「隣人は静かに笑う」

昔ビデオで見たような気もするが全然覚えてないので見てないのかも？と映画「隣人は静かに笑う」を見始める。最後までどうなるのか分からず新鮮に見れた。ちょっと難解に感じる部分もあったけど興味深く見れて最終的に結末に大きな驚きがありました。陰謀論とかアメリカ社会の闇が描かれていて安心の為の嘘とか情報操作とか真実味を持って見る事も出来ました。

ジェフ・ブリッジスとティム・ロビンスの芝居も見応えがあり助演陣も実に良い顔ぶれでした。そして結末は書きませんが、なかなか見ないような最後で全てが判明する瞬間と流れは衝撃的でした。

「トゥルーライズ」

ディスクの整理をしていて久しぶりに何となく途中辺りから見始めた映画「トゥルーライズ」でしたが面白くて最後まで見ちゃいました。シュワちゃんもジェミー・リー・カーチスの芝居も見応えあって凄い金かけたアクション・コメディ映画として良く出来た娯楽作に仕上がっていると感じました。

まぁ色々と突っ込み所は満載なんですけど馬鹿馬鹿しい事を壮大に真面目にしっかり作られているのが立派だと改めて感じさせられました。

「CURVE」

ネットの記事で紹介されてて気になってた短編映画「CURVE」を大画面にて鑑賞。

目覚めたら滑る絶壁のカーブの淵にいて落ちそうな状態でどうする？どうなる？っていう内容です。台詞は無く絶対絶命な感じの状況の緊張感が上手く描かれてました。10分程の映画でオチは書かないけどウーンって感じでした。見る人によって捉え方は違うのかもですが微妙でした。だけどシチュエーションの描き方とかが良かったですね。

「ホーリー・トイレット」

荒筋少し知って興味を持ったドイツ映画「ホーリー・トイレット」を大画面にて鑑賞。怪我して動けない状態で連絡も取れずで数分後にその場所が爆破されるというシチュエーションで始まりどうする？どうなる？って内容です。緊張感のある展開と変なユーモアある場面やら回想や妄想が描かれて、どうしてそうなったのか？や背景が明らかになってゆきました。途中ちょっと睡魔にも襲われたけど興味深く見れて後半は急にバカ映画みたいな展開になって何だか分からないけど破綻した面白さがあって楽しかった。

予想以上に血塗れな場面もあったりもします。爆破ってそんなに小規模だったの？ビル解体爆破みたいなのを想像してたんだけどなぁ。とか色々とツッコミ所は満載でしたが面白い映画だった。

女優さんがなかなか素敵でした。

原題はHOLY SHIT!

「アウト曼荼羅」上映会にて「INA integral」上映‼︎

「アウト曼荼羅」という上映会にて、

昨年制作した「INA」と今年制作した「INA Ⅱ」を一本化して一気に続けて見れるバージョン「INA integral 」を初上映させていただく事になりました。

年末の忙しい時期かもしれませんがお時間都合つきましたら是非、見に来てくださいね！

年末恒例のアウトマンが宇宙的世界観で集めたご近所のみなさまのお力を借りてさらにおんぶにだっこでやらかします！

でも、内容的にはアウトマンな作品群ですので、気楽にお越しください！

日程：２０２３年１２月２７日（水）

時間：１8時半開場／１９時開始

入場料：８００円

会場：シネマボカン（京王井の頭線池ノ上駅徒歩０分）

http://www.cinemabokan.com/

＜上映予定作品＞（順不同）

『たそかれ』（２０２３年／１０分）監督：恩田浩

『会う』（２０２３年／？分）監督：恩田浩

ほかアウトマン作品数点

【特別招待作品】

『INA‐５号』（２０２３年／２８分)製作：RICHMAN MOVIES.　監督：ハヤト丸

『INA Integral』（２０２３年／１６分）製作：どんぐり眼プロダクション　監督：岡本泰之

『恋は致命傷』（２００２年／８分）監督：水戸ひねき

『Someday』（２０１３年／１６分１９秒）製作：New Cinema DOG 監督：吉本昌弘

それと、あの！アウトマンな映像パフォーマーのおまけ映像作品も届くかも！？とにかく来い！来ればわかるさ！！

「ハッチング ~孵化~」

劇場で見て良かった記憶の強い映画「ハッチング -孵化-」を5.1ch 大画面にて久しぶりに見直しました。結末の詳細等、忘れていたのもあり再度面白く見れました。

綺麗な撮影で母親の愛情を求める少女の繊細な心情と重圧や不安に恐怖が実に上手く描かれていてホラーでファンタジーでもあるが内面的にはリアルな内容だと感じました。SNSで見た目だけ幸せそうな家族をアピールする自己中な母親が恐ろしく本人には自覚が無い感じが生々しかった。

