どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「フランケンシュタインと狼男」

2019年06月30日 | 映画

DVDで「フランケンシュタインと狼男」を鑑賞。フランケン・シリーズの5作目であり「狼男」の続編でもある作品。2つのモンスター映画のキャラクターが見れるというお得感はありますが話としては無理矢理感があって全体的にどっちつかずな印象もありました。狼男の変身場面は微妙でしたが変身後の姿は格好良かったし動きも良かったです。前作ではフランケンシュタインの怪物を演じてたロン・チェイニーJRが演じております。今回のフランケンシュタインの怪物は前作でイゴールを演じていたベラ・ルゴシが演じています。前作でイゴールの脳が移植された事になってるからある意味では間違いでは無いけどなんか役者の入れ替えも無茶苦茶ですね。
最後は風呂敷広げといて呆気なく終わっちゃいます。

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「フランケンシュタインの幽霊」

2019年06月30日 | 映画
DVDで見た事無かったフランケンシュタイン映画の4作目にあたる「フランケンシュタインの幽霊」を鑑賞。
ちゃんとユニバーサル映画のシリーズの流れが繋がっている物語で興味深く面白く見る事が出来ました。
モンスター役はカーロフでは無く狼男役で有名なロン・チェイニーJRです。
ドラキュラ役者で有名なベラ・ルゴシがイゴール役で出てたりもしていてキャスティングが意外ながら豪華。
モノクロの撮影は照明が美しく綺麗。
モンスターが気に入る少女が可愛く印象的。モンスターの優しさみたいな部分はちょっと少なめで最後はなんだかなオチが待ってましたが目が見えないからという有名な手を前に出した動きにも意味があった事が分かりました。




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「サンタ・サングレ 聖なる血」

2019年06月28日 | 映画
昔VHSで見て良かった印象は残ってるけど内容とか完全に忘れてた映画「サンタ・サングレ 聖なる血」のブルーレイを購入し鑑賞。昔見た時は画像が暗く見にくかった筈ですがブルーレイはとても綺麗で撮影・照明が美しく美術も良くて映像は初めて見るかのような新鮮さもあり見入ってしまいました。
サーカスの賑やかで可笑しな明るさがあったと思えばアルジェントのホラーのような血生臭いけど綺麗でショッキングな場面もあったり切ない恋愛映画ばりのキュンとくるものがあったり何だか良く分かりませんが感覚的には伝わるものがあり驚きもある映画でした。殺人場面の展開は「サスペリア2」と「インフェルノ」を彷彿させられましたが音楽の使い方とか編集とか洗練された素晴らしさがあった。
個性的な人が沢山出てます。口の聴けない女との恋物語としてキュンとくるものもあり母親との洗脳支配からの脱却と悲劇など色々な感情に感覚が刺激される不思議な良さのある映画です。


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「ハウス・ジャック・ビルト」

2019年06月26日 | 映画
仕事終わりに渋谷まで映画「ハウス・ジャック・ビルト」を観に行きました。ラース・フォン・トリアー監督の映画観るのって久しぶり。かなり残酷な内容の為かアメリカではカット版が公開されたらしいが日本では無修正完全版での公開という事でどんなに凄い映画なんだろうかと期待もしてました。が思ったより普通というか残酷描写はホラー映画では見慣れた光景。だけどシチュエーションが顔を背けたくなるような展開でした。と同時にサイコパスの行動やディテールに笑えちゃう面があり不謹慎だけど笑える変な映画でした。見ていて先が読めたり読めなかったり…傍観するような見方をしてて冷静に見てる自分の感覚ってヤバいんだろうか?っていう醒めた恐ろしさはあったけど実際のサイコパスな人が見たらどうなんだろう?そうじゃないよ!みたいに感じるのかな…とか思うのかな?逆に僕の見方って普通の人と違うのかな?みたいな事も考えたりしながら見てました。途中でちょっと退屈して寝そうにもなりました。
後半はアート的な世界感を見せてくれますが他の映画なんかでも見てるような感じで新鮮さには欠けた印象。
マット・ディロンは素晴らしい芝居でした。


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「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」

