どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「デュエリスト -決闘者-」

2018年08月31日 | 映画
DVDで映画「デュエリスト -決闘者-」を5.1ch 大画面で鑑賞。撮影の光と陰ともやが美しい映像と衣装に風景が見応えありました。内容は所々完全には理解出来てない部分はありますが名誉の為の決闘という当時は真面目に行われていたであろう事柄のくだらなさやその中でも大切にしていた仁義みたいなものの少しの良さみたいなものが感じられました。
きっかけは何だったっけって途中で分からなくなりそうでしたが改めて考えると女の前で恥をかかされたからとかそんな些細な事。くだらない男気を見せてくれました。
長い年月の物語ですが最後は何とか解決?というか決着が付いて良かったですね。
終わってしまった虚しさとやれやれという奇妙な感覚を残します。


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「少年と自転車」

2018年08月31日 | 映画
1965年に28歳のリドリー・スコット監督が撮った短編映画「少年と自転車」を鑑賞。弟の21歳のトニー・スコットが主演でした。今は亡きトニー・スコットの若き姿に当時のイギリスの風景や兄弟の関係性等を見てるとなんかじんわりと時の流れにノスタルジックな感覚になりました。
映画はモノクロの美しいもので構図等ロングショットがとても良かった。
話の内容は私小説的でイギリス人らしい皮肉っぽいものでしたが若者の気分というものは伝わりました。
特別な物語があるものでもなく雰囲気を感じるような映画でした。


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「ワイルド・ブラック2 黒い馬の故郷へ」

2018年08月31日 | 映画
昨日に続いて「ワイルド・ブラック2 黒い馬の故郷へ」を鑑賞。前作から主役の少年も同じで物語も直接繋がってました。ちょっと成長して大きくなられてましたが乗馬技術は更に進化してるような印象でした。舞台はモロッコへ移り砂漠の厳しくも美しく絵になる光景が見れて最後はそこで大レースが行われます。モロッコの部族のしきたりとかが興味深くおもてなしと絆を大切にする面が良かったです。
現地で仲良くなるビンセント・スパーノが好演。一緒に苦楽を共にすると絆も生まれますね。
物語の内容は思ってたより良かったけれど先は読めるベタなものでした。
前作もそうだったけど出演者と馬と撮影で魅せる映画でしたね。
撮影に関しては前作の方が印象に残る場面が多かったけど今作の方が編集はテンポも良く見やすかったです。
今作の監督は前作の編集の人だったとか。
そして今作の音楽はジョルジュ・ドリュリューで盛り上がる良い曲で感動を呼びました。
ラストはちょっぴり切ないものもありますが幸せな終わり方でした。
まぁ、そうなるのは分かってたのですけどね。


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「ワイルド・ブラック 少年の黒い馬」

2018年08月30日 | 映画
DVDで映画「ワイルド・ブラック 少年の黒い馬」を初鑑賞。5.1ch 大画面で。コッポラが製作した映画で脚本が「E.T.」のメリッサ・マシスンっていうので前から気になってた映画でした。黒い馬と少年の物語で大体想像出来る内容でしたが最初の方は予想外の展開でどうなるのか?と興味深く見れた。展開はスローだけど映像がとにかく美しく絵になってて見応えがありました。
途中からは先の読める定番の物語となり予想通りの終わり方でした。
主役の少年は「E.T.」の少年みたいな雰囲気があり色々な面でスピルバーグの「E.T.」に影響与えてる感じがした。少年と馬の芝居は素晴らしいものがあって奇跡的とさえ思える瞬間が沢山美しい映像に収められてました。
物語よりも映像と音楽に魅せられ最後まで見れちゃう素敵な映画です。
ミッキー・ルーニー演じるおじさんや母親役のテリー・ガーに父親のホイト・アクストン等、助演陣も素晴らしかった。父親役が「グレムリン」と同じ人なので似た良さも感じたりしました。
続編もあって既に購入済みなので見るのが楽しみ。


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「コッポラの胡蝶の夢」

2018年08月28日 | 映画
テレビ録画していた映画「コッポラの胡蝶の夢」を鑑賞。撮影・照明が美しく映像的にも見応えのある作品で内容的には娯楽作というよりアート系の少し難解な感じもするものでしたが感覚的に分かりやすい展開の夢のようなノスタルジックな雰囲気もあるサスペンスでもあり恋愛ドラマでもありました。
切なさや驚きと共に色々な事を考えたり思い出したり出来るなんか不思議な魅力のある映画で憎めないちょっと変わった作品。
主演のティム・ロスの雰囲気も良かったしヒロインとなる知らない女優さんもとても魅力的でした。脇を固める役者も地道に豪華でしたね。


