どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「星の王子ニューヨークへ行く」

2021年01月31日 | 映画
昔テレビ放送で見て以来に「星の王子ニューヨークへ行く」を鑑賞。エディ・マーフィーが特殊メイクで1人で何役も演じていたのは覚えてたけど内容は結構忘れてたので普通に面白く楽しんで見れました。見終わってハッピーな気持ちになれるジョン・ランディス監督らしいコメディ娯楽作でした。
分かりやすい物語で人は金より中身が大事ね。というテーマが描かれてます。冒頭のマットペイントとか絵っぽかったけどカメラが移動してたり何気に当時としては凄い技術だったと思ったりもした。カメオ出演でトビー・フーパー監督も登場してましたね。サミュエル・L・ジャクソンも出てましたね。
see you next wednesdayのポスターも登場してたの見つけた。良いデザインでした。後で調べたら他の作品での登場もまとめた画像も見つけました。
色々な遊び心も楽しい映画でした。




コメント

「ボディカメラ」

2021年01月31日 | 映画
内容全く知らずホラー映画かな?みたいな認識で見始めた映画「ボディカメラ」でしたが冒頭から惹きつけられる展開で案外シリアスで興味深いものでした。終始暗い映像のトーンでしたが撮影に音楽の効果も良く一体どうなるのだろう?何が起きたのだろう?シリアスな説得力のある結末があるのか?それともホラー映画的なものなのか?とどちらかよく分からない時間が続きアレコレ考えつつ面白く見れました。
結局ベタなホラー映画ならではのものでしたが正体をはっきりとは見せなかったのが良かったですね。正直現実味のあるドラマ部分の展開がしっかりしていたのもありホラー要素は必要無かったのでは?とも感じましたがホラー的なオチじゃないと成立しない展開やラストの収拾の付け方や救いのようなものもあったので結果的にはまぁ良かったのかなとも思えました。
白人警察による黒人射殺という現実社会でも大きな問題になっているテーマを描いた作品です。射殺された原因やその後の隠蔽しようとする警察や真実を言えず悩む新米警官に謎を追う黒人女性警官とその背景なんかが実に上手く脚本化されていた。
緊迫感もあり案外見応えのある良作だと感じました。


コメント

「新 感染 ファイナル・エクスプレス」

2021年01月30日 | 映画

知人の噂でも評判の良かった韓国映画「新 感染 ファイナル・エクスプレス」をようやく鑑賞。評判通り良い映画でした。個人的にはアカデミー賞を取った「パラサイト」よりもずっと良かったと思いました。生々しく感情的で暴力的なものが多い韓国映画というのは好んで見る事は無い傾向なんですが、映画の技術的なクオリティはとても優れているとは感じていました。今作でも実に全体的にクオリティの高い作品だと感じました。VFXも見事で効果的で面白く凄い見せ場が満載でした。
脚本も良く良い意味で感情的で暴力的なものの見せ方や流れがあって、しっかり対立や反省や成長が描かれていて最後には重く暗いものだけでなく救いのあるものだった所がとても良かったです。人間の醜い一面も描きつつ、自己を犠牲にしても愛する者を救う為に奮闘する男を描いていて、その活躍と終わりには感動しました。
内容的には別物作品のようですが続編もあるみたいです。どうだろう?面白いかな?気になります。

コメント

「イエローキッド」

2021年01月30日 | 映画

真梨子哲也監督の大学の卒業制作映画だという「イエローキッド」を鑑賞。
初期作品とは随分と違ったドラマとしてしっかりとした内容の映画でした。
役者のキャラクターが実にリアルで生々しく見応えがありました。そんな人物描写と先の読めないシナリオの構成や演出で見始めたらあっという間に最後まで見れた印象です。後半に映像的にも斬新で面白い流れや見せ方がありセンスを感じました。
監督の狂気と優しさというのが上手く出ていたと感じました。
何処が違うのか分かりませんが今日見た映画はディレクターズ・カット版との事。
短篇作品と長編作品と続けて見れて他の作品も見てみたいと思えました。
注目の監督ですね。同時に刺激も受けました。

