どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ホステル」

2014年09月30日 | 映画
DVDで映画「ホステル」を鑑賞。
パート2は見た事あったけどこのパート1は未見でした。興味はあったけど拷問残酷描写だけが売りの映画のような気がしてなんか見る気にはなれなかったのでした。
見てみると思ってたよりしっかりした作りの物話的にも練られた映画になっていて良く出来てるなぁと感じアイデアが斬新だと思いました。
でも大体内容は知っていたから衝撃度は薄くもあったんですけど。
思ってたよりは残酷描写は短かった印象ですが設定というかシチュエーションが嫌な感じがありました。
冒頭の方で殺されるのは分かってるアメリカ人達の態度や行動を見てると嫌な面ばかり見えてさっさと殺されちまえ!みたいにも思ったりしたけど少しづつ展開と共に薄れてゆきました。
所々で変な展開やなんで?な部分もありましたが一番??だったのは日本人女性の救出の所で目玉をハサミでチョッキンしちゃう所。なんで切っちゃうの?それで痛みが無くなるの?ってね。特殊メイクもなんか微妙でした。
特典映像のメイキングを見るとなんだか楽しそうな現場で監督が遊び心と無邪気さがあるのが伝わりました。思ったよりじっくり時間かけて作られていたようです。
案外本編を見るより予告編だけ見てた時の方が想像力を刺激されるからか陰湿で残酷な印象が強かった気もします。


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「ワールド・トレード・センター」

2014年09月30日 | 映画
200円でゲットした輸入版ブルーレイで日本語字幕無しだけど映画「ワールド・トレード・センター」を久しぶりに鑑賞。
劇場で観て以来で台詞の詳細は殆ど分からないままの鑑賞となりましたが1度見てるから流れは分かるのでなんとか見れた。案外見始めると集中してみれました。
9.11のニュースはリアルタイムで見てたしショックを受けたものですが、それでも少し忘れちゃってきてる面もあったから久しぶりに見て色々と当時の事とか思い出しました。
映画を見てて主人公の奥さんが病院で黒人の女性と互いに辛さを分かち合う場面で台詞の意味理解出来ずとも感情が伝わり涙してしまった。
そのシーンの冒頭にテレビの音声として当時実際のニュース映像で悲観に暮れた黒人女性のインタビューの声が聞こえてきたのですが、この映像が凄く印象に残っていてその声を久しぶりに聞いて既に感情が動かされていたのだと思う。
だけど日本語字幕無しでも感動出来るっていうのは意外でした。
案外映画って台詞が分からなくても大丈夫な面が多いんだな。
色々と実際の出来事には思う所はありますが、映画は素直に消防士とその家族や救出に関わった人達のドラマとして良く出来た傑作だと思います。
実際に起こった事柄とかも知れる色々と考えさせられる映画。


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「クリッター3」

2014年09月30日 | 映画
大好きな映画「グレムリン」のバッタもの系な映画「クリッター」のパート3をDVDで初めて鑑賞。
「グレムリン」で好きなのは可愛いギズモじゃなく悪い変身後の方だから「クリッター」は悪い方しか出ないので結構好きなシリーズでした。
B級感溢れる憎めないSFホラーコメディ。久しぶりにクリッターを見ましたが何とも憎めない可笑しなモンスターで好きですね。フィギュアとか欲しい所だ。
パート1.2と好きな映画でしたが久しく見て無かったので懐かしい。
パート3はキャストは一新されててレオナルド・ディカプリオのデビュー作という事でまだ幼さの残る少年でした。主人公の若い女優さんは可愛くて良かった。でも主役はクリッター、そしておいしい役チャーリーでしたかね。
全体的にスケールはダウンしたような印象ではあったが更に続くような終わり方とか見てたらパート4も見たくなってきました。この際DVDをシリーズで揃えちゃいますかね。
3以降はなんかつまらなそうな感じがして見て来なかったんだけど案外今回楽しめたので4も楽しめるかもしれない。


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「G.I.ジョー バック2リベンジ 」

2014年09月29日 | 映画
ブルーレイで映画「G.I.ジョー バック2リベンジ」を鑑賞。
前作を先日見たばかりでキャラクターとか気に入っていたのだが今回の映画ではキャストが一新されて前作の主役が始まって少ししたら死んでしまうので残念な始まり方でした。
最初の1時間はそんなのもあり演出や映像センスが「トランスフォーマー」なんかのマイケル・ベイもどきな感じがして前作のちょっとSFちっくな楽しい面白さに欠けてつまらなく感じたものですが、後半は新キャラクターにも馴染んできて展開も面白くなりアクションの見せ場も連続してどんどん面白く見れました。
結果最終的には楽しめるアクション娯楽映画となっておりました。
CGや合成も前作よりも質も上がっていてCGだらけの見せ場でなくなっていた点が良かった。たしかこの映画って3Dでも公開されてたような気もしますが3Dで見ると良さそうな崖っぷちのアクションとかもありましたね。メイキングを見るとフィルム撮影で3Dで撮影して無かったから変換3Dでしょうけどね。
色々な兵器も登場してデザインも見応えあった。サラウンド環境で見れたから音の迫力も存分に味わえました。ブルーレイは完全制覇ロングバージョンというものだったらしい。
飽きずに見れたけど確かに長かった気はします。


