どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「悪魔の棲む家」

2006年01月31日 | 映画
今日の打ち合わせ仕事が急遽無くなったので、本日はお休みに。
それで、レイトショーで久々に映画を観に行く事にしました。映画のタイトルは「悪魔の棲む家」昔、TVで見た同名タイトルの映画のリメイク作です。主題歌というか音楽だけはやたらと頭に今でも残っている映画だが、怖かったという印象の無い映画。
さて、リメイク作はどうだろう?基本的にはお話も同じだし取り立てて旧作と変わらない展開。
しかし、劇場で久々に見るホラーはやはり音響が良くて見応えがある。そんなに凄い場面は無いのだが闇と音がじわじわと色んな想像を掻き立ててくれるので集中して見れました。
とにかくシンプルな作りだが、そのシンプルさが、なかなか良かったです。
基本の話は知ってるので驚かしとかには、特にショックは受けないものの、登場人物の心情に感情移入してゆく事が出来て、なんともいえない気持ちになりました。本来はいい人達で幸せな家庭を築くような流れなのだが、色々と問題も抱えており、ちょっとした歯車の噛み合いがおかしくなる事から、その幸せな家庭計画がどんどん狂って行くお話です。そこに悪魔の力も加わってしまい、そりゃあ、もうヤバイ方向へ展開してゆく訳ですが・・・。
やっぱり時々、フッと我に返る主人公が「俺って何やってんだ?」と苦悩する辺りなんかが、良かったです。それから、旧作にはあまり無かったドッキリ驚きなシーンもうまい具合に配置されていて飽きさせず、話の展開も面白く最後は謎解きものの面白さでも見せてくれる。ホラー映画で次々に人が殺される映画と違い、登場人物にじっくり感情移入させて、彼らが助かるのを見る側に望ませてうまく最後まで持って行き、それなりに気持ちの良い終わり方をする映画。
ゲームのように人がどんどん殺される映画や必要以上に登場人物を殺す事で驚かすという最近の表面だけしか面白くない映画よりはなかなか見応えのある映画だったように思える。たまにはこういう、シンプルでじっくりと見れる映画もいいな。
「呪怨」なんかよりも納得のいくホラー映画でした。おまけに幽霊側の少女の存在もなかなか良くて可哀想ではあったが、悪い奴ばかりじゃない幽霊側の側面も見せてくれたように思える。
改めて思い返すとあれはなんだったんだ?とか本当に悪い悪魔?は描かれてなかったじゃん。とか色々とあるが見せないでこちらに想像させてくれたので見てる間は気にならなかった。
出てくる女優さんはみなちょっとエロかったなぁ。音楽も良かった。
家のデザインも良いね。映画として全体的にうまく出来ていたと思います。
本当に安い物件に引っ越しするってのはラッキーな事ではあるが、色々と過去に嫌な感じの事件とかがあった場所だったからとか本当にあるようだから、映画のようにはならないにしても、なんか気持ちの悪い事だし、気付かないレベルかもしれないが、本来持っているツキや幸せを奪われてしまうような事を考えると恐ろしいです。

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なんか講演する事になったよ。

2006年01月28日 | ノンジャンル
今日は映画監督の犬童氏とPFFのプロデューサー?さんの家にて打ち合わせ。
携帯電話を家に忘れた上に電車の乗り継ぎ失敗して遅刻ですよ。
突然、犬童さんから頼まれた仕事みたいな何かよく分からない事だったのですが、どうやら
「本庄早稲田リサーチフォーラム」という映画についてのトークイベントに一緒に出てトークをして欲しいという事でした。
自主映画から商業映画についてとデジタルでの映画作りみたいな事をテーマに話すような趣旨のトークをするみたいなんですが、それの打ち合わせ。
だけど、延々と雑談してるだけで、具体的に何を話して欲しいとか進行の具体的な事や僕はなにをしたらいいのか?がよく分からないまま、まぁ打ち合わせは終了!まぁ、今日のような雑談をしてたら、それで良いみたいなので、まぁ、深く考えるのはやめて思い付きで当日もなんか話す事にしようと思う。

