

2024年08月25日 | 映画
久々に近所の温泉施設でまったりしてから昨日、劇場で予告編を見て面白そうと思った映画「ポライト・ソサエティ」をまた6ミタポイントを使って鑑賞。何と今日もお客は1人もいなくて貸切状態で見れました。
インド人の姉妹のアクション・コメディで舞台はイギリスでした。主演女優の眼力ある表情が素晴らしく惹きつけられるものがありました。スタントウーマンを夢に持つ妹と画家の夢を諦めてイケメンと結婚しようとしてる姉の物語で姉の結婚を阻止しようと奮闘する妹の活躍の物語。最終的にはマザコンな男の最低な面が明らかになるのですがなかなかダメな所が判明しないので妹の奮闘に何だか感情移入出来ず空回りしているように感じつつ見てました。まぁ最終的にはそんな展開になるとは思ったけどね。効果音の映画的な派手な使い方や音楽の使い方なんかがベタだけど効果的で面白味も増してました。馬鹿馬鹿しい事を一生懸命にやる憎めなさとキャラクターの魅力で楽しい娯楽作に仕上がってました。
何げに妹の友人達のキャラクターや活躍も良かったです。ガールズパワーと夢を諦めないという前向きなテーマもありました。






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「プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち」

2024年08月24日 | 映画
レイトショーで「プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち」を6ミタ鑑賞ポイントを使って鑑賞。何と客は他に誰もいなくて1人貸切状態でした。前作は一応見てるけど今や殆ど忘れちゃってました。2は見た友人によるとゴア度も増してなかなか面白いとの事だったので観に来ました。
話の筋は前作忘れてるのもあって、そうだったっけ?みたいな感じで取っ掛かりにくい面もあったけど何かそうだった。そういう前日譚を付けてきましたかぁ…と後半は楽しめた。ゴア描写は本気な特殊メイクでバンバン見せてくれますが画面が全体的に暗くて見えずらい所も多かった。現代版の「13日の金曜日」のジェイソンみたいな殺人鬼をクマのプーさんでやっているような印象でしたね。プーさんの相棒に「ジーパーズ・クリーパーズ」の怪人みたいな奴も出てきます。中盤はちょっと怠くも感じたけど冒頭からのホラーな展開に結末の盛り上げまで久々に不死身な殺人鬼の活躍が見れる定番だけど新しい映画でなかなか楽しめました。






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「スペース・プレイヤーズ」

2024年08月23日 | 映画
大好きなグレムリンの変身後が出てるって事で見たかった映画「スペース・プレイヤーズ」を鑑賞。ワーナー映画のキャラクターが総出演でテンポ良く展開する全編楽しい娯楽作でした。「レディ・プレイヤー1」のような楽しさがワーナー映画縛りで作られた感じです。アニメのバックスバーニーとかルーニー・トゥーンズの面々が活躍して楽しませてくれました。アニメも2Dも3DもあったりでCGも全体的にデザイン的にも色彩的にも好みで素敵な世界感を見せてくれました。物語も先は読めるけど前向きで分かりやすい良い話で安心して気持ち良く見れるものでした。主演のバスケ選手はきっと凄く有名な方なんでしょうが知らなかった。だけどとても良かったです。
過去にマイケル・ジョーダンが出てる映画もありましたよね。それと思って見てたのですが更に新しい映画だったようです。
グレムリンも1カットですがしっかり出てました。マッドマックス怒りのデスロードの世界にアニメキャラが入り込んだりと何でもありな楽しい場面が満載でした。
ミッキーマウスとかディズニーのキャラクターよりワーナーのアニメ・キャラクターが個人的に好きなので楽しい映画でした。