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「フランケンシュタインの復活」

2014年09月28日 | 映画

DVDで映画「フランケンシュタインの復活」を鑑賞。ユニバーサル映画のシリーズ第3作目で物語もしっかり繋がってました。
今回初めての鑑賞。良く物語の続きを作りましたね。面白いです。
今回も同じ怪物が出てきますが博士は息子にバトンタッチしてます。イゴーリ役をドラキュラ役者で有名なベラ・ルゴシが眼光鋭く演じているのが興味深い。怪物役はボリス・カーロフが再度演じてます。怪物役はカーロフが一番しっくりきますね。衣装が変わって少しイメチェンした感じで恐ろしさは無くなった印象。
今回は怪物と博士の息子の子供との手を繋いで歩く姿とかが良かったな。群衆の集団心理の恐ろしさなんかも少し出てました。今回の映画はフランケンシュタイン博士よりもイゴーリの復讐物語としての方が印象の強い映画だっこように感じました。警察の人間がしっかりした人物だったので全体的にうまくまとまっていたようにも感じました。
更に続編がまだあるようなので続きを見るのも楽しみです。

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「G.I.ジョー」

2014年09月28日 | 映画
先日安く手に入れたブルーレイ「G.I.ジョー2」を見る前にパート1を見ておこうとテレビ録画したままだっこ「G.I.ジョー」を鑑賞。
もっと安っぽいB級な感じの映画だと思ってたんだけど、これがなかなか派手でCGを沢山使ったビジュアルだらけの豪華な映画でした。その質量と出来はなかなか見事。
ダラダラと見てたらあっという間に見れちゃう娯楽作品で見せ場も多くて飽きさせません。キャラクターもはっきりしていて魅力的で役者も良かった。
思ってた以上に楽しめる映画でした。パート2も期待出来そうです。


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「アンディ・ウォーホルのBAD」

2014年09月27日 | 映画
Amazonで注文していたDVDが届き早速鑑賞。「アンディ・ウォーホルのBAD」です。ウォーホルが撮った映画では無いけれどファクトリーに関係した人らも出演しているニューヨークの病んだ世界観が日常として描かれた汚くて非道な映画でした。
発想というか視点が相変わらず素晴らしくて斬新。
女殺し屋軍団の日常性が恐ろしい。
クレイジーな人々が沢山出ますが妙にリアルな感じもあった。ブリジット・ポークていう太った女優が相変わらずインパクトある存在感を出してた。「サスペリア」の女優さんも出てたんですね。
案外作りはしっかりしてるけど物語的には支離滅裂というか全貌が掴みにくいです。だけど各ちょっとしたエピソードに衝撃的な瞬間があったりします。
こういうBADな側面を真実味を持って非道に描く映画を今の日本でならマスコミの世界を描けば作れるかもしれないと思ったりした。ゲスい面いっぱい出してね。
新しく発売されたDVDでしたが画質は悪く多分レーザーディスクが元のアナログマスターだと思います。
見たくてもなかなか見れなかった作品が見れるようになっただけでも良しでした。




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「エレファント・マン」

2014年09月27日 | 映画
ブルーレイで映画「エレファント・マン」を鑑賞。
随分と昔にテレビで一度観たきりで凄い久々に見ました。
ここ最近、映画を見て泣く事が全然無かったんですが久しぶりに涙が落ちました。何処かこの手の映画って偽善的な所とかが気になっちゃったりもするのですが、そういう面もしっかりし自問する所があったりして良かった。各役者の演技が素晴らしい。
白黒の映像も実に良くてデビッド・リンチらしい映像も随所に見られ、かつ、いつもと違ったとても分かりやすく無駄の無い作りで完成度の高い映画だと思いました。
特殊メイクも自然で見事な出来映え。
涙が溢れたのは医者の奥さんに初めて会って優しくされて感極まる場面でした。気持ちが伝わりました。
後で特典映像のドキュメンタリーを見ると史実とは違っている面も多い事が分かったけど映画としての視点で良く描けた作品でした。
実際のジョセフ・メリックさんは映画のように常に温厚でおとなしい人物だっこのだろうか?というだけが気になる所です。
最後は幸せのようで同時に哀しい場面で印象深い。ここはずっと心に残ってましたが複雑な気持ちになりました。


