どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「スライ スタローンの物語」

2024年02月29日 | 映画
Netflixでシルベスター・スタローンのドキュメンタリー映画があると知り「スライ:スタローンの物語」を大画面にて鑑賞。
父親との関係性とか知らなかった事も知れて興味深い内容でした。
僕の好きな彼の主演映画で脚本家としてのこだわりがしっかり伝わっていたのを再確認出来て色々な名場面見てるだけで感動して彼の言葉や姿勢に涙も溢れました。
彼の映画は脚本が良くて監督作も好きな作品が多い。特に本人の人生が反映されているような映画はグッと来るものがありますね。弱者の視点から見る者を勇気付けるような映画が大好き。
真似出来ないレベルの努力で色々な事に挑戦し続ける姿勢は昔から尊敬してます。






コメント

「ポップスが最高に輝いた夜」

2024年02月29日 | 映画
ミュージック・ビデオが印象深い「ウイ・アー・ザ・ワールド」の曲が作られ録音された一夜を捉えたNetflixのドキュメンタリー映画を大画面にて鑑賞。参加歌手達の若き姿が懐かしく知らなかった事柄が色々と知れて興味深い内容でした。深夜から朝まで徹夜でレコーディングしたんですね。
曲が形になってゆく過程が思ってた以上に緊張感もあり次第に連帯感みたいなものが出てくるのが良かったです。
若い頃に自主映画を徹夜で撮影した時の大変さと達成感みたいなものも思い出したりしちゃいました。
最後に曲の完成形がフルで聴けるだろうと楽しみにしてたんだけど中途半端にしか聴けなかったので映画見た後にYouTubeでミュージュクビデオを改めて見直しました。映画見た後だと更に良さが感じられますね。
プリンスの彼女だったというシーラEって人がプリンス呼ぶ為に利用されてた感が分かりビデオでも殆ど映って無いし可哀想というか嫌な一面にも気づかされました。
知らない方も結構いましたが個人的に好きで印象に残っているのはマイケル・ジャクソンからヒューイ・ルイス、シンディ・ローパー、キム・カーンズのパートとボブ・ディランの歌うパートです。






コメント

「コヴェナント 約束の救出」 

2024年02月28日 | 映画
仕事帰りにレイトショーで「コヴェナント 約束の救出」を鑑賞。ガイ・リッチー監督の映画見るのは久しぶりでした。実話を元にした内容のようでしたが緊張感があって手に汗握るような展開。だけど予告編を見て大筋は予想出来てはいました。体験するように映画を見れて考えさせられ胸に来るドラマと内容があり見応えありました。最後はどうなっちゃうのかハラハラしましたが結果は何とも言えない複雑な感情と共にエンディングのテロップを読みました。「ブラックホーク・ダウン」という映画を見た時と同じような感覚になりました。主人公達の救出は何とか無事に終わってホッと出来るのですが同時にその為に敵側の人数がもの凄く沢山殺されているので相手側にも家族や大切なものが皆あっただろうにと考えると複雑な気持ちとやるせない感情が後を引きます。アメリカ側の圧倒的な軍事力で敵を全滅させる様は恐ろしさを感じます。
今やアメリカにとってのアフガン戦争は終わった事のようになってますがグリーンガードを与えると言って通訳として雇われた多くの現地の人がそのまま残されて守られず殺されているという事実を知りあんまりだと思いました。映画で描かれてた物語は良かったけど現実は残酷ですね。
色々と考えさせられ心揺さぶられる映画でした。




