どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ビヨンド・ザ・ダークネス 嗜肉の愛」

2018年07月31日 | 映画
前から予告編やスチル写真なんかを見て気になってはいた映画「ビヨンド・ザ・ダークネス 嗜肉の愛」のブルーレイが発売されましたがなかなか安くならずで躊躇してました。海外版が半額セールで850円だったので字幕無いけど購入しちゃい初鑑賞。
字幕無くても分かりやすい内容で一部ネット情報なんかの助けも借りて全編の内容は理解出来ました。
エログロ愛憎純愛物語でしたね。
死体や解剖の描写がなかなかリアルで臭ってきそうなグロさも感じれました。後で知ったのですが死体役の女優さんは「ビヨンド」で盲目の役をやってた人と同じっぽいです。眼を見開いたままという死体役を見事に演じておりました。なかなかずっと動かないっていう芝居って難しいものだと思います。特典映像で最近の姿も見れましたか相変わらずお綺麗でした。ホラー映画ってあまり好きでは無いのだとか…。
音楽はゴブリンで途中まったりな展開もありましたが雰囲気盛り上げてくれて飽きずに最後まで集中して見れました。
内臓描写や切断描写が生々しくて見応えあります。家政婦のおばさんが顔も含めて妙に恐ろしかったです。イケメンに綺麗な女優さんが沢山出る映画で最後までどうなるのか気になる展開でした。最終的には薄々予想した展開ではありましたが強すぎる愛の異常性感じるような純愛として何か切なさも感じれるもので、ただのゲテモノ映画では無い良さも感じれました。


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「ブレードランナー2049」

2018年07月30日 | 映画
劇場に観に行きブルーレイでも見直したいと思ってた映画「ブレードランナー2049」が値段も安くなってきたし購入して再鑑賞。ビジュアルのデザインやVFXがとても印象的で良い感じです。音響や音楽も良いけどサラウンド・ヘッドホンでは重低音の迫力ある音は割れてイマイチな感じでの鑑賞となりました。やはりこの映画は環境の良い劇場でゆったりと集中して見るべき映画でしたね。
最初に見た時も感じたけど間が長いというか映画全体が長いと感じてしまうのでした。雰囲気は良いけどなかなか物語が前進しない印象。だけど主人公の内面とか色々と想像したり考えながら見れました。結末を知ってしまっているので驚きは無いけど過去や未来や記憶とか人間性について考えさせられた。だけどドラマとしては前作の方が良かったし他の作品でも扱われてたようなテーマだったりで満足度としてはまぁまぁな印象でもありました。
新たな世界観やキャラクターは良くて見応えはあったんですけどね。
特典ディスクとかはまだ見れてないので今度じっくり見たいと思います。
ビジュアル的には興味深い部分が沢山ある映画でしたから。


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「Xファイル:真実を求めて」

2018年07月29日 | 映画
映画版の「Xファイル」が2作収録されてるブルーレイが安かったので衝動買いしちゃう。テレビシリーズも最初のいくつかは見てたけど、あまりに沢山あるので途中で見るのを断念したのでした。劇場版も最初の方だけ劇場へ観に行きました。
そんな完全にはハマらなかったけどちょっとハマった懐かしいドラマの劇場版の2作目をディレクターズ・カット版で初鑑賞。
しっかりした映像と雰囲気盛り上げる音楽や音響でサスペンス効果もあり見始めたら夢中になって見れました。
超常現象とか連続殺人事件とか信じられるかどうかという部分もあったりしてリアリティに欠けるような…だけど信じられるような不思議な面白さがあって楽しめました。邦題は良く無いけど原題は良いと思います。私は信じたいって意味で内容とも合ってますよね。そんな推理捜査サスペンス映画ですが主人公のモルダーとスカリーの複雑な関係性の中での信頼や恋愛物語としても描かれていました。
超常現象が極端過ぎないのが地味だけど良かった気がします。前作はちょっと嘘っぽい描写がCGなんかで目立ってた印象でしたから。
ただ暫くすると内容とかかなり忘れて曖昧になっちゃうような気もします。
昨年に久しぶりに新シリーズが作られたそうですが役者陣も随分と歳取って印象変わってるだろうなぁ~なんて思いました。


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「DOOM_ASYLUM」

2018年07月28日 | 映画
大好きな映画「フランケンフッカー」の主演女優パティ・マレンの出ている映画という事で気になってた映画「DOOM ASYLUM」をYouTubeで鑑賞。日本盤のDVDが「悪魔のホスピタル」の題で出てるのを知って購入しようかとも思ったんだけど画質が酷すぎなソフトばかり出してるメーカーからの発売だったので止めて字幕は無いけどYouTubeで見る事にしたのでした。
何とも素人臭い芝居や演出の目立つ映画でしたが特殊メイクはなかなか良く出来ていて見せ場も沢山あってなんか憎めない自主映画みたいな感じでした。台詞の意味ちゃんと理解出来てないからかもだが話も無茶苦茶です。
真面目にやってるのか狙ってるのか微妙ですが可笑しくて笑えちゃう場面もいっぱいでした。パティ・マレンはほぼ全編水着姿です。スタイル良し。
それと金髪パンクバンド女のクレイジーっぷりとその最期が良かったです。