コメント

「監督 真梨子哲也 短編作品集」

2021年01月30日 | 映画
昔PFFだったか何かの上映で真梨子哲也監督の短編を見た事があり、ちょっと異質で名前と共に記憶に残ってました。そんな彼の短編作品集を鑑賞。
「ほぞ」
8mmとビデオの映像で荒い編集のイメージ映像のような怠い流れでしたが急にリアルでヤバい展開に。ドン引きするようなヒリヒリとした危ないリストカット映像。後で分かったけど監督自身だったようです。危ない監督って印象。
「極東のマンション」
今作が昔見た事あった作品だった。何か分からないけど映像作品を作りたい!という情熱と苦悩が伝わる。個人的なものをオープンに見せていて母親とのやりとりが可笑しい。後半にビルから飛び降りたり親からしてみれば本当にヤメて欲しいというような大胆で危ない事をやっている。だけど今作はなんか面白く記憶にも残るものがありました。
「車のない生活」
今作もプライベートな内容を含んだドキュメンタリー的内容で家族の事等が分かります。危ない監督という印象ですが内面は暖かいものを持ってる事、家族の良さを感じれた。内容としてのオチは下らなくてちょっと可笑しい。
「マリコ三十騎」
裸でア~ッ!って叫ぶのが好きですね。色々と葛藤しながらも表現について色々と考えているのが分かります。
答えは出ないけど映像的に面白いものが見れたり。海のシーンが印象的。
「アブコヤワ」
100万円分宝くじを購入して、その結果は?というドキュメンタリー。正直な感情が伝わります。結果はまぁそうだわな…な感じでしたが、その後のラストカットでやっぱりこの監督は突飛子の無い事をやってくれるなぁ。という衝撃が待っていました。凄いです。
「ニコラの橋」
これまでの作品と違って急にちゃんとした映画っぽい作りの作品に仕上がってました。物語の導入の設定とか内容がユニークで面白く視点が良いなぁと思い面白く見れましたが、それがあまり生かされないままちょっと静かな余韻と共に終わった印象でした。
「宿木」
ちょっとホラー的な印象もある先の読めない映画でしたが狂気と優しさが共存するユニークな映画でした。


コメント

「バトルロワイヤル」

2021年01月29日 | 映画
テレビ録画していた映画「バトルロワイヤル」を鑑賞。昔テレビで途中から少し見たような記憶もあるけど忘れてました。結構最近の映画のような気もしてましたが出演者の若き姿を見て古い映画だと気が付きました。
荒唐無稽な話だと思ってましたが案外見応えあって考えさせられもする一面も持った内容で見始めたら集中して見れた。どうなるのか?と見てましたが後半の一部が録画ミスで録られておらず10人から3人に生き残りが急になってしまいラストを見るという流れになってしまいました。後でYouTubeで死亡場面ダイジェスト動画というのを見てどう居なくなってしまったのかは確認出来たけど物語の面白くなる所が見れなくて残念。大体の流れは分かったけどいつか見直す機会があればちゃんと見たいとは思いました。


コメント

「ボクの女に手を出すな」

2021年01月29日 | 映画
昔、道頓堀東映パレスのスクリーンで観た予告編をよく覚えている小泉今日子主演の映画「ボクの女に手を出すな」を今になってようやく鑑賞。
撮影がとても綺麗で森のシーンとか印象的でした。フィルム独特の味わいが残る感じが良かったです。物語は軽いミステリー仕立てというか昔流行ってた赤川次郎原作ものみたいな感じで、それを連想した瞬間に犯人は直ぐに分かってしまいました。だけど可愛いキョンキョンを眺めていたら飽きずに見れちゃう懐かしい空気感に包まれたアイドル映画で最後は良く知った主題歌を久々に聴けて楽しく見れました。
ちょっぴりホラー映画的な要素もあったりする所も良かったな。
ちょいちょい登場するゲスト出演の人達の姿も若くて懐かしくも面白かったです。


コメント

「愛・旅立ち」

2021年01月29日 | 映画
公開時から知ってたけど見た事無かった近藤真彦と中森明菜主演の「愛・旅立ち」という映画を今になって鑑賞。
当時実際にも付き合ってたという若き2人の姿が見れるラブラブな正統派な恋愛ものかと思ってたのですが特撮映像満載のファンタジー大霊界物語と恋愛物語の合わさった変わったアイドル映画でした。ベタな内容の物語でしたがそんな予想外の展開が面白く見始めたら止まらなくなって最後まで一気に見れちゃいました。沢山ツッコミ所や笑える場面もあったりしましたが嫌いじゃない映画でした。映像的にも良い感じで空飛ぶ場面とか好みでした。
丹波哲郎も出てたりして死や霊界について説明したり見せてくれるのでした。本当に久しぶりに中森明菜の姿を見れましたが懐かしくもありました。
この頃の姿が印象に残っていて、その後の今の姿を知らないのでずっと歳を取らないまま記憶に残っているという不思議な感覚です。
この映画の後に2人の別れ話?とか詳しくは知らないけれど色々あって表舞台からいなくなってしまった彼女ですが映画見てると何だか余計な事も考えてしまい複雑な気持ちにもなりました。今どうされているのか知りませんが幸せに過ごされていると良いですね。


