素早い編集とコクのある映像で見せる監督らしい演出で飽きずに見せてくれる映画でしたが物語の魅力という点では普通というかもうひとつ心に引っかかるものは無かった。キャラクターや背景とか興味深いところがある反面あまりそれらが活きていたようには思えませんでした。しかし俳優陣は皆良かったです。途中から何となく先は読める展開だったけど楽しめました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/68/97edc97a95e0ec69fe185d3b01e18967.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/df/63e37b01c54b0380be03a9135003bf48.jpg)
ブルーレイで買ったけど重い内容だし、なかなか見れてなかった映画「デッドマン・ウォーキング」を鑑賞。昔レンタルで見て感動して涙した映画で音楽も良かったからサントラも購入してた映画です。実話を元にしているようで死刑囚とシスターとの心の触れ合いと加害者と被害者の関係や死刑制度について考えさせられもする誠実に作られた映画です。やっぱり良い映画だったけれど一度見てるからオチは知ってるので今回は感動で涙とまではいかずでした。そしてやっぱり凶悪な殺人を犯した犯人の死刑というのは賛成か反対かでいうと賛成の立場に僕はいるのだと考えさせられた。
何も知らずに見ると犯行にどう関わっていたのかや死刑執行はされるのかどうかや事件の詳細や犯人の背景や心の変化の見せ方や展開が上手くて心掴まれるものがありました。被害者側の両親と加害者側の親の事を想うとどちらにしても胸が締めつけられるような感じになります。ホラー映画の殺人は楽しめるけど現実の殺人は絶対にあってはいけないと思うしキツいです。
愛も大事だけど憎しみが勝る時もあります。
DVDで「真夜中のパリでヒャッハー!」を鑑賞。日本ではパート2にあたる「世界の果てまでヒャッハー!」が先に公開されて続編の前日談ような扱いで公開されましたが元々はこちらが先に作られていた映画でした。
なので続編と同じキャラクターが出ていてどういう関係性になってゆくかとかは今作で描かれていました。原題がベビーシッターというのもこちらでは分かりやすく描かれてます。憎めないキャラクターが今作でもおバカ過ぎる破茶滅茶ぶりを発揮していてくだらないアホ展開が笑えます。面白かったけど先に見た続編の方のインパクトの方が強かった印象です。
でも物語としてはこちらの方が少しちゃんとまとまってる気はします。