どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

PJ映像祭 シネトレ・ナイト「油揚げの儀式」上映

2003年07月31日 | 自主映画

しばらくまた仕事続きだったけど、またPJ映像祭に自作の上映に行く事が出来た。
平日だけど役者やシネマキャバレーで知り合った人たちも観に来てくれていて嬉しかった。「油揚げ」を観て感動したという人も現われ、なんだかハッピーな気分を味わえた。そういう人が一人でもいたら作った甲斐があるものです。そういう人が1人でなく10人でも100人でもいたら・・
なるべく沢山の人に楽しんでもらえたら嬉しいな。これが本当に正直な気持ち。審査員よりもお客さんに喜んでもらいたい映画です。「油揚げ」は自作の中でもそういう万人に喜んでもらいたい作りの映画なので。結果は明日です。
他の作品が凄い完成度の映画や気持ちのいい映画など面白いと思うものが沢山あったので、賞をとる事は非常に難しいとは思うが何か
とれると嬉しいな。観客賞がとれたら最高です。あまり期待は出来ないが久々にドキドキして結果を見守ろう。

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PJ映像祭 「油揚げの儀式」テアトル池袋にて上映!

2003年07月27日 | 自主映画

「油揚げの儀式」がPJ映像祭にノミネートされ音楽のヤノケンと共に参加。朝から本当に沢山の自主映画を見る。どれも非常にレベルが高く驚かされた。大阪芸大の卒制もあり、僕らの時代とは想像も出来ない程の完成度でした。
ここでいつもなら作品の感想を書くんだけど12本も観たので文字数に限りがあるし、長くなりそうなのでやめておく。上映前に他の映画の作家さんと話せてみんなしっかりとお金や手間をかけた映画を作ってるんだなあと感じると共にみんな若いと思った。僕は最年長じゃあないかな。歳を感じる。しかし、やっぱり学生だと学校に撮影機材があるし映画仲間が常に回りにいるし今考えるととても自主映画作りには恵まれたうらやましい環境。
仕事しながら、スタッフや役者があまり予定が合わずに休みの日を狙って作るという僕の環境では不可能だ。だけど編集等、後処理は僕は恵まれた環境にいる。観客にはそんな事は関係ないけどね。やっぱり観客が楽しんでくれればそれが一番嬉しい事です。今日は沢山のお客さんに「油揚げ」を観てもらう事が出来た。テアトル池袋の大画面で上映されてお客が見てくれているというその事実だけでも僕にとってはとても嬉しい体験でした。
はたしてお客さんたちは楽しんでくれたかな?最後の上映で長篇だったので流石に僕でも疲れたのでどうだろう。耳をすましてると時々、笑いも起きてたので少なくとも何人かは楽しんでくれてたみたいだ。
だけど、最後の中野裕之監督の総評ではあまりいい評価は得られなかった。
編集というかシナリオで同じような事をしつこく繰り返すところがあってそういう所の荒が自分でも分かってるので見ながらう~んと思ってしまった。おまけに上映されたバージョンがロングバージョンだった。応募したのは後から少しだけど短くカットしたバージョンだったと思っていたけど違っていたようだ。なので自分でも長いなあとも感じた。だけど仕方がない。
出来るだけ沢山のお客さんの心に何かを残す事が出来ていればいいのだが!
こればかりは分からないね。投票の結果が知りたいしちょっと不安でもある。お客さんの書いてくれた感想って後で読ませてもらえるんだろうか?読んでみたいなあ。

