どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「SCUM/スカム」

2024年04月30日 | 映画
タイトルで気になっていたイギリスの映画「SCUM/スカム」をDVDで鑑賞。
少年院を舞台にした酷い環境が描かれた内容の物語でした。不良達の過酷な生き様が生々しく看守や所長の陰険な暴力や行動が見ていて嫌な気持ちにもなります。
そんな状況を苦に自殺する者も出てきて暴動も起きますが結局はそんな日常がこれからも続くような何とも言えない所で終わっちゃいます。
コンクリート色の冷たい空気感とイギリス英語の発音がリアリティを感じた。
DVDは拷問エディションとの事ですが何が違うのかは分からず。2012年にリマスターされたもののようです。






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「ルー、パリで生まれた猫」

2024年04月29日 | 映画
レンタルDVDでジャケットに惹かれて借りたフランス映画「ルー、パリで生まれた猫」を鑑賞。主役のキジトラ猫ちゃんが妹の家で飼ってるトラマルくんが仔猫だった頃にそっくりで可愛くて昔を思い出しつつ微笑ましく見れました。猫の行動あるあるな場面も沢山あって可愛かったです。
人間ドラマとしてはそれぞれの立場や考え等、人それぞれだけど、どうするのが良いのか相手の気持ちになって考えるとか独りよがりな考えじゃない生き方について猫との生活等から考えさせられるものも少し感じる内容でした。
猫を放飼いで飼っちゃうと居なくなっちゃうとか、そうなっちゃうでしょ!みたいな展開がちょっと部屋飼いしてる猫とは違うものがあってどうなのかな?と疑問に感じる部分もありました。
人間側はそれぞれ自分の都合の良い考えや行動を取っていたと感じました。
まぁ可愛い猫ちゃんの姿を愛でるだけでも良い感じの映画ではありました。






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「レンフィールド」

2024年04月29日 | 映画
ニコラス・ケイジがドラキュラ役を嬉々として演じているホラーコメディ映画「レンフィールド」をDVDで鑑賞。予想外の物語と見せ場が色々あって変で面白かった。
アクションも盛り沢山で破茶滅茶だけど良い道徳というか自己啓発的な前向きな内容でもありました。VFXを多用していると思ってましたが特典映像を見ると殆ど実写で実際にやっていた事が知れました。血飛沫とか良い感じでしたね。
ニコラス・ケイジの強烈な個性を活かしたドラキュラ役は最高でした。今迄の色々なドラキュラ映画にオマージュを捧げるような遊び心みたいな部分も好感持てました。
全体の緑がかった色彩トーンとかも良い感じ。
結構好みの映画です。






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「テリファー」

2024年04月29日 | 映画
テレビCMでGEOがレンタル全品100円キャンペーンをやっていると知り久しぶりにDVDを6枚借りた。既に一度見てるんだけど「テリファー」を日本語吹替版にて久しぶりに深夜から見始めたらズルズルと最後まで見ちゃいました。テンポも良く捻りも入れて色々なホラー映画にオマージュを捧げたような場面や拘り感じる特殊メイク残酷描写が連続する映画に仕上がってます。中でも1番印象に残る場面はノコギリでのギコギコ人体真っ二つでした。殺人ピエロの風貌や表情に動きが不気味で可笑しく独特の存在感がありました。
日本語吹替も見やすくて良かったけど逃げてる際の息使いのボリュームが大き過ぎて隠れてるのにバレちゃうよ!と思ったりもした。






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「ゴジラxコング 新たなる帝国」

2024年04月28日 | 映画
レイトショーで「ゴジラxコング 新たなる帝国」を鑑賞。予告編見てゴジラのピンクの背鰭の光とか走ってたりで何だか漫画みたいと感じて昭和の人間の味方的な娯楽系ゴジラ映画になったのかな?と思いましたが、やっぱりそうでした。まぁ深い事考えずに見れば最新のVFXも派手で楽しめるんですが、やっぱり走るのは違和感あって少し笑えた。
敵もなんか微妙で人間ドラマは長く感じてしまった。良かったのは美術で映像的には見た事無いような美しい世界や怪獣達の戦いを見せてくれました。なんかマーベル映画の「アベンジャーズ」みたいでもありましたが。
まぁそんなに期待はしてなかった割にはそこそこ楽しく見れたんだけど凄く良かったとかそういうものまでは無かった印象です。
「猿の惑星」にゴジラとモスラが加わったような映画でした。







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「こいつで、今夜もイート・イット ~アル・ヤンコヴィック物語~」