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「死の接吻」

2018年08月26日 | 映画
LDで映画「死の接吻」を初鑑賞。
マット・ディロンとショーン・ヤング主演のサスペンスもの。この頃のショーン・ヤングは美しかったですね。ヌード場面もありました。
内容は分かりやすく次々と殺人が起きて犯人は見る側としては分かっているので、その動機は?また次に狙われている主人公がどうなってしまうのか?と興味を持って惹き込まれ飽きずに見れたのですが最終的には何かパッとしない終わり方だったようにも感じました。映像やカメラワークに音楽や衣装等、昔のヒッチコック映画のようなゴージャス感もあって良かったんですけどね。
だけど、なかなか楽しめるベタなサスペンス映画でした。
冒頭の飛び降り自殺場面はなかなかショッキングでした。いきなり主役が!って意外さと血の見せ方がね。


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「ジェニファーズ・ボディ[完全版]」

2018年08月19日 | 映画
ブルーレイで安かったから衝動買いした映画「ジェニファーズ・ボディ」を完全版という方で初鑑賞。
音楽の使われ方とか見せ方とか良くてアメリカのティーン映画としてなかなか楽しく見れました。設定とかベタな展開とか先は読める部分は多いけれど過程や背景なんかや女の子の会話なんかに工夫や生々しさがあって面白いです。ジャケットで主役だと思っちゃうミーガン・フォックスは見た目的には良いけどそんなに見せ場は無く主役としての存在感を発揮していたのはお目目デッカいアマンダ・セイフライドの方でしたね。彼女の芝居や存在感がとても良かったです。
ミーガン・フォックスのセクシーさを売りにしてるとしたら中途半端だったし吸血鬼の悲しさや切なさも中途半端に感じました。そこら辺を掘り下げて描いていればもっと共感なんかも出来たかもですが軽い印象でした。ただこの作品で他のティーン系ホラー映画と違い良かった所は友人の死や親の存在がちゃんと重いものとして描かれていた所。バンバン人が死んでも普通にパーティやって騒ぐような映画が多い中ではそういう所が学園ものとして深みを持って見れました。
エンディングのテンポ良い音楽と共に見せるその後の展開とか面白くみれました。残酷さの中にちょっとしたユーモアやセンスも感じれる内容的には軽いけど案外真面目な映画でした。
海外版のポスターは「student bodys」というコメディ・ホラー映画に似てると感じましたが意識してたのでしょうかね?




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「ほんとにあった怖い話 2018 夏の特別篇」

2018年08月18日 | テレビ
姪っ子がこういうドラマとか大好きできっと今見てるんだろうなぁ~と僕もテレビ放送されてた「ほんとにあった怖い話 2018 夏の特別篇」をついつい見ちゃう。僕もこういうの好きですからね。子供の頃は怖がりで見れなかったんだけど。
短い短編ホラー・オムニバスで旬な役者さん達を主役にして本当にあった話の再現ものとして見せてくれます。
これといって凄い怖かったのとかは無かったんだけど雰囲気は楽しめました。この手のものは忘れた頃に似たような環境に出会った時にちょっと思い出したりしてゾゾゾと感じれるのが良いんですよね。
今回の作品群の中で印象に残ったのはファミレスのエピソードでの主役で無く助演の名前も知らない女優さんの目をひん剥いて逆切れする表情でした。
各主役の叫ぶ場面も見所でしたが皆、ベタなホラー顔してましたね。
間に挟まれる子供達のリアクションの表情の方が良かったです。
子供の頃にこういうの見て記憶に残る体験って何気に大切だと思います。


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「インナー・スペース」

2018年08月17日 | 映画
大好きなエンタメ映画「インナー・スペース」を久しぶりにブルーレイで5.1ch 大画面で鑑賞。昔、試写会で一足先に見れて面白かった~と満足した映画です。今日見直しても最後は楽しい気分で見終える事が出来ました。
映画のエンタメ要素が詰まった作品で内容も役者のキャラクターもアクションも特撮も音楽も良い映画でした。
メグ・ライアンも可愛かったなぁ。
くだらない破茶滅茶な楽しさのあるジョー・ダンテ監督らしい面白映画です。
この映画のパロディ・ポスターを絵の具で描いて雑誌ロードショーに応募して佳作だったかで掲載されたのも懐かしき思い出。「インナー・スペース」を「ウィンナー・ステーキ」にしたんだっけなぁ。


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「チャッピー」

2018年08月16日 | 映画
ブルーレイで映画「チャッピー」を5.1ch 大画面で初鑑賞。残酷場面がカットされているという噂の日本劇場公開版にて。一箇所カットしたな…という場面が分かりやすくありましたね。
CGで描かれたロボットのチャッピーは本当に良く出来ていて感情移入も出来ました。冒頭の方でチョイ役扱いのキャラクターだと思った人が主役で知名度のある役者は脇役だったのが意外でありましたが、それはそれで段々と愛着のあるキャラクターになってきて良かったです。前半で少し睡魔に襲われたりの少し集中力に欠ける鑑賞となりましたが最終的にはウルウルとさせられる所もありました。
「ロボコップ」と「E.T.」と「第9地区」を足したような話な気もしました。「リアル・スティール」もヒュー・ジャックマンが出てるからか連想させられましたが役柄としては真逆の悪役でしたね。ロボットのチャッピーと父母のような存在になるギャングとの家族の絆を厳しい環境で生きる苦しさと共に見せてくれるSF映画でした。
キャラクターに徐々に感情移入させる展開が見事。