コメント

「パラダイス・アレイ」

2021年01月28日 | 映画

スタローン初監督作品という「パラダイス・アレイ」という昔から気になってた映画をようやく鑑賞。貧乏街での3兄弟の物語で「ロッキー」のプロレス版みたいな内容でした。面白くは見れましたが初監督で出演という事もあってかスタローンがやたらと目立ち過ぎというか主張が激しく少々ウザく感じる程のものがありました。正直ウザい役でした。だけど途中から急にお兄さんの方がウザい役柄に変わって自分はちょっと良い役になってましたね。弟役は徐々に存在感を増して後半ではプロレスで大活躍します。それぞれの役の心境の変化が急で説得力に欠けるので何だか感情移入が微妙なものがありました。トム・ウェイツがちょい役で出てましたがあまり意味無い役だったのは残念。実弟のフランク・スタローンやジョー・スピネルとかが出てたのが良かったです。そして主題歌もスタローンが歌っていてなかなか良い歌声で良かったんですけど自己主張が強すぎと感じちゃったりもしました。
監督だから自分目立たすのはやりたい放題ですからね。
何か若きそんな目立ちたい気持ちが出ちゃった映画だったように思えました。だけど処女作から演出は見事なものでした。

コメント

「アリス・スウィート・アリス」

2021年01月28日 | 映画
若きブルック・シールズが出てた映画という事で知られた映画「アリス・スウィート・アリス」をレンタルDVDで初鑑賞。あのメーカーのDVDの画質はやっぱり酷かった。映画の内容は思ってたよりしっかりとした作りの作品で驚きの内容で犯人は誰か?というのが最初から分かっているように見えて途中から分からなくなり面白くなるという変わった良さのあるものでした。最後も不穏な空気と表情で終わるという印象に残る作品でした。部分的に卒業制作で作った映画と似た場面なんかもあったりして変な親近感も湧いたりしました。若きブルック・シールズは可愛かったけど冒頭だけの出演で最初に殺されちゃってましたね。姉の嫉妬心や親に対する不満や不機嫌さというのは度が過ぎてはいますが何処か分かる部分もあって、そこが恐ろしさを感じれました。チープなお面と黄色いレインコートとキリスト教の宗教観が気持ち悪さを良く出していました。
最近ちゃんとしたメーカーさんからもDVDが発売されたようです。でも高いんですよね。何気に良作ホラーだと思うので忘れた頃にちゃんとした画質で見直したいです。


コメント

「EVE イヴ」

2021年01月27日 | 映画

公開時には存在も知らなかった映画でしたがDVD発売時に知り気になった映画「EVE イヴ」を鑑賞。女版ターミネーターみたいな話でしたが展開も面白く特殊メイクも予想外に本格的で見応えがあり良い意味で期待を裏切るワクワク出来る面白映画でした。設定とか背景とか荒唐無稽なんですが映画としての説得力はあってグイグイと物語に引き込まれてゆきました。女サイボーグの暴走ぶりも格好良くて見応えもありました。ラストも良かったけどラストカットはちょっと締まりの無い印象はありました。しっかりと作られたセンス感じる娯楽作で結構気に入りました。

コメント

「アメリカン・サイコ」

2021年01月27日 | 映画
レンタルDVDで「アメリカン・サイコ」を鑑賞。前から気にはなってた映画でしたが陰湿な殺人場面ばかりの映画だと思ってたのに反してお洒落というか絵になる映像や音楽を上手く使った独特の世界観のある考えさせられる人間ドラマだったように思う。
見応えありました。ホラー映画というよりも僕の嫌いなヤッピー等のストレス社会からの精神が崩壊してゆく様を実にブラックなユーモアと共に描いた作品だと感じれて面白く見れました。
役者陣も豪華で芝居も凄い。主人公のような人種の生き方は見ていて気持ち悪さもありますが可笑しさもあり部分的には共感出来る所もありました。
全ての殺人は妄想だったとも取れる結末でもありますが感覚的には現実のように感じられる暗さというかリアリティも感じられました。
思ってた以上に良作だったと思いました。