コメント

「プロジェクト X-トラクション」

2024年02月27日 | 映画
ジャッキー・チェンとジョン・シナ主演のNetflix映画「プロジェクト X-トラクション」を大画面にて日本語吹替版で鑑賞。
久々に見るジャッキー映画でしたがやっぱり吹替版の方がしっくり来るものがあり気楽に見れた。内容は途中まであまり惹きつけるものが無く案外真面目で登場人物達がそれぞれ何の為に何しようとしてるのかよく分からなかった。殆どの場面がVFXにCGっぽい合成映像で魅力に欠けるものがありました。
だけど中盤からはジャッキーとシナの掛け合いも面白くなってきて話の内容も見えてきて段々と往年のジャッキー映画のようなコメディ色が強くなってきて、そうそう、こういう楽しいジャッキー映画が見たかったのよ!と後半は案外楽しく見れました。
マッドマックスみたいなカーアクション場面もなかなか派手でCGだらけでしたがスケール大きく物語が乗ってきたら普通にワクワクして見れた。最終的には楽しく見れたので良かったけど、もっと最初から明るく楽しいノリで痛快に物語に惹き込んでくれたらもっと良かったのになぁとも感じました。






コメント

「オールド・ガード」

2024年02月27日 | 映画
シャーリーズ・セロン主演のSFアクション映画「オールド・ガード」を大画面で鑑賞。
脚本が興味深く面白くて集中して見れました。不老不死の身体を持つ少人数の傭兵チームの物語で派手なアクションを見せつつも異形の吸血鬼やレプリカントみたいな人と違う哀しみや考えなんかが滲み出ていて良かったです。アクションも凄いけど動きはちょっと型にハマった感じもありました。後半で不死身パワー無くなったような流れがあったんだけど結局パワー無くなってないような感じもしてそこら辺は理解しにくい感じはありました。だけど全体的には予想以上に楽しめる見応えある内容の映画で満足させてもらいました。
シャーリーズ・セロン以外の役者さん達は知らない方々でしたが皆とても良かったです。






コメント

「警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件」

2024年02月26日 | 映画
Netflixのドキュメンタリー映画「警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件」を大画面にて鑑賞。外国人英会話教師が殺された別な事件と記憶が混在していて思っていたのと違うもっと昔の事件の方でした。
こちらも凄く記憶に残っている事件でしたが結末を覚えておらず新鮮に興味深く見れましたが予想以上に酷い事件で被害者は200人以上もいて分かってるだけで2人亡くなられているとか知らなかった全貌が分かるにつれて衝撃と悲しみと怒りが湧くものがありました。
殆ど手掛かりの無い中から警察も良く犯人を見つけれたなぁと感心しちゃうものもありました。犯人は無期懲役にはなったようですが裁判ではルーシーさん殺害に関しては証拠不十分?とかで無罪の判決になったというのも驚きでした。
当時の刑事達のインタビューや被害者の家族のインタビューに当時のニュース映像等で分かりやすく、いかに犯人逮捕に至ったのかが分かりやすく描かれてました。
当時の映像の六本木とかリアルタイムで知ってた光景を見直せるのも記憶が色々と蘇るものがありました。







コメント

「ザ・キラー」

2024年02月26日 | 映画
デビッド・フィンチャー監督の「ザ・キラー」を大画面にて鑑賞。安定のしっかりした映像と編集に音楽で惹き付けるものがありましたが少し単調で怠くも感じちゃう面もありました。殺し屋が綿密な準備をして暗殺を行うが失敗してしまい、そのせいで家族が酷い目に遭い誰がやったのかを探り追い詰め復讐するという内容で、そもそも失敗しなきゃ問題無かったのに…とひたすらモノローグで色々と蘊蓄語る割にどうなのよ?って感じで主人公に感情移入し難く誰に復讐しようとしてるのかピンと来ない部分もあってモヤモヤしながら事の行方を追って見た印象でした。
殺し屋の準備や行動を丁寧に描いた映画です。






コメント

「THE EDITOR」

2024年02月26日 | 映画
前から気になっていた映画「THE EDITOR」を日本語字幕無しでだけど鑑賞。撮影に照明がマリオ・バーヴァ作品のような良さがありイタリア系ジャーロ映画へのオマージュ的な内容の映画でした。
しかし台詞の意味は理解出来なかったから会話場面は傍観してる感じで物語的な面白さは感じれませんでした。だけど映像的には数々の元ネタになった映画も分かる程のオマージュというか焼き直しの連続で最初は面白く見れてたけど途中からは真似ばかりだなぁとも感じたな。アルジェントやフルチとかイタリア縛りで拘ってるのが良かったのに「ビデオドローム」とか色々加わってきてどうなのよ?って思ったりしたけど今書いてて気が付いたが「デモンズ2」へのオマージュと考えれば成立してたな。
映画の編集者を主人公にした映画ってあまり無いから元編集仕事してた者としては興味深く期待してた部分がありましたが物語は理解出来て無いので評価不能です。
ステインベックのフィルム編集機は大学時代に使ってたので懐かしくも思えた。
綺麗な女優さん達が沢山脱いでました。