ラストカットの少女の何とも言えない表情が素晴らしく哀しく切なくも魅力的でもありました。

「モンキーボーン」

facebookで猫女の写真を見て何の映像だろう？と調べて見たくなった映画「モンキーボーン」のDVDを衝動買いしたのがクリスマスに届き本日5.1ch 大画面にて鑑賞。

実写にコマ撮りアニメに特殊造形クリーチャー満載の面白世界が満載の無茶苦茶で楽しい映画でした。だけど前半で睡魔に襲われて良い所をかなり見逃してました。お目当ての猫女の所も寝ちゃってたしモンキーボーンのコマ撮りアニメもかなり見逃していたのを全部見た後に見直して気が付きました。前半かなり見逃してたのにおおよそ話の流れは分かるのでそのまま最後まで見ちゃったのは勿体無い見方しちゃったかな。かなり好みの世界感や映像にキャラクターが出てました。中でも可笑しかったのは死体に乗移って動き出す死体役の人は動きや表情等、素晴らしかったな。

ブランダン・フレイザーもやり過ぎな動きの芝居が面白くて良かったです。女優陣は派手な芝居は無かったけど見た目的に素敵でした。猫女ももう少し活躍する場面があったら良かったのにな。ブリジット・フォンダも懐かしく見れました。

沢山のクリーチャー達もとても素敵でしたが全体的に単調な流れもあったので物語の内容的には惹きつけるものが少なかったのかもしれませんね。

「ほつれる」

「ほつれる」という邦画を前情報も無しに大画面にて鑑賞。門脇麦さんの存在感というか雰囲気が見事に役にハマっていてリアルに物語に入ってゆけました。最初はどんな話なんだろう？と良く分からない関係性なんかを理解してゆくのに時間がかかりましたが台詞では無く状況の自然な描写や間から少しずつ判明してゆく流れが興味深くて惹きつけられました。多くを語らないけど理解出来る所や考えさせられる部分があって無言の何と言って良いのか分からない気まずい間の緊張感なんかが印象的でした。最終的にはっきりとどうなったのかは描かれず何か微妙な感覚のまま終わりましたが心にちょっと引っかかるものを残す映画でした。

「グレムリン2 新・種・誕・生」

クリスマスという事で久しぶりにブルーレイで映画「グレムリン2 新・種・誕・生」を5.1ch 大画面にて鑑賞。かなり破綻したメチャクチャな映画で遊び心というか好きな事やり放題な面白さがあって憎めないです。

物語とか作品の雰囲気とかは全体的に前作の方が好きなんだけど今作はそのパロディ映画として深い事考えず馬鹿馬鹿しくも騒がしい場面を眺めるだけでも楽しいものがあります。役者陣のキャラクターも良いです。

グレムリン達も沢山色々な奴が出てきて楽しいですが個人的には前作のデザインとキャラクターの方が好き。今作はちょっと良く出来てるけど可愛さがありすぎなんだなぁ。

1990年の映画って事で30年以上も前の作品ですがクリーチャー効果とか凄く良く出来ててCGなんかよりもリアルで楽しい玩具箱をひっくり返したような楽しさもあって素晴らしいです。

「ゾンビ・ガール」

ブルーレイで映画「ゾンビ・ガール」を久しぶりに5.1ch 大画面にて鑑賞。

ジョー・ダンテ監督によるコメディ色の強い面白ゾンビ映画です。ホラーおたくの彼女がエコ派の趣味が合わない女で無理矢理、合わそうと努力はするが上手くいかず理解されずで分かれようとした矢先、事故で死んでしまい趣味の合う女と出会い良い感じになりそうな時に元彼女がゾンビになって帰って来るという内容。ゾンビになった彼女は恐ろしくもありますが滑稽で少し切ないものもあり独特の個性が出てました。全体的にブラックなユーモアとホラーおたくの拘りみたいなものの遊び心が楽しい映画で結構好きな作品です。