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「呪われたレイプ魔」

2014年09月26日 | 映画
DVDでジャン・ローラン監督の映画「呪われたレイプ魔」を続いて鑑賞。
お城、女ヴァンパイアの出ない新たな種類の映画でした。ヌードは今回も存分にあります。この映画は海賊が出てくる映画で難破船の生存者の2人の少女が海賊達にレイプされる所から始まります。死んだと思われた少女2人は実は死んでなくて?悪魔の力で生き返って?海賊を苦しめます。
なかなか海賊もしぶとくて罪の意識はありそうなのに更に酷い事します。
なんだか展開はくだぐだで設定が安っぽい感じがしてアレでしたが幽霊少女2人の儚い台詞の無い佇まいは良くて惹きつけられました。
特に紫衣装の背の高い方の女優さんが良くて無表情の美しさが光ってた。
何処か学芸会か演劇のような感じもありましたが映像的に美しい場面も健在。ピエロが出てきたりなかなかシュールな展開もあったりでこれまた先が読めません。
最後は幽霊の哀しみのようなものが凄く出ていてなんとも言えない詩的で物悲しいものがありました。
全体的な映画の出来は前に観た「血の誘い」の方が良かったけど感情的に心に染みるものがあったのはこちらの映画。ラストの海に沈んでゆく少女の映像が印象深い。
色々なんで?とか考えると意味不明な所も多いけど不思議な魅力も持った映画でした。




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「血の誘い」

2014年09月26日 | 映画
DVDでジャン・ローラン監督の映画「血の誘い」を鑑賞。
女ヴァンパイア、ヌード、お城というジャン・ローランのいつもな題材というか得意分野が発揮された映画。
相変わらずまったりした展開ですが、先がどうなるのか読めない為、なんか惹かれてしまいます。
お城の雰囲気や衣装が独特の美しさを出していて透け透け衣装がエロティックであります。
映像的に素晴らしい瞬間が沢山あり詩的で美しく印象深い。
物語的にはワンパターンな題材な割に今までに観たものとは違いがあって新鮮でした。いつもな女ヴァンパイアの哀しみのようなものは前面には無く女性の嫉妬の恐ろしさの方が出ておりました。
個人的には異形の哀しみや悲劇性のあるものの方が好みなので少し期待外れな感覚もありましたが新たな一面が見れたのが良かったです。


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「巨大毒蟲の館」

2014年09月25日 | 映画
DVDで映画「巨大毒蟲の館」を鑑賞。
ジャケットにベスト・モンスター・ムービー賞受賞とか書いてあるけど知らない映画祭だしあまり期待せずに見たけどCGで作られた巨大虫は決して良い出来では無い。ぶっちゃけ酷い出来です。だけどなんか憎めないものがありました。背景と馴染むように粒子感を揃えたりライブで背景素材に糸使って物を引っ張ったり工夫してる面が分かったから。それでもCG合成感はバレバレだけど元のCG素材よりは随分とマシには仕上げてたんじゃないかな?素材のCGが酷過ぎでしょう。
なんか色々と酷い映画で突っ込み所満載ですが頑張ってる自主映画みたいで憎めないし楽しい部分も結構ありました。
出演者は綺麗なお姉ちゃん沢山出てくるしヌードもあるし体当りで結構頑張ってます。モデルさんなのか演技が酷くて笑えちゃうんだけど一生懸命にやらされてる感じが憎めません。
ロケ地は女子寮と屋外風呂だけの映画なのですが案外飽きさせずに見せてくれてます。低予算でCGも演技も酷いけど自主映画的な一生懸命頑張って真面目に作られてる所が好感持てる酷いけど、ちゃんと面白いなんか憎めない良さのある映画でした。


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「ビルとテッドの大冒険」

2014年09月25日 | 映画
ブルーレイで映画「ビルとテッドの大冒険」を鑑賞。
続編の方は中途半端にだが見た事があったがこちらは今日見るのが初。の筈だがもしかしたらレンタルビデオで見てたかもしれない気も見てみるとした。
おバカで楽しいノリの映画だがエクセレント!とか2人の若者のノリとか行動が「ウェインズ・ワールド」とそっくり。比べると個人的には「ウェインズ・ワールド」の方がリアルタイムでハマったので好きなんですが製作年度を見るとこちらのビルとテッドの方が先に作られているので元祖なんですね。
気分的には似てる気はしてたけど、こんなに似ていたとは知らなかった。
キアヌ・リーブスの最初の出世作ですね。
賑やかで楽しい映画だけど何かインパクトとしては今見ると欠けた印象でもありました。
初期のしょぼいCG効果とアナログな特撮が混ざった感じが懐かしくもありました。
なんかあの時代のゆるくていい加減でハッピーな感覚が楽しい映画でやっぱりそんな時代に同世代で見て楽しむのが良い映画だったように思う。