コメント

「トワイライト・ゾーン(2019年)」

2021年01月26日 | 映画
「トワイライト・ゾーン」の2019年版のリメイク番組を鑑賞。3度目のリメイク作という事でホスト役はジョーダン・ピール氏。全体的な印象としてちょっと長いなぁという印象。昔の30分番組だった頃のテンポや流れの方が個人的には好みでしたね。だけど結構今風にアレンジされていたりして興味深いものもありました。以下にざっくり各エピソードの感想を記します。
第1話「コメディアン」
長いしあまりギャグも面白くもなくオチもあまり決まらず。
第2話「三万フィートの戦慄」
現代風に面白くアレンジはされていたけど劇場版の方がもっと面白かったな。
第3話「巻き戻し」
これはなかなか良かった。だけどオチは白人警官が単純な悪者扱いされていてしっくり来ない印象も。何か彼にも動機や背景があれば良かったのに。
もう少し一方的でない視点が欲しかった。でもタイムリーで良いエピソードでした。
第4話「旅行者」
これもなかなか面白かった。昔のいくつかのエピソードを組み合わせたような面白い宇宙人ネタもの。
第5話「神童」
大統領選挙というタイムリーな題材で興味深かったけどちょっと途中でダレたかな。子供の世界の発展系。オチはちょっと甘い印象。
第6話「火星への旅」
映像的にも良く出来てて見応えあったけどやっぱり少し長い印象。普通に面白くは見れたけどオチはアレのアレンジだな…と知っていたので衝撃はあまり無し。だけど面白いアレンジで良く出来てたと思います。
第7話「男の中には」
なかなか面白い展開で新鮮に見れた。
恐ろしい物語。感染パニックもの。
第8話「起源」
移民問題をテーマにした作品。今シリーズは人種問題を扱った作品が多い印象ですね。オチはなんか決まらない印象。
第9話「ブルー・スコーピオン」
分かりやすい展開でしたが色々と工夫されてました。物に取り憑かれる男の物語。オチはちょっと重い。
第10話「影男」
ダンテ監督の「影男」とは全然違う内容でしたが、ちょっと変わった内容で興味深かった。ラストのメッセージが良い。コロナ禍の今に響く現実というトワイライトゾーンに向き合うという事を影男が伝えてくれます。影男の正体は途中で予想出来ましたけどCGで登場した時は少し感動とCGに違和感を感じる感覚とが同居しました。
今回だけ5.1ch字幕版でサラウンドヘッドホンで見ましたが低音の響きが効いていてとても良かったです。




コメント

「レザーフェイス~悪魔のいけにえ~」

2021年01月26日 | 映画
「悪魔のいけにえ」の前日談という新作映画でトビー・フーパーの最後のプロデュース作品だという「レザーフェイス~悪魔のいけにえ~」を鑑賞。
正直、取ってつけたような前日談なんて興味無いよと劇場公開時にはスルーしたのですが、見てみると思った以上に興味深く展開にも意外性や驚きもあって面白く惹き込まれて見れました。
なかなか見応えあったし満足な出来の映画でした。「悪魔のいけにえ2」のキャラクターにも通じるレザーフェイスの純愛だったり切ないものが感じられもしました。ラストのマスクは後のお気に入りマスクのアレになったんですね…とか考えるとちゃんと色々と繋がってました。家族の設定が強引でしたが精神病院の看護婦との流れに思いの他、引き込まれて見れちゃいました。女優さんもなかなか魅力的な方でした。ラストはどうなるのか?と思いましたが意外な結末に。だけど何か納得の切なくも吹っ切れた印象的なエンディングでした。


コメント

「愛欲のえじき」

2021年01月25日 | 映画
VHSのジャケットの絵が何だか強烈で気になっていた映画「愛欲のえじき」をDVDで鑑賞。ここのメーカーのソフトは画質最悪なのばかりだが今作は思ったより綺麗でちゃんとしてました。
撮影はピント合ってないカットも結構あったりしたけどね。ネクロフィリアでファザコンの女の恋愛物語でした。
彼女と結婚した男が愛欲のえじきになってしまうという切ない物語でもありました。原題はLOVE ME DEADLYで甘い主題歌も流れます。案外丁寧に作られてる映画ですが結構退屈というか怠い映画でした。最後は最悪だけど主人公にとっては至福のハッピーエンドとも取れますね。
カーチェイスが凄い映画「ジャンクマン」のH.B.ハリキがプロデュースで関わっているとの事。なんで彼がこんな映画に…って意外でしたね。
主人公の女優さんはあまり美人では無かったけど不細工でもなくある意味リアリティもあったかな。ヌードもあったりしますがエロさはあまり無くグロも大して無い映画でした。映画本編よりVHSのジャケットの絵の方が妙ないかがわしさがありましたね。




コメント