2019年06月25日 | 映画
ブルーレイで買ったけど長いのでなかなか見る気になれずにいた映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」を鑑賞。デビッド・フィンチャー監督らしい手堅い作りのしっかりとした作品で面白く見れました。設定そのものが驚きであり物語の展開からは驚きよりも少し考えさせられる部分なんかが感じられる映画でした。面白かったけど感動とかはそんなには無かったかな。
驚きは映像技術でありどうやって撮ったのか興味深く特典ディスクのメイキングを見ると顔そのものが全部CGに置き換えられていたというのが分かり凄いと思った。特殊メイクした顔を合成ですげ替えしてるんだと思ってたので大変だっただろうなぁと思ってたがそういう事だったのか!でそれはそれでやっぱり凄い!ってね。
若い顔はCGかと思ったらデジタル修正だったのも驚き!整形外科医のアドバイスを元にという事でいじる場所が的確でしたね。色々な匠の技を見せて貰いました。エンドクレジットでの合成スタッフの数も注意して見てましたが最近の映画に比べると全然少ないのに凄く立派だったと感心しちゃいました。アカデミー賞を受賞したというのも納得です。
映画そのものの感想よりもVFXの感想ばかりになっちゃいましたが壮大で風変わりな人生を考えさせられる視点の面白い良い映画でした。


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「ハノーバー・ストリート 哀愁の街かど」

2019年06月25日 | 映画
DVDで「ハノーバー・ストリート 哀愁の街かど」を久しぶりに鑑賞。随分と昔にテレビ放送で一度見てましたが良い映画だった記憶がありました。詳細は忘れてたけど主演女優のレスリー・アン・ダウンが凄く綺麗だったのと何か切ないものがあったような…。主演はハリソン・フォードで第二次世界大戦下での恋愛物。撮影照明に美術が綺麗で音楽も美しく盛り上げるクラシカルな甘いベタベタなラブロマンス映画でした。最近こんなに直球で分かりやすいのを見てなかったから逆に新鮮というか良かったです。途中、旦那が飛行機に乗る事になった過程の辺りで睡魔に襲われてしまいましたがその後はちゃんと見れました。結構派手なアクションも見れる映画でした。最終的に物語としては御都合主義の目立つものでしたが映画としては良かったと思います。どこか「ストリート・オブ・ファイヤー」のクラシック版というような印象も受けました。


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「WE ARE LITTLE ZOMBIES」

2019年06月24日 | 映画
チケットを貰い全然知らなかった映画「WE ARE LITTLE ZOMBIES」を渋谷で鑑賞。ゾンビ映画では無かったw
事前にHPで同監督の短編映画を見ていたから何となく作風は分かっていたが、けったいな映画でした。撮影や編集の見せ方が斬新で若い感覚というようなものを感じました。拘り感じるアナログ寄りのデジタル感覚のようなもの。なんかそういう個人的に好きな感じの部分が結構あって所々クスッと笑えるものがありました。映画のオーソドックスな文法みたいなものは取っ払って自由にやってる感じは好きでしたが逆に奇をてらい過ぎてるようなお洒落感みたいなものも同時に感じる面もあり鼻についたりも。そんな訳で映像的に面白いんだけどなかなか物語には入って行き辛く映画の中の子供達のように醒めた視点での鑑賞となってました。なので部分的には凄く良い所はあるけど全体的には長い印象でした。後半で物語的に上手く纏まるというか気持ち良く見終える事が出来て凄い映画だなとは思いましたけど。
後半のモノクロのCG世界が変で良かった。他は凄くポップな色彩の世界で描かれてます。映像的に面白い映画です。ゲームのような世界感で描かれてますがあまりゲームをしてない僕よりゲーム世代の人には何か分かる共感するものがあったりするのかもしれませんね。