2024年04月28日 | 映画
マイケル・ジャクソンとスター・ウォーズの替歌のミュージュク・ビデオが印象的で記憶に残っているアル・ヤンコヴィックの伝記映画「こいつで、今夜もイート・イット ~アル・ヤンコヴィック物語~」というのがある事を知り、コレは見たいぞ!と鑑賞。実際はどんな人だったんだろう?と興味深く見始めたのですが途中からもうメチャクチャな脚色創作で人を食うような流れになってゆきます。LSDの幻想オチなんでしょ!と見てましたが最後までそのノリで突っ走る内容でした。まぁそんな何でもありな勢いが面白く彼の替歌音楽にも通じるぶざけた楽しさがあって、なるほどこの手もありだね!と感心するものもありました。実際の真面目な伝記もちょっと知りたかったけどね。
アル・ヤンコヴィック役をハリー・ポッターの役者ダニエル・ラトグリフが演じていました。彼は変な役ばかり最近はやってますね。そこが良いです。他にも有名俳優が出てたりしましたが全員何か似てないモノマネ大会のようでした。その安っぽさが逆に良かった。
アル・ヤンコヴィック本人も出てました。
彼の音楽や活動をリアルタイムで知ってた世代としては楽しい映画でした。








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「クレイジーズ」

2024年04月27日 | 映画
ジョージ・A・ロメロ監督の「クレイジーズ」の2010年のリメイク版の映画を鑑賞。そんなには期待してなかったんですが色々と派手になってて役者も良かったりして見始めたら結構惹き付けられて見れました。
物語は大まかには分かっているので大きな驚きは無かったけどホラー的な演出や見せ場を面白くは見れた。暗い場面は見にくくて部屋の電気を消さないとちゃんと見えない感じでした。奥さん役の女優さんは「サイレント・ヒル」にも出ていた美人な方でした。感染者がゾンビのように襲って来る描写が今風なゾンビ映画みたいで逆に新鮮さには欠けた感じもありましたが、この物語は軍隊の恐ろしさが印象的。オリジナル版でも防御服姿の軍人の姿が強く残っています。






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「ヴァチカンのエクソシスト」

2024年04月22日 | 映画
悪魔系映画ってイマイチ刺さらないので気にはなってたけどスルーしてた映画「ヴァチカンのエクソシスト」を鑑賞。
CGで極端に変化する悪魔憑き描写がよく出来てるけど白けちゃう感が僕にはあり嘘っぽいとか懺悔さえすれば何でも罪が許されるというような所が何か引っかかるなぁ。みたいな気分で見てました。画面は全体的に暗めでした。普通にエクソシストものとして見れてましたが段々と現実の教会や神父の不祥事事件なんかの事も思い出して実際どっちが悪魔的なんだろうか?とか考えさせられる一面も出てきたりで興味深くも見れました。悪魔の目的も視点を変えれば理解出来る部分もあったりもした。
後半は悪魔との対決となり決着がつきますが深読みするとどっちが勝ったのかは曖昧で変な余韻も残しました。エンドロールの最後に実在した神父の写真が出ますがふざけた表情でなんか良かったです。






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「キラーカブトガニ」

2024年04月21日 | 映画
くだらなそうな映画「キラーカブトガニ」を鑑賞。予想通りの安っぽいお馬鹿映画でしたが「グレムリン 」みたいな感じもあったりで特殊メイク造形や着ぐるみでの特撮に拘った手作り感溢れる見せ場が楽しかったです。最後は巨大化した奴と巨大ロボットで戦ったりもします。
色々と頑張ってる映画だったと思います。
物語自体はそれ程でも無いけど個性強めなキャラクターがちょっと憎めない良さがありました。





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「ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ」

2024年04月18日 | 映画
Netflixでエイミー・アダムス主演でゲーリー・オールドマンも出てるという事で興味を持った「ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ」というスリラー映画を大画面にて鑑賞。
他にもジュリアン・ムーアやジェニファー・ジェイソン・リーが出てたり予想外の豪華なキャスティングで驚きました。
ヒッチコックの「裏窓」みたいな感じで始まる前半で色々と伏線になるようなエピソードが連続して描かれるのですが何か展開が緩くて睡魔に襲われ睡魔と格闘しながら朦朧と見てました。
主人公もワインと薬で朦朧としてたので何か色々と見逃してるだろうけど、そのまま見続けて睡魔に打ち勝った時には何だか良く分からなくなってきたぞーと感じつつ見てたら意外な過去の背景が明らかになったりして一体何処へ向かおうとしてる物語なのか?と興味深くもなり真実だと思っていた事が曖昧になってきたりで不思議な感覚になりました。
まぁそんな勘違いでした!では終わらない筈だからどうなるのか見てたら驚きの展開が待っておりました。えー犯人コイツかぁ〜となりましたが何か色々と納得いかないというか都合良すぎとも思いました。そして対決となるのですが前半の伏線があったのですぐに読めちゃう展開となりました。
ざっくりとは全体は理解出来て見れたけど何か今ひとつ感の拭えないスリラー映画でした。演技派の役者が沢山出ている割に話の内容がイマイチであまりそれぞれの役者が活きてないように思いました。
脅し文句を言うゲーリー・オールドマンの芝居は独特の凄みがあって怖っ!って思えたけど。