コメント

「マダム・ウェブ」

2024年02月25日 | 映画


本国では評判悪いみたいだけどマーベルものでは珍しく予告見て面白そう!と思った映画「マダム・ウェブ」をレイトショーで鑑賞。大きなスクリーンの真ん中席にて。
ポスターに書いてある本格ミステリーサスペンスという点では何処が?って感じでしたが普通に面白く見れました。
未来が見えるようになってしまった救命士が活躍して人命を救うという内容で望まないのに突然そんな力に目覚めて苦悩・混乱しつつ使命感に目覚めるという所が良くて映像でミュージュクビデオのように描かれて細かい説明抜きに分かるので深い事考えずに感覚的に見れた。マーベル映画だからしょうがないけど漫画的な敵やら出てきますが、そんな超人的な悪役出さずに普通の人間相手での物語でも良かった気はしますがまぁまぁ目を瞑って逆に派手な見せ場を楽しんだ方が良い感じです。
93年が舞台という事で音楽の選曲が懐かしくもあり、その時代の雰囲気を思い出しながらも見れた。最後のクランベリーズの曲が流れる所なんか何でか感動しちゃいました。歌詞の内容も映画と合ってたしね。
脚本は案外ご都合主義で伏線のオチも読めるんだけどマーベル映画にありがちな他の作品見てないと分からないようなマニアックなネタ等難しいものは無く単品で見ても問題無いシンプルで分かりやすいものだったのが良かった。エンドロールに意味不明なオマケ映像とかも無かったしね。
その辺りがマーベル映画マニアには物足りないかもしれませんね。まぁスパイダーマンの物語と繋がりがありそうでしたけど。
主演のダコタ・ジョンソンのキャラクターが素敵で救命士としての姿と母と娘の関係性の場面で心にグッと来るものがありました。






コメント

「アシスタント」

2024年02月25日 | 映画
映画業界のアシスタントで働く女性を描いた映画「アシスタント」を鑑賞。映画の制作現場では無くプロデューサーのアシスタントという事で地味なデスクワークがメインで淡々と丁寧で良い仕事をこなしています。電話での色々なやりとりとか優秀な仕事ぶりが感じられますが仕事初めて2カ月程だとの事。前半の業界仕事あるあるがリアリティがあって同僚のキャラとかウザさも分かりました。後半はワインシュタインがモデルとなってるようなセクハラ問題が絡んできますが直接被害を主人公が受けるのでは無く疑いに気が付きどうしたら良いのか?と悩み行動するも変わらない現状に何とも言えない気持ちになるという映画業界への夢と現実のギャップを知る内容でした。
もう少し長期間の内容だと説得力も出て良かったと思うけれど色々と性急に進み過ぎた印象でセクハラ疑惑も正直あれだけの疑惑だけで他にも確認や相談もせずに告発の行動に出るとかちょっと主人公の方にも疑問を感じちゃう部分もあったかな。
だけど考えさせられるものがある映画でした。アシスタント仕事は昔よくやってたから気持ちの分かる部分もありました。何気にアシスタントってその業界の裏側を冷静な視点から見れますよね。






コメント

「ザ・パッケージ/暴かれた陰謀」

2024年02月25日 | 映画
ジーン・ハックマン主演の映画「ザ・パッケージ/暴かれた陰謀」を鑑賞。懐かしさも感じる娯楽アクション映画で政治的な陰謀や暗殺が題材のスリリングな内容でした。
JFKの暗殺のような内容でどのように行われて行くのかと阻止するのかが緊張感を持って描かれてました。全体的な作りは80年代のアクション映画ならでは描き方でしたがそれがまた心地良いものがあった。
助演陣も豪華でトリー・リー・ジョーンズとかジョアンナ・キャシディとか他にもよく見る役者が沢山出てました。
音楽も盛り上がる曲調でした。最後は意外とあっけないけど解決して終了。
ゴルバチョフとパパブッシュに似た大統領と書記長が出ているのが時代を感じさせられましたね。