なんかこの学校ってPFFに入賞したら自動的に学費免除?されるとかいう新しい映像の学校だって・・。僕はPFFに入賞した事ないけど、ええの?
しかも、早稲田大学って凄い頭ええ人の行く学校やろ。エリート揃いちゃうんか? 
大阪芸大のアホ野郎ですけど、ええの?
って感じですが、そんな所でトークするんやね。

デジタル映像の話をしてほしいみたいだけど、デジタルのいい所を言おうとしても元々、アナログな人間なので浮かばない。最近のCGばかりの凄い映像には驚かされはするけど感動しない事が多いから。そんな話で雑談盛り上がってばかりで「E.T.」はCGで修正された新しいバージョンよりも昔のハリボテ感のある方がリアルで感情移入出来るみたいな話をするような事になった。

打ち合わせ終わって監督と下北で食事する事に。奥さんも来て映画の話色々して、美味しい御飯を御馳走になりましたとさ。
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CINRA MAGAZINE vol.8

2006年01月27日 | 告知
CINRA MAGAZINE vol.8
のmovieのコーナーで
「油揚げの儀式」予告篇

新作短編「しりとり」

無料で見れるようになっています。

http://www.cinra.net/CD/vol.8/INTRO.HTM

見てね!


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「油揚げの儀式」本日発売・レンタル開始

2006年01月26日 | 映画
本日は恵比寿にて某マシンの新バージョンの説明会に参加。期待していたのだが、正直な所、ガッカリですよ。とにかくガッカリの連続でもう嫌になってきた。
それで素直に昼御飯食べて帰る事にしましたとさ。

今日は僕の映画「油揚げの儀式」のDVD,VIDEOの発売日。という事でお店に並んでいるか?
とチェックしにTSUTAYAへ行ってみる事にした。
恵比寿TSUTAYAにはレンタル用のDVDが3本置いてあった。新作コーナーに表パッケージで飾ってありました。
それから新宿TSUTAYAにも行ってみる。レンタル用のDVDが4本あった。
分類は何故か(アイドル・青春)となっており、SFじゃなくてアイドルものだったの?コレ!(笑)と驚く。
セル用のDVD、VHSビデオは見つけられず。既に売り切れてしまった。だなんて事はない筈だから入荷されてないんだと思う。他にもいくつかDVD屋さんを覗いてみたが見つからず。
ネット販売で買うしかないのかなぁ。何処か売ってるお店はないのかなぁ~。
やっぱりお店に入荷してもらい並ぶのって難しいものなんですね。まぁ4軒程のお店を回ってみての感想です。

他にどんなお店に置いてあるのか知りたい所です。見かけたら教えて欲しいな。

ってな訳で本日から「油揚げの儀式」のDVDがレンタル開始。販売もされてますので、是非、
多くの人達に見てもらいたいです。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000CNED0I/qid%3D1138513501/249-1374723-8215522


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「ミッシング・ハイウェイ」「ハイウェイマン」

2006年01月26日 | 映画
DVDで2つのハイウエイ絡みの映画を鑑賞。

「ミッシング・ハイウェイ」
最初の15分、非常に興味をそそる展開、演出で期待したのだが、見て行くにつれて、なんやねんこれは?となってくる。なかなか真相が見えてこず引っ張るが答えは出ず。これってどういう事?ってこちらで想像する色んな展開案は色々とあるけども、どれにも当てはまらず一体どうなってるんや?って展開。しかも登場人物の行動や流れが唐突で訳が分からない。そして、結局最後は・・・。なんやねんコレは!ってラストであ~あという感じ。
この、なんやねんコレは?感なら僕の映画「り」と同じ感じです。僕のは1分だけど、こちらは90分近くの映画でしょ。長い事見てて1分の映画と同じぐらいの???感って正直辛いよ。
まぁ若手女優2名はビジュアル的には良かった。撮影や照明も良かった。映像的には悪くないのだが中身が全く無い映画でした。何一つとして伝わらないし、もったいぶってる割に誰にも感情移入出来ず。っちゅうか説得力が無いのが致命的。ガッカリ!