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「エア・ロック 海底緊急避難所」

2024年08月22日 | 映画
レイトショーで映画「エア・ロック 海底緊急避難所」を鑑賞。TVの午後のロードショーで放送されてたら見ちゃうようなサメ映画っぽいけどたまにはスクリーンでそういうのを見るのも良いだろうと、そんなに内容とかは期待せずに挑みました。まぁ予想通りのそんな内容の映画でしたが思ったよりも楽しめて飽きずに面白く見れました。サメのCGもよく出来てて大画面で見れたのは良かったです。
飛行機が海に墜落して空気が残ってる後部座席付近で酸素が無くなるまで何とかサバイバルする数名の物語でサメはそんなに沢山は出ませんが生き残ってる人物のキャラクターとか展開がなかなか見応えありました。脚本もベタだけどしっかりしてた。
ちょっと変な視点の描き方が所々にあって定番じゃない新鮮さが少し感じられたのも良かった。







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「フォールガイ」

2024年08月17日 | 映画
レイトショーで映画「フォールガイ」を鑑賞。深い事考えずに単純に楽しめる久々な痛快娯楽作品でした。馬鹿みたいな話だけど映画作りの裏方の活躍が面白可笑しく恋愛要素も入れて数々のマニアックな映画ネタも交えながら楽しく描かれてます。ド派手なスタント場面もあって本格的に見せてくれていてエンドクレジットではそのメイキング映像も見れちゃいます。業界の裏側の物語って時に生々し過ぎたりすると実際にいくつか現場を経験している僕としては複雑な感覚になったりもする事もあるのですが今作は馬鹿馬鹿し過ぎて楽しく見れましたね。
役者陣も何気に豪華です。実際のスタント撮影とかは大変だろうけど見事な仕事っぷりを見せてくれました。






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「BABYLON バビロン」

2024年08月14日 | 映画
「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督の映画「BABYLON バビロン」を5.1ch大画面にて鑑賞。この監督の映画って何か好きになれない感じというのがあって今作はどうかなぁと思って題材が映画だし予告編見て映像的には煌びやかで少し期待して見ました。結果全体的に長過ぎるし面白く無かったです。何と3時間以上ある作品でした。
映像はゴージャスですが似たような演出の繰り返しや奇をてらいすぎ感があり話に惹き込まれるものがあまり無かった。
題材は興味深いものはあり一部は大袈裟だけど面白い部分もあったけどね。
途中から早く終わらないかなぁ?なんて感じたりもしたよ。役者陣が豪華な顔ぶれでマーゴット・ロビーの芝居に存在感が良かったです。無茶苦茶なように見えて演技する前の緊張してる所とか映画に対して真剣に接している一面が印象的でした。
大体先は読めてるんだけど後半は重たい展開に進んでゆき最後は色々な映画のモンタージュとかあって終わりました。
同じ時代を描いた「グッドモーニング・バビロン!」って映画を少し思い出しました。こちらは凄く良かった記憶があり見直したい所ですがソフトは高値になってて見れてません。
「ハリウッド・バビロン」っていうゴシップ本もありましたね。この本は持ってた筈。本作で描かれてたような業界の暗部なんかが知れた内容でした。






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「48時間」

2024年08月13日 | 映画
昔テレビ放送で見て面白かった記憶のある映画「48時間」のブルーレイを購入して5.1ch大画面にて鑑賞。
主演はニック・ノルティとエディ・マーフィーで脇役ではよく見た顔ぶれも沢山登場してました。エディ・マーフィーの最初の出演映画らしい。監督はウォルター・ヒルで彼らしい娯楽作で撮影や照明の美しさも光ってます。刑事バディものの定番というか脚本が良くて銃撃アクションも迫力があって良かったです。音楽がジェームズ・ホナーで「コマンドー」そっくりな曲でした。「コマンドー」の予告編で使われてた音楽は完全に今作のものだった事が判明しました。音楽の音量が大きく盛り上がる展開でした。
続編もあって同じキャストと監督で面白かったと思うけど完全に忘れちゃってるので見直したいと思います。ブルーレイ出てたら買っちゃおうかな。テレビ録画したの持ってるかもですが。






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