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シネマキャバレー

2003年07月26日 | 自主映画

シネマキャバレーに行く。今日は3本立て。まず、「つぶやき」これは中丸監督がアメリカ留学して映画への夢と現実の狭間でいろいろと感じる事とか思っている事をつぶやき、自作の音楽をのせてイメージ映像で見せるという映画。
同じ映画作りをしている人間として何か分かるなあという「つぶやき」とかが気持ちのいいというかアメリカの楽し気な映像と相まって見てしまう映画。彼は当時メルマガをアメリカから日本向けに作っていて映画作りをやってる人たちと交流を計ろうとしていた。そのメルマガを僕が読んでいた事から彼が日本に帰ってから実際に会いシネマキャバレーでの作品上映が実現したのだ。卒業制作の「I」も上映したいが全編英語なので字幕入れをお願いしているところです。彼がアメリカで映画への夢をスタートさせた頃、僕は「油揚げ」の制作に着手したのでお互いに形にした作品が出来たという事がなんだか嬉しい。中丸さん「油揚げ」観てよ。
次に「ハーレムエイジ」を見る。応募された作品をチェックの時に観た事があって特撮CGが凄くて役者もみんなモデルさんみたいな人ばかりでこれはお金もかかってそうだし凄い映画だと全編最後まで観てしまったのだ。これは是非、監督さんに会ってお話して色々と聞いてみたいなと思っていた映画でした。早速、人見監督さんに聞いてみると監督・主演・CGと1人でやっている事が判明。凄いです。ちゃんとプロデューサーもいてお金を貰ってやってるらしい。うらやましいです。このプロデューサーが実に情熱的な人で彼の監督したおやじの映画というのにとても興味が沸く。主演女優さん達が浴衣姿で来場。舞台挨拶を行い華やかな場となりました。後で2人の主演女優さん達ともお話したがとても気さくな人達で良かったです。
最後に「STRING OF LIFE」という長めの映画を見る。これは初めて見るので楽しみにしていた。最初はどんな映画なのかよく分からなかったが、途中からは話に夢中になり、色んなエピソードが繋がってゆくのが面白かった。
とにかくシナリオの構成と見せ方がすばらしく、荒削りな作りが迫力あるカーチェイスなどを盛り上げスピードにのって後半たたみかけるように展開していきました。今日のシネマキャバレーはバラエティーに富んだラインナップでそれぞれ面白かったです。

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つかれた

2003年07月23日 | ノンジャンル

今日は久々に家に帰る。今、電車の中から携帯で書き込んでます。もうすぐ最終電車だけど、まだ余裕はある。着替えを用意して明日はCM仕事。自分の映画の上映までまた休みなしです。せめて上映会では仕事忘れて楽しみたい。沢山見に来てくれて受けるといいなぁ!忙しくてあんまり宣伝出来なかったけどこの日記読んだ人は油揚げの儀式見にきてね。 質問あればメールください。今日の昼はカレーうどん。それもカップ麺、夜はハンバーガー。ジャンクフード続きで太りました。僕の好きなそういう食べ物には大抵デキストリンという成分が含まれている。デキストリンって何?なんか響きが怪しくていいね。

 
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「えてがみ」

2003年07月19日 | 自主映画

PFFの上映会に行く。「えてがみ」を見てきた。以前にシネマキャバレーにこの映画の監督の内田氏と
主演の鍋山氏が来て、交流会などで語り合い鍋山氏から「えてがみ」の本を頂いた。
その絵がすばらしく表情豊かでみんな知らない人だけどなんか身近な印象も受けた。
非常に興味を持ち見たかったのだが前回、見逃したので今度こそ見たかったのである。映画はドキュメンタリー映画。僕がいままで会って知ってる鍋山さんはおとなしく丁寧な真面目な人物という印象でしたが映画に出てくる本人は思ってたよりもよく喋るとても熱い男であった。どんどん見ていくと更に人柄が分かり本当に正直に生きてるまっすぐで純粋な人なんだなあと。いい人だ。と感じた。次から次へと色んな事件やらが起きていく。友人との喧嘩?のシーンでは色々と考えさせられ友人の気持ちもなんとなく分かり複雑な想いに。2人の噛み合わない会話が深いんだけどなんか可笑しくて笑えもする。だけど友人の為を思ってあれだけ熱く怒れる鍋山さんのまっすぐさが、偉いなあというかいいなあと思った。だけど、もう少し「いいんじゃな~い」というような気持ちもあればいいのになあとも少し思ったり。しかし後半で友人が借金をしてたりと裏切られたようなというか心配な展開にもなりどうしたらいいのか分からない泥沼の展開に。というあまり「えてがみ」自体に直接関係ないエピソードで鍋山さんの人柄や性格が描かれ、「えてがみ」のエピソードが色々入ってくる作りの映画だった。
物語中盤で「えてがみ」を描いた身近な人の死があり、突然で全く知らない人の事なんだがインタビュー中で泣き出すシーンではこちらまでその気持ちが伝わり、涙が溢れてきた。
その後も色んなエピソードでそれぞれの人の気持ちや葛藤が伝わり、心や涙腺を刺激されっぱなしになりました。色々と思い出すエピソードの感想を書いてると更に長くなりそうなのでまとめると、色々と共感出来る人物や感情があり自分にもあるんだけどなかなか表に出せない感情やらを素直に曝け出してる映画。長篇だけど集中して見てしまう見ごたえある映画。
編集・構成・自然体を写し撮った撮影 内田氏の演出も流石である。
昔2人で作ったドキュメンタリーでない自主映画というのも見てみたい。