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「リバイアサン」

2018年08月12日 | 映画
108円でLDが売ってたので久しぶりに見たかった映画「リバイアサン」を購入。帰って早速鑑賞。昔見たのはテレビ放送で結構忘れてる所もありましたが記憶に残ってる場面も沢山ありました。テレビ放送でカットされていたのか初めて見るような場面もあったように思います。思ってた以上に怪物の姿も見えてグロい場面も増えてた印象。
深海版エイリアンに遊星からの物体Xにジョーズの要素をプラスしたような映画で宇宙船の中のような舞台で進行する閉鎖された世界の物語ですが飽きずに見れる面白い映画でした。
怪物の片方にはまだ人間性が残っていたのか?と思わせる自己犠牲な場面もあったりしてあっさりしてましたが、ちょっとハッとするものも感じました。顔立ちハッキリのスタイル良いアマンダ・ペイズという女優さんが魅力的でした。
この映画の予告篇が大好きで昔何度も見てました。そんな懐かしい記憶や場面が久しぶりに見れて良かったです。
ジェリー・ゴールドスミスの音楽にスタン・ウィンストンのクリーチャーも良かった。


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「カメラを止めるな!」

2018年08月11日 | 映画
レイトショーで話題のインディーズ映画「カメラを止めるな!」を観に行きました。先週トム・クルーズの新作を上映していた大きな5番スクリーンでの上映でお客も沢山入ってました。
それだけでも凄いと思いました。
さて、映画はどうだったか?というと面白かったです。ネタバレになっちゃうから詳細は書けないけど自主映画作ったりしていてゾンビとかも好きな僕には親近感も湧きましたよ。
ホラー映画作りの楽しさと業界の嫌な感じが面白可笑しく描かれていて憎めない作品。構成や見せ方が練られておりしっかりとした作品となってました。演技や流れが演劇っぽい感じもしましたが突拍子もない展開やキャラクターの弾けっぷりが見ていて楽しかったです。


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「スピード」

2018年08月10日 | 映画
ブルーレイで久しぶりに映画「スピード」を見直す。輸入盤LDとDVDも持ってて何度も見たので覚えてる所が多いけれど見始めたらあっという間に見れちゃうスピード感溢れる面白い映画です。役者陣もみなハマってて見応えあります。結構昔の映画になるのですが派手で特撮も良く出来てて凄いです。シナリオが本当に良く出来ててテンポの良い編集やカメラワークでグイグイ見せてくれます。
大好きな役者デニス・ホッパーの安定の悪役ぶりも良かったです。嬉しそうにのびのびと爆弾魔を演じておりました。エンディングのロック・ミュージックの主題歌が懐かしかったです。




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「フェノミナ」

2018年08月10日 | 映画
ブルーレイで5.1ch 大画面で久しぶりに映画「フェノミナ」を鑑賞。
思ってたより色々な場面を細かく覚えていましたが音響面では音楽の音量が大きいのと叫び等の高音が煩い映画だったんだなぁと感じました。まぁ5.1ch の音声はブルーレイ化に際してミックスし直したものだとは思いますが。公開時にはクランキーサウンドと言ってFMで信号受信してだかでヘッドホンで聴けるってのを売りにしてましたね。実際に体験した人って周りにはいないようですがどうだったんだろうなぁ。未だに興味はありますよ。
映画は何だか強引で無茶苦茶な設定と内容ですがファンタジーじゃないけど映画の世界観に無理矢理入りこまされます。好きな場面は昆虫少女ジェニファーちゃんが念力?で虫に助けを求めて沢山虫がやってくる所で何処からともなく風が吹いて髪がなびいて照明も綺麗に当たって「みんな大好きよ」と虫達に向かって台詞言う所。
それから初めて汚いビデオ画質で見た時から何か惹きつけられ恐怖感を感じた車の排気口にカメラが寄る所。
他にも印象的な場面は沢山ありますが今日見て気になったのはここでした。
ジェニファー・コネリーが美しいです。


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「コラテラル」

2018年08月08日 | 映画
公開時から予告編見て気になってたトム・クルーズが悪役やってるという映画「コラテラル」をテレビ録画してたので鑑賞。監督はマイケル・マンでロスの夜の風景が良い感じで撮影されてました。
話の内容とか全然知らずに見始めたのですが流れに引き込まれるように入り込んで見れました。どんどん急展開して驚きと共に見応えのある芝居に見入ってゆけました。
トム・クルーズも良かったけどジェイミー・フォックス演じるタクシー運転手が凄く良かったです。
台詞も印象的なものがあり考えさせられたりもしました。
展開は映画的でしたが芝居の説得力と演出力で最後まで飽きずに見れて良かったです。
最後の地下鉄の場面だけ合成してるのがバレて気になってしまいました。
良い場面なので実写で撮れなかったのは何でだろう?残念だなぁと余計な事思ったりしました。


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