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「バード・ボックス」

2024年04月16日 | 映画
サンドラ・ブロック主演の映画「バード・ボックス」を大画面にて鑑賞。冒頭の畳み掛けるような流れの展開は面白くどうなるのか?と興味深くもあり良かったけど段々と怠い展開になってゆきちょっと長いなぁと感じるものがありました。ザック・スナイダー版の「ドーン・オブ・ザ・デッド」とM・ナイト・シャマラン監督の「ハプニング」を足したような結構設定が強引で納得出来る説明の無いまま進む内容でした。色々と詰め込み過ぎな印象でもう少しシンプルに短く纏まっていても良かったんじゃないかと個人的には感じたな。
でもまぁ面白く見せ切る映画にはなってはいました。色々と都合良く展開したり意味深な割に特に説明も無いし分からない部分や設定が活かされてない印象を受けるスッキリしない感覚が残る映画でした。







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「消えない罪」

2024年04月16日 | 映画
Netflixでサンドラ・ブロック主演の映画「消えない罪」を大画面にて鑑賞。警察殺しの罪で刑務所に入っていた女性が出所して音信不通となっていた妹に会う為に翻弄する物語で元殺人犯という事で社会に受け入れられず大変な思いをする内容でした。
徐々に過去の出来事が明らかになってゆき最後には衝撃の真相が判明したり。
全ては妹に会う為に守る為に…という熱い想いが伝わり胸を打ちました。
芝居が素晴らしかったです。他の助演陣の芝居も良くて特に女優陣が見事で印象に残りました。
ネタバレになるから最後は書かないけど、感動して涙しちゃいました。
久しぶりに見応えのある人間ドラマが見れました。良い映画でした。






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「ROMA/ローマ」

2024年04月15日 | 映画
Netflix作品で日本では初めて劇場公開もされたアカデミー賞の監督・撮影・外国語映画賞を受賞した白黒映画「ROMA/ローマ」を大画面にてようやく鑑賞。綺麗な撮影でまったりと長回しとカメラのパンや移動で見せる映像が良かったけど前半はなかなか物語に入ってゆけずで眺めているような感じでしたが段々と不思議と物語に入って行けて気がついたら家政婦の主人公と仕える家族との何とも言えない暖かい自然な関係性を興味深くも集中して飽きずに見る事が出来ました。人それぞれ色々な悩みや試練が普通にありますねぇ。人生は大変だけど人との繋がりには悪い事も良い事もありますね。
ちょっとした当たり前かもしれないような暖かい幸福感や優しさを感じれる部分のある映画でした。
無茶苦茶、感動したとか良かったとかいう訳でも無いけど共感や何か良いものを感じる事が出来る映画でした。
何気に印象に残っているのは犬のウンコだったりもしますが。そしてNetflixってフルチンもOKなんだと知れました。
芸術映画で白黒だからかな?






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「ホクロ兄弟 フルスロットル」

2024年04月14日 | 映画
DVDで久しぶりに石井克人監督のCGアニメ漫才映画「ホクロ兄弟 フルスロットル」を鑑賞。見始めたら下らないけどスピーディーなボケとツッコミが面白くてズルズルと最後まで見ちゃうという無茶苦茶でクレイジーな映画でした。勢いで特典映像も全部見ちゃいましたが、こちらの監督とかのインタビューとかも面白かった。CGでしか出来ないような動きとか大袈裟な表情が独特の魅力を放つ漫才だったと思います。時代性を感じるCGの質感とかも含めてあの頃尖ってだというか意欲的で実験的で遊んでる感覚が可笑しく楽しい変な映画だと改めて感じました。




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「大災難 P.T.A.」

2024年04月14日 | 映画
ジョン・ヒューズ監督のコメディ映画「大災難P.T.A.」をDVDで久々に鑑賞。一度レンタルビデオで見てる筈ですが殆ど忘れてたので新鮮に見直せました。相変わらず音楽の使い方やテンポの良い編集等、楽しい展開の映画になってましたが監督の他作品に比べると何かもうひとつというか展開がワンパターンな印象も受けました。だけど最終的には暖かい気持ちになれる良い話として纏まっているのが流石だなぁと感じました。
この頃、似たようなキャストでの映画がいくつかあったので記憶が混ざったりしてましたがジョン・キャンディの出てるドタバタものって何本か見たなぁ。スティーブ・マーチンのコメディ映画も色々と見てました。
印象に残ってたカットは車の場面で一瞬ガイコツになっちゃう場面。下らなくて短いのに記憶に残るもんですね。






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