どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「チルドレン・オブ・ザ・コーン」

2024年08月26日 | 映画
昔レンタルビデオで見たような気もするがシリーズ色々あるようで、どれを見たのかも覚えてない映画「チルドレン・オブ・ザ・コーン」が4Kリマスターされて日本初公開という事でシネマート新宿の大スクリーンへ観に行きました。劇場は凝った宣伝の展示をしていて2も3も今後上映予定との事。スティーブン・キングの原作は昔読んでたけど映画の方も殆ど内容忘れてたので新鮮に見直す事が出来ました。記憶ではあまり面白く無かったという印象でしたが冒頭からの展開や見せ方に役者陣のキャラクターの個性も良くて思ってたよりしっかりとした作りの面白いホラー映画だと思わされました。「ターミネーター」のサラ・コナー役のイメージが今や強いリンダ・ハミルトンが出てて幾つか印象に残る場面もありました。「メイフィールドの怪人たち」に出てたと思う不気味な若者役が目立ってましたね。子供達が大人達を襲うという恐ろしい展開と宗教的な集団心理の気持ち悪さ等あって良かったんだけど中盤で中弛みしてきて後半は都合の良い展開が続きます。子供達にも良い奴がいてその子達の活躍や子供同士の仲違いのおかげで主人公達は危機を免れます。
まぁ後半は当時のB級ホラー映画っぽい勢いもあって案外楽しめはしました。そしてキングらしい炎と大火災で壮大にチープな合成カットと爆破で盛り上げてくれました。何かキングの映画見たなぁ〜っていうような定番な満足感みたいなものとオチが微妙な感じで映画を見終える事が出来ました。やっぱり最後に火災や爆発があると良いですね。
しかしキング原作のとうもろこし畑の出てくる映画っていくつあるんだろう?結構あったように思います。







コメント

「ポライト・ソサエティ」

2024年08月25日 | 映画
久々に近所の温泉施設でまったりしてから昨日、劇場で予告編を見て面白そうと思った映画「ポライト・ソサエティ」をまた6ミタポイントを使って鑑賞。何と今日もお客は1人もいなくて貸切状態で見れました。
インド人の姉妹のアクション・コメディで舞台はイギリスでした。主演女優の眼力ある表情が素晴らしく惹きつけられるものがありました。スタントウーマンを夢に持つ妹と画家の夢を諦めてイケメンと結婚しようとしてる姉の物語で姉の結婚を阻止しようと奮闘する妹の活躍の物語。最終的にはマザコンな男の最低な面が明らかになるのですがなかなかダメな所が判明しないので妹の奮闘に何だか感情移入出来ず空回りしているように感じつつ見てました。まぁ最終的にはそんな展開になるとは思ったけどね。効果音の映画的な派手な使い方や音楽の使い方なんかがベタだけど効果的で面白味も増してました。馬鹿馬鹿しい事を一生懸命にやる憎めなさとキャラクターの魅力で楽しい娯楽作に仕上がってました。
何げに妹の友人達のキャラクターや活躍も良かったです。ガールズパワーと夢を諦めないという前向きなテーマもありました。






コメント

「プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち」

2024年08月24日 | 映画
レイトショーで「プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち」を6ミタ鑑賞ポイントを使って鑑賞。何と客は他に誰もいなくて1人貸切状態でした。前作は一応見てるけど今や殆ど忘れちゃってました。2は見た友人によるとゴア度も増してなかなか面白いとの事だったので観に来ました。
話の筋は前作忘れてるのもあって、そうだったっけ?みたいな感じで取っ掛かりにくい面もあったけど何かそうだった。そういう前日譚を付けてきましたかぁ…と後半は楽しめた。ゴア描写は本気な特殊メイクでバンバン見せてくれますが画面が全体的に暗くて見えずらい所も多かった。現代版の「13日の金曜日」のジェイソンみたいな殺人鬼をクマのプーさんでやっているような印象でしたね。プーさんの相棒に「ジーパーズ・クリーパーズ」の怪人みたいな奴も出てきます。中盤はちょっと怠くも感じたけど冒頭からのホラーな展開に結末の盛り上げまで久々に不死身な殺人鬼の活躍が見れる定番だけど新しい映画でなかなか楽しめました。