「ハイウェイマン」
こちらは面白かった。単純な物語だが見せる所はしっかりしてるし内容も伝わりやすい。
アクションもいいし、ドラマも上手く進行する。登場人物にも感情移入しやすいね。
「ヒッチャー」の監督の作品です。流石です。まぁ、この手の映画では「マッドマックス」
があったが久々に同じような感覚の面白さのある映画でした。変に凝りすぎてない所がなかなか見応えがあり悪者の車の行動がホラーっぽいけど交通事故の惨さを出していた。
まぁ、冷静に考えたらいかにも映画的で漫画っぽいけども「ミッシング・ハイウェイ」よりは何倍も面白かったです。風景、映像も良い。



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仮編集試写

2006年01月25日 | ノンジャンル
CM仕事を連日やっていた。まぁ、それなりに順調問題無し。
今日は昨年末から関わってきた映画の仮編集試写が行なわれて見た。
思ったよりも多くのシーンがカットされていて驚くが合成カットも減ったという事ね。
テスト合成していたシーンも無くなったのか!テスト合成するカットの選択を間違えたなぁ。
もう、編集が決まるまではテストなんてするの止めようっと!
仮編集を見た正直な感想は、編集もっと切れるし笑えるようにしなくちゃ!
です。面白くなるように、今後は僕も頑張りますよ!
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ラストシネマキャバレ-2

