「リトル・ロマンス」

ダイアン・レインのデビュー作で昔からチラシを持ってて気になってた映画「リトル・ロマンス」をDVDで鑑賞。
ほっこり暖かい気持ちになれる胸キュン青春恋愛映画でした。
この手の映画はあまり好んで見ない方なんですが分かりやすい物語で年齢的にも若い初々しさと出演者の魅力で応援したくなる気持ちで見れました。
そこに名優ローレンス・オリビエがどう絡んでくるのか？と思いましたが、実にユーモアたっぷりに良い味と深みのある老人としてのキャラクターを演じ物語を引っ張ってくれてました。
風景や色合いも美しく撮影も綺麗で優しい気持ちで見れました。
甘～い物語ではなく哀しい部分もありますが若々しさと楽しさと勢いがあって良い映画でした。
久々にこの手の映画を素直に楽しめました。

「幽霊屋敷の蛇淫」

前から気になってて見たかった映画「幽霊屋敷の蛇淫」を鑑賞。
白黒の古い映画で前半は頭に入ってきにくい台詞が多くなかなか物語に入っていけず睡魔にも襲われたりしましたが、段々と面白くなってゆき台詞で無く映像に惹き付けられる感じで見てゆけました。バーバラ・スティール嬢が出てきてからは俄然興味を惹き独特の恐ろしさも感じれて物語も色々発見があり面白く見れた。
血も出ないし特別な特殊効果も無く舞台劇のように展開しますが何でもない描写とかが不安感を煽ってくれました。最後は何とも哀しくもあり、何処か救われるような面も感じれもした。

「マイドク」

昔見た予告篇とタイトルが印象的だった映画「マイドク」をネットで久々に鑑賞。レンタルDVDで一度見てるのだが内容は殆ど忘れてました。しかし映像や音楽等かなり場面としては覚えておりました。
気合いの入った特殊メイクも見所で脳手術の場面は今見ても良く出来てると感じた。パンクな感じのビジュアルやキャラクターも好き。
しかし全体的に暗い場面が多く見にくい面もありました。
忘れていたのはラストで、さぁいよいよ対決！って盛り上がった所で呆気なく次の場面に移るっていう展開からの結末には驚きとある意味の衝撃があり斬新というか憎めないものも感じてしまった。
やっぱり長くて覚えられないような日本版正式タイトルを略して「マイドク」っていうのも含めて色々斬新な映画って印象でその魅力は予告篇にかなり集約されていたと思いました。

「パッション・プレイ」

ミッキー・ロークが出てるから…と衝動買いしたDVDで映画「パッション・プレイ」を鑑賞。ミーガン・フォックス演じる羽根の生えた女性に恋をしてギャングに彼女を奪われ取り戻そうとするという設定とか展開とか結構強引だけど、なんか見ちゃう映画で最後にそんな設定や展開もなる程、と思えるものがあり見終わった瞬間には憎めない魅力を感じれました。
直前には展開は予想出来るのだが僕の好きな空飛ぶ展開やら天使が絡むっていうのも個人的に気に入った所。
途中ちょっとモタつくのと無駄に合成場面が多く気になる所もあったけど。
全体的な印象はB級臭のするハードボイルド系なファンタジー映画？

「キッド」

ブルーレイでチャップリンの映画「キッド」を久しぶりに鑑賞。見終わって暖かい気持ちになれる良い映画でした。ジャッキー・クーガン演じる子役も生き生きしていて魅力が出てます。
そんな子供とチャップリンの優しく楽しい物語。音楽は久しぶりだったのに聞き慣れた印象でした。
いくつかの場面は強く記憶に残っている場面でした。なのにラストは忘れてたのでほっこりしました。
特典映像の短編映画は初めて見ましたがシュールな映画で不思議な味がありました。遊び感覚というかよく分からない良さというかね。

「ファースト・ミッション」

テレビ録画していたジャッキー・チェンとサモ・ハン・キンポー主演の映画「ファースト・ミッション」を久しぶりに鑑賞。公開時に早見優主演の映画「キッズ」と二本立てで見たのを覚えてます。パンフレットも持ってるけど話の内容は殆ど忘れてました。
サモ・ハンが知恵遅れの兄を演じていたのは思い出せた。コミカルながらしんみりさせる所もあり見所の一つ。
ただ前に見た時も感じたと思うけど兄救出の為とはいえ敵の悪者一味を殺し過ぎ！というか血は出ずとも結構エグいバトルでしたね。カーアクションなんかも派手に見せてくれますが話の流れとは関係無く入っていたような印象。全体的にはちょっとまとまりの無い感じもする映画ですが兄弟愛が描かれた娯楽作として楽しく見れました。
この映画はサモ・ハン監督作品だったんですね。
日本向けにかジャッキーが日本語で主題歌なんかも歌っていました。

「トランス 愛の晩餐」

ネットでDVDを調べてたら昔からビデオのパッケージとか見て気になっていた映画「トランス 愛の晩餐」が発売されていた事を知る。粗筋とか全部分かっているのだが最後はどうなる映画なのか？晩餐の場面はどんな感じなのか？というのが気になる。
YouTubeで検索するとドイツ語だけど全篇が見れるようになってて試しに見始める。殆ど台詞は無く怠い展開ではあったがぼんやり眺めていても内容は分かり結局最後まで見てしまいました。ショッキングなホラー系映画なのかと思ってましたが血は殆ど出ない映画で純愛と理想と現実と裏切りと哀しみを真面目に描いた恋愛映画だとも感じれました。
内容はドロドロしてて暗いですが少女の真っ直ぐな気持ちとラストの皮肉というか一体感のようなものが切なくも何処か幸福感のようなものも少し感じられ複雑ではあるけど憎めない良さもありました。
主人公の女性は美人で芝居も良かったです。