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「Student Bodies」

2014年09月24日 | 映画
輸入盤ブルーレイで映画「Student Bodies」を鑑賞。
ポスターでは世界で最初のホラーコメディと書いてあります。
スラッシャー系ホラー映画のパロディ映画となってます。その手の映画は色々見てたからギャグとかくだらなくても笑えちゃいました。
殺しの手口がなんだかワンパターンでくだらないのがアレですけどテロップ出して情報を見せたり、効果音の使い方とか、ちょっとした遊びのセンスは楽しくて犯人探しも面白く見れた。
役者も個性的でみないい味出してました。結構コメディ色が強いのでホラー苦手な人も楽しめると思います。
映画「スクリーム」はこの映画の影響あるのか似てますがもっとホラー系な作りでした。
最後にドンデン返しもあって本当のラスト・シーンはまぁそうなるだろうね…と読み通りの展開でしたけど、全体的になんか憎めない良さのあるホラーコメディ映画でした。
英語で字幕無しで見たから台詞分からない部分も多かったけど大体の筋や展開見れば内容には付いていけるものなのでそんなに問題は無し。
かなりバカバカしい映画ですよ。


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「JEKYLL & HYDE TOGETHER AGAIN」

2014年09月24日 | 映画
先日のシスター・ファントムでチラッと紹介されていた映画「JEKYLL & HYDE TOGETHER AGAIN」というエルヴァイラことカサンドラ・ピーターソンがチョイ役出演している病院コメディ映画をブルーレイで鑑賞。
輸入盤で字幕無しでコメディ映画が楽しめるのか不安でしたが挑戦してみましょうと勢いで購入したのでした。
細かい台詞のやりとりは理解出来ない所はあったがそれでも十分楽しめるクレイジーで可笑しな映画でした。主役のゲリット・グラハムみたいな顔の役者の身体全体を使った芝居がとにかく面白くて笑えた。この人の芝居だけでも見応えあり。
ジキルからハイドにドラックを使うと変身するのですが変身シーンにくだらない仕掛けがあって特殊メイク頑張ってたり楽しい。なんか内容的にミルクマン2に通じるものも感じバカバカしい所に好感持てました。
ただ内容の割にお色気場面が少ない気はしました。
ヘンテコでクレイジーな映画で勢いがある娯楽作品でした。
日本劇場未公開作品ですがテレビでは放送されてたらしく「ジキルとハイド 爆笑大作戦」という邦題だったらしい。ビデオでは「新ジキル博士とハイド氏」という邦題だったようです。


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「13日の金曜日 part3 3D」

2014年09月23日 | 映画
輸入盤ブルーレイで「13日の金曜日 part3 3D」を赤青アナグリフ方式の眼鏡をかけて鑑賞。
何度か見た事はある映画だが3Dで見るのは初めて。思ってたより飛び出し効果が良く出ていて立体映画の面白さを楽しめる映画でした。
ただ赤青眼鏡で見てるから目がチカチカして非常に疲れて何回かに分けての鑑賞となった。上下の視差ズレが酷く、更に暗い場面とかは見にくくてしんどい。ちゃんとした方式の眼鏡で見ればもう少し見やすかったとは思うけど結構映像的に破綻してましたね。
しかし、この映画はやっぱり3Dで見てこその作品だと思います。最近の奥行きで自然に見せる3D映像じゃなく3Dの飛び出しを全面に出した作品で色々と工夫された見せ方はベタだけど面白くて楽しかった。
長い棒とか1番効果が出るものが随所に出てきます。そのサービス精神は立派です。
字幕無しの英語版で見てたから台詞のやりとりはちゃんとは理解出来ずに見てたけど何度か見てるので問題無し。というか話は単純だしね。
全体的に3D以外の面で雑な作りの印象を受ける映画で画質も悪いしゴミやバレものも多いです。
だけど、この映画はアイデアが良かったりします。この作品からジェイソンはトレードマークとなるホッケー・マスクを被るようになったんだし功績は凄いと思います。
久々に見て「悪魔のいけにえ」の影響を受けていると思える所が沢山ありました。
助かった女性が気が振れたようになる辺りはその影響を感じ、そして良かった所。その後のパート1と同じ脅かし場面は完全に質が落ちた印象。
その辺りのラストは忘れちゃってたのでなかなか新鮮に見れました。
やけにポップなテーマ曲は懐かしかったです。


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