2006年01月21日 | 自主映画
昼の「シルク」の上映が終わって、外に出るとすっかり雪で辺りは真っ白な銀世界。
そして入り口には大きな花壇があった。お店の開店祝いとかによく出てるあの大きな花の事です。最後の上映にそういう花が届いたのです。
なんと、それは僕宛で「油揚げの儀式」のDVDの発売元のオルスタックピクチャーズさんから贈られたものでした。そういうのを贈られた経験って葬式以外では無かったからビックリ!
そして、やっぱり嬉しかった。デカイのできっと高かったんだろうと思います。感謝!
シネマキャバレ-宛にも女優の上村さんからの電報が届き、その心使いに感動した。
今日の上映は「油揚げの儀式」DVD発売記念の上映イベントでもあるので、是非ともこの上映会にてDVDの先行発売がしたかったのだが、現物が届いてなかった。上映までにDVDを手元に入れられるかが上映まで微妙だったのだが、販売元の社長さんがわざわざ会場まで運んで来てくれた。感謝です。早速、会場に50本並べて展示する。
僕も初めて完成したパッケージを見るので、やっと形になったんだ~と感動。
そうこうしてると時間の経つのも早くて上映時間が迫ってくる。今日は限られた時間の中、最後だからと沢山の映画の上映をする事になってるので作品本数が多い。テープの頭出し等の準備に
取り掛からなくちゃ!という状況。
DVD販売元の社長さんと話したい事や聞きたい事もあったが準備を優先して話せず、社長さんは普段からおとなしめな方なのであまり話をしてないのですが、某常連のお客さんの激しい質問やトークに攻められていた様子。僕の聞きたかったような事もいくつか聞いてる様子で準備しつつも僕も耳を傾けていましたとさ。
続々と上映監督も到着して、数人のチラシ折り込み等の希望者も来て、お客さんも集まり始める。外は雪でもしかしたら今日はそんなにお客が来ないかもとのプチ心配はどこへやら?
上映開始時間には、ほぼ満席状態となっていました。次から次へと人が来るので入り口付近は
外の空気が入り寒かったけども、心は暖かかったものです。
いよいよ、上映開始。司会のトック嬢が素晴らしく完璧な司会ぶりを披露。改めて最後尾の列からその姿を見て、なかなか完成されたいい上映会のスタイルが出来てたのになぁ~と最後の上映か~と思ったり。しかし、今日は上映本数が多いからと進行が巻き気味で余裕が無い進行だったのが、ちょっと残念。いつもの余裕が本当はやはり必要だったなとも思う。
そんな訳でいつもの「シネマキャバレ-」のポーズで上映開始です。
明日上映の映画「寅蔵と会った日」の予告篇の上映と告知の後、シネマ愚連隊の「餓鬼ハンター」の上映。この映画は何度も見ているが、この娯楽作を最初に見れるのは良かった。
最初でいつものシネマキャバレ-の楽しいムードに包まれたと思います。
あっという間に終わり続いて「トックにチープだぜ。」の上映。こちらは初公開作でどんな映画だかは謎でした。司会のトックちゃん主演の映画。オープニングの映像が一番印象的でただ歩いてる姿ですが絵になってて何が起こるのかとワクワクしました。効果音のおかしな使い方が僕的には大好きでクスクスと笑えたのですが、その後の展開はちょっとスローな気がしました。不思議な味わいもあったのですがトックちゃんにはもっと弾けて欲しい気がした。っていうか声が聞けないのが残念!普段のトークの感じも面白いのでね。そうこうしてると突然、エロ坊主松本さんの登場でビックリ!しかもアクションを延々と繰り広げる展開に。その編集テクやアクションの動きに感心。そして最後のオチはなんじゃそりゃでちょっと良く分からなかったのですが、頭ポワ~ンななんか不思議な面白さを残し映画は終わりました。
次に短い映画を連続上映。加藤の作ってる「Hungry Boy」の予告。加藤の絵画の世界観が実写の立体で表現されている。人形アニメという手間のかかる作業なので完成はいつになるかは分からないが、その完成をとても期待し楽しみに出来る映像が見れました。最後までやり通して完成させて欲しい。次に「MILKMAN2」の予告篇の上映。これは本編早く完成させなきゃです!
今日、上映した予告は最後が今までのものとは少し違うバージョンでの上映でした。次に「変身」のオリジナルの編集版の上映。昨昨年末のTV放送を見た人はどれぐらいいたのか分かりませんが、見逃した人とかにも見てもらえる事が出来て、後で喜んでくれてる人もいて上映出来て良かったなと思った。次に新作の超短編「り」の上映。出演者に見てもらえて良かった。内容はなんじゃこりゃ?な感覚のものとなっておりますが、観客を???という感覚には出来たと思う。それがどうしたの?という不思議な感覚?案外、何度か見てると変な面白さが出てる気もしてきた。予想通りの?なお客の反応が僕には面白かった。まぁ、1分という短い映画なのでこういうのもありでしょ。次に「油揚げ」の脚本の谷村の大学時代の8mm短編「夢みてたころ」と「Trouble」の上映。画質は悪かったけど僕にとっては懐かしい映画でした。谷村らしさが出ている。しかし、2本目の音質の悪さは致命的で作品の面白さを半減させていた気もする。本編に入っている爆笑がちょっと実際の会場との温度差の違いで寒いものになっていたのが残念!
今日は全体的に実際に雪で寒かったというのもあるけども会場から笑いがなかなか起きない雰囲気でちょっと盛り上がり的には残念な所はありました。
次に鶴岡監督の「VISITORS 1」の上映。これは本当は「油揚げの儀式」を見た後に見てもらいたかった映画ですが、前半の上映の最後を明るく締めてくれる娯楽作で楽しく見れました。
しかし、上映テープが上映の寸前ギリギリに届いたという事と舞台挨拶、で、なんか叫んでそのまま消えたという、彼らしいといえばそうなんだが、その行動にははっきり言っていい印象は受けなかったなぁ。なんやねん!ってな。まぁ、ええけど。勝手にしやがれ!だ。
そして、休憩時間を挟んで後半戦「油揚げの儀式」の上映です。
DVD発売元の人達も最後まで立ち見で見てくれた。会場も満員でもはや人の熱気で暖かくて途中でコートも脱ぎましたとさ。殆どのお客さんは一度この映画を見た事のある人達でしたが、思ったよりも初めて見たという人がいた事が分かり、見てもらえて良かった。
上映後に販売したDVDも何枚か売れて良かった。