趣味合う新彼女を演じるアレキサンダー・ダダリオちゃんも素敵。

「ブラックパンサー」

マーベル映画「ブラックパンサー」を7.1ch 大画面にて鑑賞。良く出来たCGバリバリの世界観とアクションが見所で金のかかった大作って感じでしたが話の展開にあまり惹きつけられるものが無く前半で睡魔に襲われたりしました。だけど中盤で物語的に面白くなり、その後は集中して最後まで見れました。

脚本が良かったですね。後半でちょっとどうなのかな？という流れもありましたが最終的には良い物語として纏まっていました。

役者陣も皆存在感があって良かったです。

それから民族的な音楽も良かった。

全体的に単品で見てもしっかり楽しめる娯楽作品として完成度の高い映画でした。

エンドクレジット後のオマケ映像はよく分かりませんでしたけどね。

「ワールド・オブ・ライズ」

中古ブルーレイが安かったので衝動買いした映画「ワールド・オブ・ライズ」を5.1ch 大画面にて鑑賞。2008年の映画でまだスマホじゃなかった時代でしたね。何だか昔のようで最近のような変な感覚。テロとの戦いという事でアメリカが中東で戦争バリバリやってた頃のリアルな内容でした。ニュースでは知れないような裏工作とかが描かれてました。

当時の事を思い出すと凄く興味深くもスリリングな内容でしたが正直難しくて内容について行くだけでいっぱいいっぱいって感じで素直に感情移入出来るようなものは無く傍観してた印象。とにかくアメリカのやり方というのは恐ろしいなという事だけは見ていて感じました。レオナルド・ディカプリオとラッセル・クロウが主演でリドリー・スコットの監督の濃厚な映画ではありました。

スコット監督の戦争映画では「ブラックホーク・ダウン」の方が個人的には見応えあったし心にも頭にも響くものがありましたね。

今作の紅一点の女性は綺麗な方でした。名前は知らない女優さんですが存在感がありました。特典映像の未公開場面を見ると彼女の出演場面というのはもっとあった事が分かりました。なかなか興味深い場面でした。

「フェノミナ インテグラルハード完全版」

「フェノミナ インテグラルハード完全版」を久しぶりに大画面にて鑑賞。若きジェニファー・コネリー主演のファンタジー色の強いホラー映画。美しいものや汚いものに優しい音楽に激しい音楽と色々な両極端なものが詰まったなかなか斬新な映画です。何度も見てるけど変な違和感と成る程と再確認出来る所があります。イタリア語版での鑑賞でしたがやっぱり英語版の方がしっくりきますね。

ゴブリンのライブ演奏付きで観た時もイタリア語版だったので慣れてきた感もありますが。完全版で何処が伸びたのか昔は分かったものですが最近は完全版でしか見てないから何処が違うのか忘れてしまいました。

映像と音楽とセットで記憶に残ってる場面の多い映画で動物や虫が大活躍します。ウジだけは水に流されたり邪険な扱い受けますが他は皆愛すべき存在として描かれてましたね。

「ダークグラス」

久々のアルジェント監督作という事でかなり前から期待して劇場で見た映画「ダークグラス」でしたが前半は最高だったのに盲目になってからはなんだか失速した印象で蛇必要？とか犯人像や動機も何それ？みたいな感じで色々と期待外れだった感が強く残りました。今日久しぶりに5.1ch 大画面にて改めて見直したのですがオチや結末も知ってる為、変な期待や先入観も無く見ると案外ドラマ部分や人間関係に惹かれるものがありチン少年との関係に心打たれ涙しちゃう場面もありました。終始流れてる印象の音楽もとても良くて初めて見た時よりも楽しく見れたし好きになれた気がします。

冒頭の月食の場面に車のチェイスに事故迄の流れが特に好きな場面です。

「地球が静止する日」

久しぶりに映画「地球が静止する日」を何となく見始めたら止まらなくなってしまい最後まで見ちゃう。元になった白黒映画「地球の静止する日」は脚本が良くて良く出来たSF映画でしたがリメイク作の今作も現代風に大きく変更はされてますが脚本の良さもあり映像的にも派手でCGも見応えある場面もあったりで飽きずに見れる映画となっておりました。

キアヌ・リーブスの終始真顔の宇宙人芝居がとても良くてジェニファー・コネリーも良かった。大好きな映画「スターマン」を連想するような好みのシチュエーションとか流れもありました。

面白く見れて良かったけど最終的に心に残るというか引っかかるものは元の白黒映画版の方が個人的にはあったような気もします。今作は最後が何か都合の良く纏まり過ぎた感じがあり中盤のちょっとした場面にメッセージ性なんかは出ていた印象。