コメント

「ボーはおそれている」

2024年02月24日 | 映画
公開して間も無いのに近所の劇場では1日に一回だけの上映となってた映画「ボーはおそれている」を観に行く。ホラー系の映画と思ってたが何とも変で案外笑える映画でした。主演のホアキン・フェニックスの芝居が見応えあって面白かったけど全体的に間が長くて3時間近くある映画なので集中力が続かず特に前半は睡魔に襲われての鑑賞となってしまった。心配症で色々と気になってしまったりする所なんか家を出る時ストーブの電源オフにしたか何度も確認しちゃう最近の自分とも重なり何か共感出来る面もあったりでそこから想像以上の最悪な展開なんかが映画では描かれてゆき、この監督は今迄の作品でも最悪なシチュエーションを描くのが上手いなぁ〜と感心しちゃうものがあります。今回は電話越しで最悪のシチュエーションが実際に見せずに伝わりました。一歩引いてみると可笑しさもあるのですが当事者としては最悪な知らせです。勝手に想像したりして最悪度合いもそれぞれで増しますね。
過去の回想や夢みたいな変な展開が交錯してゆき謎の悪夢の中、豪快にエンディングを迎え静かに終わる映画でした。
沢山良い場面や見せ場はあって嫌いじゃないんだけどやっぱりちょっと長過ぎた印象を残しました。






コメント

「シーフォーミー」

2024年02月24日 | 映画
ざっくり荒筋知って面白そうと見始めた映画「シーフォーミー」ですがなかなか面白かった。脚本の伏線と回収が良く出来ていて役者陣のキャラクターも良くてどうなるのか?と緊張感を持って見れました。一部は伏線で読めちゃう展開もあったけどね。
目の見えない元スキー選手の女の子が金持ちの家の猫シッターのバイトをしている所に泥棒が入るという内容です。アプリやら何やらで色々と都合良く進行しますが、ちょい悪な一面を持ってたりする主人公に感情移入も出来て興味深く見れました。
ところで猫ちゃんはどうなったんだろう?
最後に猫ちゃんの無事な場面があったらもっと良かったのにな。






コメント

「ナイトメア・シスターズ」

2024年02月23日 | 映画
前から気になってた映画「ナイトメア・シスターズ」を日本語字幕無しですが初鑑賞。内容は下らなくて台詞の詳細までは分からずとも大体は分かるので特に問題は無し。リニア・クイグリーにミシェル・バウアーにブリンク・スティーブンスという80年代セクシー系ホラー・クイーン達が出ていて脱いで学芸会みたいな乗りの楽しさでアホらしい事をやらされてます。そんな光景が何とも愛らしいです。
怠い会話場面とか単調な演出に編集ですが彼女らの頑張りが見所の自主映画みたいな映画でした。嫌いじゃないです。








コメント

「ヴィーガンズ・ハム」

2024年02月22日 | 映画
フランスのホラーコメディ映画「ヴィーガンズ・ハム」を大画面にて鑑賞。ブラックなユーモア満載の笑えるホラーで面白かった。やたら主張の強いヴィーガン連中の嫌がらせに被害を受けた肉屋の夫婦がひょんな事から犯人の1人を事故で殺してしまって死体処理に困って間違えて肉屋でその肉を売ってしまったら美味しい!と大反響となり次々と新たなヴィーガンの肉を求めて殺しまくるという内容です。
アホみたいな展開で絶妙な選曲の音楽に乗せて殺人しまくる所が可笑しくて残酷さより笑える要素の方があるので楽しく見れました。何か風刺も効いてて良い感じ。
夫婦の絶妙なやりとりも面白いです。
軽い気持ちで見始めましたが、なかなかの拾い物というか面白い映画に出会えました。




コメント