今日は加藤は風邪で本当に辛そうだったのが見ていて心配でしたが、最後という事で交流会も今までも例の無い程の人数が残り盛り上がりました。そして、そのまま一部は朝までコースです。
明日は仕事だが結構、遅い時間まで大阪芸大仲間と共に起きてて語り、途中、ラーメン食べに出たりして朝を迎えました。早朝に床でダウンして少し寝ましたけど。

とりあえず、シネマキャバレ-は一度終わりましたが復活を望む声もあるし、SCUM2000の仲間達とまた面白い事を続けたいので、いつの日か再開出来るようにしたいな!と改めて思いました。


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ラストシネマキャバレ- 1

2006年01月21日 | 自主映画
今日は最後の池袋のSCUM2000でのシネマキャバレ-でした。
シネマキャバレ-は毎月の仕事のような遊びのような楽しみでもありました。3年間、上映イベントを続けてきて色んな自主制作映画の作家さんや役者さん達と知り合えて、色んな映画を無作為に毎月見る事が出来た事は面白かったし、又、刺激にもなりました。このシネマキャバレ-で知り合った多くの人達と遊び感覚をひとつのテーマとして楽しく気の狂った映画の制作も出来ました。それは、未だ完成しない「MILKMAN2」です。とにかく、もっともっと遊びたかったぐらいですが、遂に、会場であるSCUM2000の大家からの一方的な都合により閉鎖しなければならない事態となってしまい今日で最後の上映となったのです。
SCUM2000との出会いから最初の関わり、シネマキャバレ-の始まりまでについては、まもなく発売される「まぐま 14号」という雑誌に記事を書いてくれとの依頼があり書いたので、興味のある方には読んでいただきたい。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~kk-cross/index1.htm
そこでも書いたのだが、僕にとっては「油揚げの儀式」という映画の完成試写からスタートしたようなもので今日の最後の上映にもこの映画が上映出来たという事はなんだか感慨深いものもあり、同時に何か一つの区切りが付いたような感覚さえ覚える。
シネマキャバレ-というかSCUM2000という空間はアンディ・ウォーホルのファクトリーのような空間になればいいなとぼんやりと思っていた。もちろん同じにはならないが似た感じは少なくともあったように思える。基本理念はなんでもあり、オープンハウス。色んな人達が集まる自由な空間。何かをする為に何かを強制する訳ではなく、ある意味、傍観者?としてその場にいる感じで何かが起こるのを待っているような感じ。その中から自然発生的に色々な事が始まっていった。それを持続する事が大切であった。SCUMとはクズ野郎とかそういう意味。2000人のクズ野郎どもが集まってそれぞれ好きな事をやってお互いに刺激を受けたり出来れば幸せ。はたして2000人ものクズ野郎が集まったのだろうか?数えてないから分からないが多くの人が3年間の間に訪れてくれた。(クズ野郎という響きは悪いかもしれないが僕の使ってる意味としては素晴らしい人(仲間)という意味。くだらないというのは面白いという意味でアホとは格好イイという意味でも使用していますので、あしからず。)