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「ロンリー・ブラッド」

2019年06月23日 | 映画
夕飯を東秀で食べてたらBGMが80年代洋楽ばかりで懐かしくも心地良い。
炒飯食べながらマドンナのlive to tellを聴いてたら主題歌として使われていた大好きな映画「ロンリー・ブラッド」がまた見たくなってきて帰ってからDVDを引っ張り出してきて頭と後半部分からだけ見直しました。映画で流れるスローなイントロ部分の曲と照明の美しい映像に見惚れてしまいました。
撮影が素晴らしい映画です。内容も実話とは信じられないぐらいショッキングかつ切なく悲しい物語です。ショーン・ペン主演で弟のクリストファー・ペンや母親も出てるという家族映画でもあります。父親役のクリストファー・ウォーケンの冷たい目付きも微笑みも印象的です。見た時期もあるのでしょうが心に残る映画の一本です。


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「X-MEN:ダーク・フェニックス」

2019年06月23日 | 映画
劇場で予告篇を見て主演女優の魅力と映像に惹かれて興味を持ってた映画「X-MEN:ダーク・フェニックス」を鑑賞。「X-MEN」シリーズは最初の3作は見てたけどその後のシリーズは見てなかったので「アベンジャーズ」みたいにシリーズ全部ちゃんと見てないと楽しめない映画なのかとの不安もありました。だけど単体で見ても分かりやすい映画で楽しめました。主人公のジーン・グレイに焦点を当てた内容となっており彼女の「炎の少女チャーリー」みたいな自分では制御出来ないパワーに苦しむ葛藤や哀しみが伝わったから。そういう内容の物語に弱いのです。なのでパワーを爆発させる場面とか何だか分からないけど切なく感情を揺さぶるものがあり涙も溢れてきましたよ。だけど悪役となる存在はイマイチ何がしたいのか登場も理由も唐突で弱い存在感だったように感じた。仲間を救う理由付けも安易な気も。後半は御都合主義な展開が目立った印象ですが彼女の立場やパワーをコントロール出来ない悲しみが出た前半は結構好き。初期のシリーズしか見てなかったので今は各キャラクターの役者が一新されているのが新鮮でした。初期のシリーズのキャラクターの印象が強いので最初は違和感も感じましたがそこまで各キャラクターの役割ってのは重要でも無かったので次第に慣れました。
VFXのパーティクルを上手く使ったデザインセンスとか映像の質は良質な出来で音響効果も良かったのもあり見応えありました。主演女優さんは予告篇の方がより魅力的に写ってた印象ですがクールで眼力もあり良かったです。


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「DOWN ダウン」

2019年06月22日 | 映画
DVDで映画「DOWN ダウン」を鑑賞。ディック・マース監督による「悪魔の密室」のハリウッド版セルフリメイク作です。元を見てるので話の大筋は知っているから大きな驚きや新鮮さには欠けましたが豪華なキャスティングにユーモアのある展開はなかなか面白く見れました。CGなんかも使われてましたが結構古い映画でワールドトレードセンタービルがまだ健在だった時期のものです。ニューヨークを舞台にしてますがセット撮影の多そうな映像でした。内容自体はトンデモな内容ですがファンタスティック映画としては面白い発想の映画です。旧作でも今作でも子供の女の子の出る場面が印象的。
特典映像でメイキング映像が見れましたが絵コンテもしっかりしてて丁寧に作られていたのが分かりました。


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「悪魔の毒々ゾンビーズ 蘇る死霊伝説」

2019年06月22日 | 映画
DVDで「悪魔の毒々ゾンビーズ 蘇る死霊伝説」を鑑賞。自主映画らしく見た人が酷いとかキツイと言ってたのでどんな映画なんだろう?って思って見たら思ったよりちゃんと物語もあってしっかり作られてる映画でした。まぁ色々と雑で変な所も多いのですが飽きさせないように低予算なりにあの手この手を使って工夫してるのは分かります。かと言って出来の良いものではありませんがそれなりに面白くは見れました。結末のまとめ方が雑でしたけど。農薬でゾンビのような凶暴な殺人鬼となり襲って来る連中っていうのがシンプルだけど印象的。銃で撃たれると喉に穴が開いて撃たれたのが分かる繋ぎはなかなか良かった。演技は素人臭かったけど普通に見れました。
「悪魔の毒々モンスター」とは関係無いけど原題はTOXIC ZOMBIESなので内容的には間違いありません。