「アニー・ホール」

ブルーレイで映画「アニー・ホール」を初鑑賞。日本語吹替で見ました。
昔からタイトルは知っていて評判も良くオシャレなニューヨーク系の映画だという印象でした。いつか見てみたいと前々から思ってだけどやっと見れました。
役者の個性や演技が良くてユニークな作風の映画で面白く見れたけど、なんか途中で集中力が切れてしまいました。スマホいじりつつの鑑賞になった
りしたけど気軽に見やすい映画でもあったと思う。少ししか出てないけど有名な役者さんも沢山出てて存在感を出してました。
ただ喋りまくるウッディ・アレンがちょっとウザいというか好きになれない所はあった。どっちかというと心の声とか心情の方が感情移入出来たな。
最後は何ともしんみり…するものもあり回想場面が心に残りました。
ニューヨークのオシャレ系映画よりも個人的にはアンダーグラウンド系な映画の方が好きですね。

「2010年」

DVDは持ってるんだけどブルーレイの高画質でテレビ画面いっぱいの画角で見直したい特撮場面があったので衝動買いしちゃった映画「2010年」を飛ばし飛ばし鑑賞。それ程高画質でも無かったけど4:3のシネスコよりは随分と綺麗に見れた。宇宙の特撮場面とかはかなり高画質で良かった。
この映画は中学生の時の誕生日に親父に連れて行って貰い見た映画で大スクリーンと音響で見れて印象深い映画でした。当時は難しくて良く分からない所も多く内容的には理解出来なかったんだけど今見ると昔よりは理解も出来ます。謎は残りますが前向きなメッセージも描かれていて思い出も含めて好きな映画であります。
特撮は今見ると荒も目立ちますが見応えあります。
全編また時間のある時にでもちゃんと見直したいです。

「バイオハザード : ザ・ファイナル」

今年最初に劇場で見た映画は「バイオハザード : ザ・ファイナル」でした。
このシリーズは全部劇場で観てます。
今回は3Dは変換ものだと知ったので2Dの字幕版で観る事にしたのですが正解だったかもしれない。画面が暗く編集が素早いものだったので3D効果はあまり感じられず疲れそうな感じだったので。
この監督の映画は映像はいいけど編集が怠い所が目立つ印象でしたが今回の編集はドラッギーと言っても良い程に素早く何が何だか分からないぐらいでもあったけど勢いで見せてくれる所が良かった。アクションとかCGとか派手で次々と展開するので飽きずに見れた。音響も派手で劇場で観る醍醐味を感じれた。しかし中盤で中弛みも感じちゃったけど。なんか途中でどういう事？前作からの繋がりってどうなってるの？みたいな疑問も出てきたり、ちょっとワンパターンな展開に醒めた視点で見ちゃった所はあったな。
ファイナルという事でしたがなんかまた続きそうな感じもする終わり方で特別な感じの結末でも無かった気がしました。だけど普通に楽しく見る事は出来ました。
個人的にはこのシリーズだとパート2が1番好きだったりします。
モンスターの哀しみも感じれたしアクションも新たに登場したキャラクターにも惹かれたから。

「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」

ブルーレイで映画「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」を劇場版よりも30分長いアルティメット・バージョンという方で鑑賞。約3時間ちょっとという長尺でしたが劇場で観たのが随分前だったから大きくは違いは分からなかったな。レックス・ルーサーのシーンが増えてた気はしたけど。
映像が丁寧にしっかり作られているので飽きずに見る事は出来ます。
ワンダーウーマンの背景がもっと描かれるのを期待したけどそこはあまり変わらずでしたね。
ドラマは考えさせられる内容も結構あって深い。ジャスティスとかアメコミの別キャラとかの伏線とかは詳しく無いから良くは理解出来てないけど、それでも面白く見れます。
CGだらけの映像が続きますが拘り感じる映像で見応えありました。
音楽も良くて感情を揺さぶります。
ただ劇場版と大きくは印象は変わらなかったので劇場版ぐらいの編集と尺でも充分って気もします。
続きも、気になる映画です。
また単品で作られているという「ワンダーウーマン」にも期待です。

「ライムライト」

2017年になって最初に見た映画はチャップリンの「ライムライト」
昔見た時には感動して涙した記憶があります。久しぶりに見ましたが今回はブルーレイに収録されていた日本語吹替版での鑑賞。
吹替は自然で画面に集中して見れました。
画質は綺麗にリストアされてて良かったけど書割りのセットの背景とかに目がいってしまう面もありました。
コメディ場面は凄く覚えてる場面ばかりで懐かしささえ感じましたが物語は少し忘れてる所もありラストに向けてどうなるのか惹きつけられた。
だけどこの後に涙する展開が待ってる筈と期待しちゃう見方しちゃったからか今回は泣けませんでした。
途中で思い出したのもあり、なんかあっさりした印象もありました。
全体的にしっかりと作られた名作で音楽がまた良く印象に残ります。
もう1人のサイレント映画の名優バスター・キートンが出ているというのも今や興味深い。
特典映像に収録されてたノミのサーカスのネタを最初にやってたという未公開短編映画も面白かったです。

明けましておめでとうございます。

2017年になりました。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。