コメント

「スペース・プレイヤーズ」

2024年08月23日 | 映画
大好きなグレムリンの変身後が出てるって事で見たかった映画「スペース・プレイヤーズ」を鑑賞。ワーナー映画のキャラクターが総出演でテンポ良く展開する全編楽しい娯楽作でした。「レディ・プレイヤー1」のような楽しさがワーナー映画縛りで作られた感じです。アニメのバックスバーニーとかルーニー・トゥーンズの面々が活躍して楽しませてくれました。アニメも2Dも3DもあったりでCGも全体的にデザイン的にも色彩的にも好みで素敵な世界感を見せてくれました。物語も先は読めるけど前向きで分かりやすい良い話で安心して気持ち良く見れるものでした。主演のバスケ選手はきっと凄く有名な方なんでしょうが知らなかった。だけどとても良かったです。
過去にマイケル・ジョーダンが出てる映画もありましたよね。それと思って見てたのですが更に新しい映画だったようです。
グレムリンも1カットですがしっかり出てました。マッドマックス怒りのデスロードの世界にアニメキャラが入り込んだりと何でもありな楽しい場面が満載でした。
ミッキーマウスとかディズニーのキャラクターよりワーナーのアニメ・キャラクターが個人的に好きなので楽しい映画でした。






コメント

「エア・ロック 海底緊急避難所」

2024年08月22日 | 映画
レイトショーで映画「エア・ロック 海底緊急避難所」を鑑賞。TVの午後のロードショーで放送されてたら見ちゃうようなサメ映画っぽいけどたまにはスクリーンでそういうのを見るのも良いだろうと、そんなに内容とかは期待せずに挑みました。まぁ予想通りのそんな内容の映画でしたが思ったよりも楽しめて飽きずに面白く見れました。サメのCGもよく出来てて大画面で見れたのは良かったです。
飛行機が海に墜落して空気が残ってる後部座席付近で酸素が無くなるまで何とかサバイバルする数名の物語でサメはそんなに沢山は出ませんが生き残ってる人物のキャラクターとか展開がなかなか見応えありました。脚本もベタだけどしっかりしてた。
ちょっと変な視点の描き方が所々にあって定番じゃない新鮮さが少し感じられたのも良かった。







コメント

「フォールガイ」

2024年08月17日 | 映画
レイトショーで映画「フォールガイ」を鑑賞。深い事考えずに単純に楽しめる久々な痛快娯楽作品でした。馬鹿みたいな話だけど映画作りの裏方の活躍が面白可笑しく恋愛要素も入れて数々のマニアックな映画ネタも交えながら楽しく描かれてます。ド派手なスタント場面もあって本格的に見せてくれていてエンドクレジットではそのメイキング映像も見れちゃいます。業界の裏側の物語って時に生々し過ぎたりすると実際にいくつか現場を経験している僕としては複雑な感覚になったりもする事もあるのですが今作は馬鹿馬鹿し過ぎて楽しく見れましたね。
役者陣も何気に豪華です。実際のスタント撮影とかは大変だろうけど見事な仕事っぷりを見せてくれました。






コメント

「BABYLON バビロン」

2024年08月14日 | 映画
「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督の映画「BABYLON バビロン」を5.1ch大画面にて鑑賞。この監督の映画って何か好きになれない感じというのがあって今作はどうかなぁと思って題材が映画だし予告編見て映像的には煌びやかで少し期待して見ました。結果全体的に長過ぎるし面白く無かったです。何と3時間以上ある作品でした。
映像はゴージャスですが似たような演出の繰り返しや奇をてらいすぎ感があり話に惹き込まれるものがあまり無かった。
題材は興味深いものはあり一部は大袈裟だけど面白い部分もあったけどね。
途中から早く終わらないかなぁ?なんて感じたりもしたよ。役者陣が豪華な顔ぶれでマーゴット・ロビーの芝居に存在感が良かったです。無茶苦茶なように見えて演技する前の緊張してる所とか映画に対して真剣に接している一面が印象的でした。
大体先は読めてるんだけど後半は重たい展開に進んでゆき最後は色々な映画のモンタージュとかあって終わりました。
同じ時代を描いた「グッドモーニング・バビロン!」って映画を少し思い出しました。こちらは凄く良かった記憶があり見直したい所ですがソフトは高値になってて見れてません。
「ハリウッド・バビロン」っていうゴシップ本もありましたね。この本は持ってた筈。本作で描かれてたような業界の暗部なんかが知れた内容でした。