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「ダークレイン」

2019年06月21日 | 映画
中古DVDでジャケ買いした映画「ダークレイン」を鑑賞。良い意味でジャケからの期待を裏切る変わった展開の映画で最終的には前半の伏線になってた箇所の意味も分かったりでアイデアがしっかり練られている面白い作品でした。ヒッチコックを意識したような音楽とか美術に色を抑えたトーンとか拘り所も良くホラー的な部分もあるけど変で笑える部分も結構あった。
途中で気が付いたけれど「ミステリーゾーン」の好きな2つの話を混ぜたような内容でした。作り手もその2話はきっと見てると思います。「子供の世界」っていうのと雪か雨でバスが動かなり足止めを食らった人の中に宇宙人が紛れ込んでるという話。
アイデア勝利の面白映画。だけど元ネタは随分と昔に存在してたよね的な映画。ジャケに髭面を出さなかったのは良かったですね。


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「ホラー喰っちまったダ!」

2019年06月19日 | 映画
レンタルビデオ時代からパッケージ見て気になってはいた映画「ホラー喰っちまったダ! やめられないとまらない。人肉バーベキュー」の中古DVDをゲット!早速見てみましたが最低で酷く下らないけど笑える楽しい映画でした。安っぽさがいい感じで味になっててホラーというより完全にコメディーです。エンドロールのクレジット表記がフランス料理のメニュー風になっていたりユーモアのセンスが効いてます。尺も80分以下という短さも良かった。まぁそれでも間のびした場面や物語に関係ない場面なんかもあるのですが下らなさが面白いのでダラっと見てると可笑しくて楽しめます。
無駄におっぱいサービスショットもあったり楽しませようとしてる工夫なんかが憎めません。




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「ジョー、満月の島へ行く」

2019年06月18日 | 映画
DVDで「ジョー、満月の島へ行く」を鑑賞。トム・ハンクスとメグ・ライアンが最初に共演した映画でスピルバーグのアンブリンが制作してるのだけど日本では劇場未公開のビデオスルーでした。荒筋は悪くないけどイマイチ面白味が空回りしているような印象の映画だったように思います。ご飯食べてすぐに見たせいもあるかですがトム・ハンクスが仕事を辞めた後ぐらいで睡魔に襲われて島に行く事になった理由とかが語られてたであろう部分は記憶にない。だけど途中で短い台詞で全部説明してたから話は理解出来てたけど。何でか1人3役を演じていたメグ・ライアンですが色々な姿が見れてまぁ良かったかな。え?っていう目を大きくて口を変な形にする表情と笑った時の顔がクシャっとなる表情が可愛くて良かった。何気に特撮も沢山使われていて今見るとチープですがアナログな味のあるもので結構好きな世界感ではありました。最後の展開とかええんかいな?っていうようなもので何かもうどうでもいい感じもありました。
ただ途中で気にせずに何でも好きな事はやってみろ!飛び込め!という前向きなテーマは伝わりました。伝わってるのに同じテーマを長々と描かれてたような気もしました。


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「ビフォア・サンセット」

2019年06月17日 | 映画
1作目3作目と見て2作目にあたる「ビフォア・サンセット」を日本語吹替版で鑑賞。一度DVDで見てて何となくは覚えてたけど3作目を見てから見ると何だか懐かしいものを思い出し見るような感覚でした。1作目よりは歳とってるけど3作目を見ての直後だと若いと感じてしまう主人公2人です。ジュリー・デルピーの魅力は今作が一番輝いていたようにも感じた。再会場面の雰囲気がとても良かったです。そこからの自然な会話の流れから男女の時間を取り戻すような探り合いのような駆け引きが展開してまたズルズルと引き込まれます。聞きたいけど聞けない事や曖昧な事を想像したりしつつ見れます。美しい夕日の光の中のパリの風景も絵になってます。限られた時間の中という制約を1作目と同じくとても上手く描いています。とても良いところでスッと余韻を残して気持ち良く終わりますが、その後どうなったのかは3作目を見たので分かっているのでした。2と3の間に直接は描かれてない事柄が結構あります。


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