本日は「SCUM野郎と仲間たち」というイベント名。「油揚げの儀式」のDVD発売を記念したイベントでもあった。
昼には別の上映会が行なわれた。「シルク」という4時間の長編を2時間にした一般公開版の試写がありました。4時間版も見てるのでどのようになったかとても興味深かったのですが、上手く編集されており感動的な場面ではしっかりと胸に来るものがあった。その為に前半部分の描き方が少々強引で展開が早い所はテンポ的にはいいのだが、ちょっと感情というかどうしてそうなったかの説明がないまま進行するのでちょっと残念な気もした。しかし、4時間を2時間にしてる事を考えるとしかたのない事だし、後半の1時間で十分伝えたい事は伝わるので失敗とは言えないし逆にお見事とも言える。息子との再会シーンに関しては4時間版よりもぐっと来たかな。一本の筋がしっかりとした作りになっていて見やすい。最後の電話ボックスのシーンは無くても良かったと思えた。それを無くしてその分、前半の説明に少し時間を戻してあげてもいいかなと僕は少し思った。4時間版にはその良さがあり2時間版にはその良さがある。どちらにしても映画の伝えたいものはちゃんと伝わると感じました。
そう、最初に上映された「会社案内VP」の出来の良さにも感心。これなら作ってくれと頼みたくなる。立派に仕事として完成していた。他、ラジオドラマ等も聴いたりもしたのですが、やっぱり作家の個性が凄く出ているなぁ~と感じました。話の内容というかテーマが似てるのです。僕には出来ない内容な気がしますが、いつかやってみたいと思う内容ではあります。

そんな訳でラストシネマキャバレーの上映について書こうと思ったが昼間の上映の話で長くなってしまったので、ひとまず、ここでおしまい。

外は大雪。で真っ白な世界。とても綺麗でしたが、夜の上映にこの雪の中、お客さんは足を運んでくれるのでしょうか?という気もしました。
僕の映画の役者さん達もみな仕事とかで来れないようだし、もしかしたら寂しい客入りの最後の上映会になるのかなぁ~なんて思いつつも、それはそれでも、まぁ、別にいいかな!と思いながら最後のシネマキャバレ-の上映を待っていました。



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明日、シネマキャバレ-最終回

2006年01月20日 | 告知
いよいよシネマキャバレ-の最終回となりました。
(※今回だけは第3土曜の上映です)
3年間、定期的に続けてきたイベントですが会場の閉鎖の為、
現在のSCUM2000での上映は最後になります。

今まで御来場いただいたお客さん、監督さん、役者さん、そして
このコミュニティに参加のみなさまありがとうございました!

最後の上映は「油揚げの儀式」DVD発売記念特集
<scum野郎と仲間たち>です。

是非、観に来て下さい!


1月21日(土)のラインナップ
※第3土曜です

「油揚げの儀式」DVD発売記念特集

<scum野郎と仲間たち>

「油揚げの儀式」65分
監督:岡本泰之

「VISITERS 1」 15分
監督:鶴岡みゆき

「トックにチープだぜ。」20分
監督:樋永真一郎

「餓鬼ハンター」12分
監督:高橋亨

その他、scum2000だからこそ
上映可能なシークレット作品
「油揚げの儀式」脚本家谷村幸信の
禁断の処女作8ミリ映画
製作中の最新作予告編など
上映予定しております

場所 池袋SCUM2000
開映 19:00(開場18:30) 終了予定21:30
入場料 1000円(1ドリンク含む)
主催 SCUMDOM-G
(scum2000+どんぐり眼プロダクション+シネマ愚連隊)
協賛 CUT


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朝帰り。帰ったらやらなきゃ!

2006年01月18日 | ノンジャンル
朝方まで仕事。思ったよりかかったけど、まぁ順調。しかし、機械時々不調って感じ。朝帰りの電車です。何とか書類は書いてメールしたので後は短編映画に効果音を付けて形にして数本を一本にまとめてテープに書き出さなければいけない!今日中に全て出来るか?また、帰ったらまずは寝て・・そのまま夜まで爆睡って気がしてしょうがない。さて、どうなる事か?
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作業と睡眠と食事のループ。

2006年01月17日 | ノンジャンル
タクシーで帰って来て風呂に入ってから朝まで短編映画の音声の素材の取り込み作業。映像に合わせる前に寝てしまう。昼過ぎまで寝て起きる。会社から留守電いくつか入っていて変更やらなんやら。それで今日の仕事は明日頑張るという事で無しにしてもらい、休みにした。カップ麺食べてゆっくりしてたら子供らが帰って来て捕まる。みなで外食する事になった。お好み焼き屋へ行く。お腹空いてないけど食べる。沢山食べたので帰ったらすぐにダウン!深夜に目覚めて短編映画の音声作業をやりました。
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衝撃をくれ!