コメント

「48時間」

2024年08月13日 | 映画
昔テレビ放送で見て面白かった記憶のある映画「48時間」のブルーレイを購入して5.1ch大画面にて鑑賞。
主演はニック・ノルティとエディ・マーフィーで脇役ではよく見た顔ぶれも沢山登場してました。エディ・マーフィーの最初の出演映画らしい。監督はウォルター・ヒルで彼らしい娯楽作で撮影や照明の美しさも光ってます。刑事バディものの定番というか脚本が良くて銃撃アクションも迫力があって良かったです。音楽がジェームズ・ホナーで「コマンドー」そっくりな曲でした。「コマンドー」の予告編で使われてた音楽は完全に今作のものだった事が判明しました。音楽の音量が大きく盛り上がる展開でした。
続編もあって同じキャストと監督で面白かったと思うけど完全に忘れちゃってるので見直したいと思います。ブルーレイ出てたら買っちゃおうかな。テレビ録画したの持ってるかもですが。






コメント

「デモンズ」

2024年08月13日 | 映画
ブルーレイ持ってるのに映画「デモンズ」の4Kリマスター版のUHDとブルーレイのセットが比較的安く売っていたのでUHDプレーヤーも4Kテレビも無いのに衝動買いしちゃう。会社の4KプロジェクターでUHD再生検証として8.1ch サラウンドで鑑賞。24p収録されてるんですね。
画質はとても綺麗でした。HDRのテレビで見たら発色とかももっと良かったんでしょうね。インターナショナル版で見たのですが初めて試写会で見たのと同じバージョンだと思います。今迄持ってたブルーレイだと途中で第一幕終了みたいなテロップが出たのですが今日見たのにはそれは無かった。他にも色々なバージョン違いも収録されているようです。台詞等の音量に比べて音楽がとにかく大きくて煩いぐらいでしたがヘビメタサウンドを大音量で堪能出来ました。サラウンド感も随所で効いてましたね。何度も見た映画だけど改めて見るとダリオ・アルジェントっぽい部分が多くて照明とかメイクとか役者とか良かったです。内容はホラーというより後半はアクション映画みたいですが。
脚本も構成も何気に良く出来てます。個人的には前半の映画と現実が同化してゆく流れとかが大好きです。
ラストのオチも効いてますね。
初めて見た時はどう収拾を付けるのか?って思いながらドキドキしながら見たものです。
そんなに大絶賛するような映画でも無いと思ってましたが見直す度に好き度が増す大好きな映画になりました。高画質で見直せて良かった。だけど見てると途中で画質なんて気にならなくなってたけどね。








コメント

「さらば刑事 2024」上映会

2024年08月10日 | 自主映画
B級映画ランダムという自主映画の先輩にあたる団体の1987年の90分もある8mm映画を観に平和島の大森スポーツセンターに行ってきました。90分もの長編を8mmで完成させているという事自体が8mm映画を制作した事ある身から思うと凄いと感心しちゃいます。劇中に出てきた映画館の看板に「スペースキャンプ」があったのを見て時代を一気に理解出来た印象でした。おいらは高校生だったかな。思ったより映像も綺麗で音もきちんとリマスターされていたので良かったです。だけどやはり一部聞き取りにくかったりで話の内容を理解するのに苦労する面もありました。だけどシナリオがちゃんとしていて後半に全部が繋がるという壮大なドラマがありました。案外やりたい事を詰め込んだようなテレビドラマの再現っぽい感じもありましたが役者陣が皆なかなか良くで女優陣は美人さんが沢山出てましたね。
上映終了後に打ち上げにも参加して上映されたDVDもゲットしました。理解出来てない所とか帰って見直そうかな。
8mm映画ってやっぱり何か良いですねぇ。
今やなかなか見れないけど良い作品は沢山ある筈。見れるような機会が増えると良いですね。




コメント

「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」

2024年08月09日 | 映画
「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」というホラー映画を大画面にて鑑賞。心霊ものビデオみたいな内容で出て来る登場人物はウザい感じで小劇場の役者さんで撮った自主映画みたいでした。舞台になってる場所が「カメラを止めるな!」と同じロケ地で知った光景でした。なんか前半あまり面白く無くて怖くも無く興味と集中力に欠けてゆく感じでしたがカメラがワンカットになってからの流れは何というか無茶苦茶で予測不能の面白さがあって笑えちゃう楽しさがあり、まぁ良い意味でも悪い意味でも王道から外れた変テコさが良かったです。
低予算でしょうがアイデアと見せ方で斬新な娯楽ホラー映画に仕上がってました。