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「桃色クロス」

2003年07月19日 | 自主映画

続いて「桃色クロス」という映画を見る。「えてがみ」の印象が強くてインパクトには欠けたが映像の美しい丁寧に作られた映画だった。内容にはあまり引き込まれなかったけど女の子の表情と映像には惹き付けられた。展開がゆっくりだったりイメージだったりちょっとぎくしゃくした不思議な感じだった。終わり方も突然だったが、な~んか空気というか映像の雰囲気には好感が持てたなあ。来週末に僕の「油揚げの儀式」も上映される
PJ映像祭の昨年のグランプリ作品でもある。

PFF上映会は大入り満員でした。うらやましいです。PJ映像祭も同じように大入り満員になって沢山のお客さん達に僕の「油揚げの儀式」も見てもらえるといいなあ。

 
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シネマ愚連隊 上映会

2003年07月13日 | 自主映画

ず~っと仕事続きでしたが、なんとか今日を休みにして、シネマ愚連隊の上映会に行く。
いままでシネマキャバレーにてちょこちょこと作品を見てきて娯楽性を重視した映画作りや作風にハマったからね。
今日は「盲獣の女」「妖艶 軽井沢婦人」「悪魔のダッチワイフ」の3本立てでした。なんかタイトルからして怪しい今回はエロ系が多いのかなと思ったらやっぱりそうだった。脱ぎまくり。だけどおバカで楽しい映画。
「盲獣の女」はちょっと社会派なテーマもある火曜サスペンスみたいな映画だった。いつもやくざやら殺人鬼が出てきて人を殺しまくったり暴力シーンがあるのだがそれが映画的娯楽として楽しく描かれる。きっとそういうのが好きなんだろうが作者のそういう暴力とかに対するもうひとつの視点というか弱いものの味方というかそういう悪者は最後には痛快にやられるというパターン、姿勢がなんか好きです。おなじみの役者に加え今回初めて見る真美子さんという女優が出ていて惹き付けられた。綺麗な人でした。
次に「妖艶 軽井沢婦人」を見る。また真美子さん主演。おまけにおなじみの役者さんが次から次へと出てくる。これはやっぱり何本も見てきていたから分かる事だけどオールスターキャストの映画という感じでそれぞれのいつもの個性をそれぞれ出しててそれだけでも楽しく見れた。でも、どういう話かが読めそうで全く読めずどうなるのかと思ってたら、とにかく最近で一番、ぶっ飛んだ無茶苦茶な展開になり最高に面白く笑えた。まいった。って感じ
そのインパクトにその場で僕の中でシネマ愚連隊のベストムービーかも!
って思ったぐらい。ラストの展開は書かないけど必見です。
いや~さっきのは面白かったなあ~としばらく休憩して最後に「悪魔のダッチワイフ」を見る。60分ぐらいあるのにあっという間でした。それほどこれもぶっ飛んだ展開のおバカ映画で見ごたえとしてはこの映画の方がずっとあるんだけどファースト・インプレッションの衝撃度からいうと「軽井沢婦人」が勝ち!見る順番が逆だったらまた違っているかもしれないけど。
首チョンパ、爆発!チェイス!とんでもなくコテコテで凄いストーリーという愚連隊らしい要素の詰まった娯楽作でした。松本刑事もいい味です。
そのまま打ち上げに参加。楽しい映画休日となりました。
それから今日、加藤から「ミルクマン2」制作の依頼があった。よし、やるか!

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「白昼の幻想」

2003年07月08日 | 映画

今日は朝方、仕事中だったけど眠くてダウン。仕事はあまり進まなかったが昼まで寝て帰宅。
帰ってDVDで「白昼の幻想」を見る事にした。監督ロジャー・コーマン 脚本ジャック・ニコルソン 主演ピーター・フォンダ
、デニス・ホッパーという僕の大好きなメンバーによる映画。原題がTHE TRIPというだけあってLSDをやった男の幻想だけの映画。ちゃんとした物語みたいなのはほとんど無くて実験映像のようなサイケなイメージと使い回しの映像によるトリップ感だけの映画。照明の色使いと編集の派手さが僕好み、ちょっと長いけど映像的に面白い映画です。音楽も60年代してていい。
なんと「E.T.」のカメラマンのアラン・ダヴューがこの映画に参加していてスペシャル・サイケデリック・イフェクツという肩書きでクレジットされていて特典映像で解説もしてる。あの万華鏡のようなサイケなイメージは彼が手掛けていたのですな。なんかチープな感じもするがあのアナログ感が僕は好き。CGよりもぐっとくる何かがある。かなり前に一度芸大の図書館の資料のLDで見たきりだったが改めて見直すと僕の芸大時代に作ってた編集に近い作りで僕が生まれる前の映画なのによっぽど凄い編集や映像を展開していて見ごたえがあった。第一印象はたるい映画だけど音楽とサイケ・イメージがまあ、良かったかな。というものでしたが実はかなりいいものでした。ラストのエンディング・クレジットが昔みたものと違う印象だけど気のせいなのかな?謎です。黒バックに音楽だけがかなり続いていた覚えがあるのだが。あれがよかったのになあ。これでそろそろ60年代ものが続いたが現代へ戻ろう。明日から2日間CMの仕事、気分を一新しよう。