2006年01月14日 | ノンジャンル
昨晩はお好み焼きにタコ焼きにギネス・ビールという好物を食べてお家に着いたらそのままバタンキュー!起きたら朝、そのまま会社へ出発です。
よく考えたら上映会までにやる事を何時やればいいんだ?って感じ。今週はハードだなぁ。
仕事以外の仕事?を持ってると大変よ。だけど、それが無いと楽しくないからね。
だけど最近は映画をあまり見れてない。その気力が出ない。というか観たい!って気になる映画があまり無いのよ。
どれも読める展開のばかりで衝撃がないのよ。

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年末年始の日記

2006年01月13日 | ノンジャンル
久々の日記です。まずは遅くなりましたが、明けましておめでとうございます!
昨年末は仕事の映画の撮影の立ち会いや発売されるDVD用の作業等でバタバタしてました。
今年は個人的に色々とやる事あるけど、まだ全部出来てない状態。コツコツ進めてます。
年末年始の日記を簡単にまとめて書いておこう。

12月30日 お墓参りに行って、帰ってから部屋掃除。
12月31日 部屋掃除終わらず!TVでプライド見る。吉田vs小川が良かったな。吉田が「伸びた伸びた切れるって!」って言ってるのが印象的!
01月01日 掃除諦めダラダラと過ごしてた。DVDの検証版届きチェック。ミスを発見!
新年初という事で「MILKMAN2」の編集にも少し手を付けた。現在の総尺27分。
01月02日 妹夫婦と子供が来て焼肉を食べまくり、飲みまくり。お腹いっぱい。
01月03日 年賀状書こうとするが、子供達の相手で出来ず。すっかり玩具状態。
01月04日 「キングコング」を観に行った。凄い。やり過ぎ!って所もあるが、ちゃんと感動出来た。CGのコングにも感情移入出来た。3時間もあっという間に過ぎました。いいね。
01月05日 仕事始め、会社ではなくIMAGICAに行ってテレシネ立ち会い。
01月06日 CM仕事1。仕込みだけの予定でしたが基本的に全て完成させる。結局朝まで。
01月07日 徹夜明けで帰りに散髪へ。ワインレッドに髪を染めて後髪を切る。でボブに。
01月08日 CM仕事2。これまた仕込みだけの予定でしたが基本的に全て完成させる。8種。
01月09日 「油揚げ」DVDの再々検証版のチェックとか色々と。思ったよりもメニュー等が綺麗に仕上がらずガッカリ。iDVDの方が綺麗なメニュー画面作れるよ。まぁ、重要なのは内容ですけど。そんなやりとりしてから、SCUM2000の新年会へ。美味しい鍋食べて酒を飲む。コッポラのワインも久々に飲む。途中で終電無くなりタクシー帰り。
01月10日 CM仕事1の修正と試写。やり直し繰り返し完成。終わったけど別仕事入れられて帰れなくなった。それを終えて朝まで映画仕事の合成テストやる。なかなか難しい。だけど、本気になってきて朝までやる。合成の方向性は見えてきた。
01月11日 今日の仕事は昼過ぎからという事でそれまで合成テスト続行!ヘロヘロで帰ると子供が遊んで~と待っていた。一通り遊んでから勘弁してもらい寝る。夜は鍋を食べた。
01月12日 久々に温泉に行く。サウナで汗。ゆったりもしたけど、後半は子供達に振り回される感じでした。「タイタニック」のDVDを購入して特典のみいくつか見る。今や懐かしい映画だ。でも良く出来てるなぁ。合成。

今日からしばらくCM仕事の連続で休み無し状態に突入です。いきなり忙しいモードです。
映画仕事は編集が決まるまではしばらく休めるけど、来週撮影あるんだった!

今年の目標は「MILKMAN2」の完成です。今年こそ完成させねば!
自分の映画も進めなきゃですよ。まずは「油揚げの儀式」のDVDの発売だ!

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