コメント

「アクロス・ザ・ユニバース」

2024年08月07日 | 映画
ブックオフで安かったから衝動買いしたブルーレイで映画「アクロス・ザ・ユニバース」を5.1ch 大画面にて鑑賞。ビートルズの音楽に乗せてのミュージカル映画でした。有名な曲が沢山流れますが歌詞の意味までちゃんと理解して無かったので字幕付きで見ると皆良い歌詞だったんだなぁと知れました。映像も美しくてしっかりとした仕上がりで色々な面白い映像表現もあはらました。だけど物語にグッと入り込めるような感じがあまり無くて長いミュージュクビデオを見てるようでもありました。
歌もビートルズの曲よりも何か抑えた感じの歌い方が多かったので盛り上がりにも欠けた印象。どんな物語展開で最後はどうなるのか?と見てましたが最後の場面はうるっと来るような感動も味わえてエンディングからエンドロールの音楽も良くて気持ち良く見終える事が出来ました。
ビートルズ好きの人は必見な映画ですかね。ヘイ・ジュードの歌詞良かったな。
役者陣は皆良かった。U2のボノやサルマ・ハエックも出てましたね。








コメント

「ア・ホーマンス」

2024年08月06日 | 映画
随分と昔に劇場で予告編を見たのを覚えている松田優作監督の映画「ア・ホーマンス」を今になって予備知識無しで大画面にて鑑賞。陰影の強い撮影で暗い場面と間の長い展開が続き最初の方ではちょっと睡魔にも襲われそうになったりもしたが撮影の美しさやアングルの良さに芝居に段々と惹き付けられてゆき長い間も飽きる事無く集中して見れる流れになってゆき面白く見れました。独特のリズム感と斬新な映像表現なんかもあり物語だけで無く映像や音でも魅せるものがありました。
じわじわと心情が伝わって来る不思議な映画でした。変なユーモア感じる部分もあったりで松田優作演じる役が実は〇〇だったというのも斬新でした。漫画が原作だとクレジット見て知りましたが何でかそんな予想もしちゃったのは当時観に行った誰かに聞いた事あったのかな?
久しぶりに見たポール牧の存在感が凄くて異様な恐ろしさと可笑しさがありました。
公開時に見てたらよく分からない映画でつまらないと思ったかもしれませんが今は色々な映画を見てきて普通じゃない異質な映画が好きだからとても良く感じました。






コメント

「ヘルライド」

2024年08月05日 | 映画
公開時に劇場で見逃して日本盤より安かった海外盤のブルーレイで字幕無しで見た映画「ヘルライド」でしたが雰囲気は味わえたけど台詞の詳細が分からないからか内容的にはイマイチ理解出来ていなかった。
GEOで日本盤の中古DVDが売ってたので購入して日本語字幕付きで5.1ch 大画面にて久々に見直しました。忘れていた部分も多かったけど字幕付きで見ても正直印象は変わらずで物語のオチというか箱の中が何だったのかとかイマイチはっきりとは分からずでした。台詞も大体は想像した通りで合ってました。海外ポスターとかキャストとか見て期待していたものとは違って全体的には何かイマイチ感がありましたが同時に久しぶりにこの手のバイカー映画が見れたという妙な嬉しさみたいなものもありました。なので部分的には憎めなく好きな要素のある映画だったかな。
タランティーノ色の強い回想多めの印象の強い映画で裸のお姉さん沢山出るバイカー映画です。タランティーノっぽく無い部分が案外好き。






コメント

「ツイスターズ」

2024年08月04日 | 映画
映画「ツイスターズ」を劇場で鑑賞。昔の「ツイスター」は何年前だっけ?CG映像と音響が良くて好きな作品でした。そのリブート版です。物語は別物だけど似ていて色々と先の読める展開が多かったな。悪くは無いんだけどベタな王道な脚本だったように感じて、そこでそれを言っちゃいけないよ!な台詞が出たり分かりやすい内容でした。主人公の女優さんがなかなか魅力的でしたが「ザリガニの鳴くところ」の方だったんですね。派手な竜巻場面とか期待したのですが冒頭の後はなかなか出てきません。なので、ちょっと長く感じたかな。
最後に派手な竜巻場面は出てきて普通に楽しめました。映像も音響も良く出来てたけど最近のVFX映画は皆良く出来てるから初めて昔の「ツイスター」を見た時のような衝撃は感じられなかったかな。
色々と突っ込み所の多い内容の映画だったように思います。何げに竜巻パニック映画って色々あって何本か劇場でも見てますが皆それなりに面白いですが物語の内容的にはやっぱり最初のが個人的には1番好きですね。






コメント