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七夕 ☆

2003年07月07日 | ノンジャンル

今日は七夕、どういうおとぎ話だったかはほとんど忘れてしまったけど、なんかあったよね。妹夫婦の結婚記念日だ。僕は今日も仕事だけど、ひたすらキラキラ金粉を合成してたりする。今週のCMの仕事もお星さまがらみ。
今週は星、☆ だらけですわな。
今日の昼は納豆そば、夜はキムチ・チャーハンとわんこラーメン。

 
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「CANDY」「SHAMPOO」

2003年07月06日 | 映画

朝まで仕事してソファーで4時間程ダウン。起きてハンバーガー食べて渋谷へ映画を見に行く事にした。
「CANDY」という69年の映画。
昔からポスターとかで主演の女の子が可愛くて気になってたので見たかったのだ。
まあその女の子を見てるだけで十分良かったんだけど、かなり60年代テイストの濃い映画で音楽、衣裳、映像、編集等僕好みのオンパレード。おバカでHな映画です。
当時の変な流行やら連中をおちょくった風刺的な描き方がいい。結構笑えた。
しかし、なんかたる~い感じもしてだらだらと展開してた印象。ラストの映像がさわやかで頭悪くてなんかハッピーで良かった。
そういえば中学の時に僕も「CANDY」という8mm映画を撮ろうとしてたんだよなあ。僕のは狼男の話だったけれど、途中で挫折した。変身シーンの一部だけはまだ残ってる筈だ。

帰って風呂入ってから見て無かったDVD「SHAMPOO」を見る。
これは70年代の映画。プレイボーイの美容師の話。話はたいして面白くないけど役者がみんな良かった。お気に入りのゴールディ・ホーンも出てる。そう、この前買った彼女のCDもこのあたりの時期のもので凄く良かったです。
なんかヒッピー世代の感じのピースな音楽で好きです。
この映画も60年代風のパーティーのシーンがあったりしてそこは良かった。
ニクソンが大統領に当選する時期というしっかりとした時代設定と時代の雰囲気がこの映画の見所。輸入DVDだけど日本語字幕が入っててワイドとテレビサイズが選択出来るという優れたDVDでした。こういう輸入DVDがもっと増えればいいのにな。あと、時間が無くてまだ見て無い映画が「白昼の幻想」だ。ますます60年代へ逆行してゆきます。

 

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散髪

2003年07月04日 | ノンジャンル

ずっと仕事してる映画のセミ・オールラッシュの後、食事してそのまま帰宅。帰宅途中にこの機会を逃すとまたなかなか行けないだろうから散髪しに行った。髪を明るく染めようとしたんだがかなり時間がかかり別に用事は無かったからいいけど頭に臭い液をつけてじ~っとしてるとだんだん眠くなってきて、ほとんど脳味噌死んでる状態のまま過ごしました。
後ろ髪はすっきりしたけど横を残しすぎたかも、また邪魔でうっとうしくなるのがすぐかも?逆にまとまって良くなってくかも?
散髪のにいちゃんに今月の「油揚げ」の宣伝をしておいた。見にくるかな?

 
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焼肉デー。

2003年07月03日 | 食事

今日も合成チェック。まあまあオーケー出たけど、きついカットが直しになった。まあ、覚悟はしてたけどちょいとつらいな。そんな訳で今日も朝まで。日記を書いて無い日は全てそういった直しやら合成をしてるばかりでたいして書くような事が無い日々を送っている訳です。というか書く暇がないのだ。今日は長いプロセス時間があるので書いてるけど。
そう、今日も恒例になりつつあるようだがチェックの後は焼肉食べまくり。肉食べると何故か眠くなくなる。不思議だ。だけど、どんどんまた太ってきている。やばいぐらい。だけど食べないとすぐに眠くなるしハードに仕事するには必要なのかも。お腹に沢山脂肪をつけてスタミナを蓄積するように出来てるのかもしれない。なんか面白い事とかないのかなあ。
なんかあったら誰かメールでも下さい。日々、変化が無く毎日仕事でなんか、つまらないのでよろしく~。明日は夕方から休みだしね。

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