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「マネーモンスター」

2018年07月27日 | 映画
劇場で見たんだけど殆ど忘れてた映画「マネーモンスター」をDVDで再鑑賞。見始めたらグイグイとどうなるのかと気になる展開に惹き込まれ飽きずに見れる映画です。最終的にどうなるのか記憶も曖昧だったので面白く見れたけど後半は強引なテレビドラマのような展開だとも感じちゃいました。
役者陣も見応えある演技を見せてくれてます。ジョディ・フォスターが監督してますが出演はしてません。


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「ロスト・リバー」

2018年07月27日 | 映画
ライアン・ゴズリング初監督作品って事で気になりジャケ買いした映画「ロスト・リバー」をDVDで5.1ch 大画面で鑑賞。話の内容とかも何も知らずに見たのですが、なかなか全貌が見えて来ずジャンルも何なのか分からないままの鑑賞でした。映像がとても美しくて音楽の緊張感もあり川の流れに身を任すような感じで見れましたが、ちょっと何を描きたいのかどうしたいのか伝わって来るものが見えて来ない時間が長くて雰囲気は好きだけどもあまり面白くは無いなぁ~という時間も多かったです。色々と最後はどうなるのか期待させられたけど結局美しい映像に丸め込まれたような印象です。
役者陣の顔や芝居は良かったです。
懐かしきバーバラ・スティールが出演していたのに驚いた。
スタッフが殆ど同じだからか「ドライブ」って映画と雰囲気似てるのに途中で気が付きました。音楽とか気分的に同じ。雰囲気的には嫌いじゃないけど内容的にはもう少し何かが欲しかったちょっと残念な映画でした。


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「マネー・ショート 華麗なる大逆転」

2018年07月26日 | 映画
DVDでアカデミー脚色賞を獲ったという映画「マネー・ショート 華麗なる大逆転」を鑑賞。リーマンショックの裏側を描いた内容で金融について詳しくない僕には専門用語やら何やら殆ど理解出来ずの難しい映画でした。だけど途中で僕みたいな人にも分かり易いように例え話なんかで解説もしてくれるので完全には理解は無理だけど雰囲気では何となく理解出来て飽きる事無く最後まで見れました。
所々で心に響く台詞もあったりして考えさせられるものもありました。
邦題では華麗なる大逆転って事でスカッとするようなものを想像してたのですが全く逆で釈然としないハッピーじゃない暗い大逆転でしたね。
時代背景とか全てリアルタイムで見てきた時代の流れだったので随所に入る当時の流行や映像なんかが当時を思い出したり理解するのに分かりやすかったです。その辺のスピーディな編集とかも良かった。
映画の後も金融の世界は表も裏も色々と動いているでしょうが何か明るい兆しが見えてこない状態のままですね。
また似たような問題も起きそうな気がしますが具体的にどうしたら良いのかは分かりませんや。僕は株とか投資とか下手に手を出さない方が賢明な気がします。


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「バスケットケース3」

2018年07月25日 | 映画
本日もお家で真夏のヘネンロッター祭を開催。「バスケットケース3」を鑑賞。数年前に劇場で見て以来。凄い面白かった印象が強いが案外内容が2と混ざって忘れていました。
B級な映画だけど奇想天外で可笑しさのある憎めない作品でやっぱりアホみたいだけど凄い発想の展開を見せてくれました。フリークス万歳な映画です。フリークス側に立って感情移入して見れました。シリーズ中ではこの3が一番好きなのですが1の暗さや切なさも良くて見直したくなってきてます。3は1からは想像も付かなかった真逆の方向に振り切れてる所がなんか好きなのでした。同じような感じで「悪魔の赤ちゃん3」も好きです。


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「ブレインダメージ」

2018年07月24日 | 映画
DVDでヘネンロッター監督の「ブレインダメージ」を久しぶりに鑑賞。
最高にブッ飛んだ変な映画で大好きだったのですが初めて見た時のような衝撃や面白さはオチを知ってるからか感じられず確認鑑賞のような感覚もありました。だけど忘れていた所もあって恋人を犠牲にしてしまった所はやりたくないのにドラッグ成分の奴隷となってしまい犯してしまう哀しさ切なさ恐ろしさを感じました。
可笑しさと独特の色使いや幻覚場面も魅力的。ラストの頭からピカー!な場面は呆気にとられますが最高な場面であります。
アナログな特撮がとても良い味出してて大好き!


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「the SLASH of the KNIFE」

2018年07月23日 | 映画
友人に借りた「バスケットケース」の海外盤ブルーレイの特典として収録されていたフランク・ヘネンロッター監督の初期の短編映画「the SLASH of the KNIFE」を鑑賞。約30分の基本的にはモノクロ映画で後半だけカラーになる作品でした。
肉体的に欠陥を持つ主人公の悲哀と可笑しさをぶっ飛んだ独特のユーモアとセンスで描いた期待通りの変な映画でした。安っぽい狙ったような教育映画みたいな作りも良いです。
字幕が無いので台詞の意味とかはちゃんとは理解してませんが内容的には映像だけでも分かりやすく描かれていて見せないで音だけで表現してたりモロに見せたりコマ撮りアニメで見せてくれたり後の映画に通じるテーマや見せ方なんかが確立しているのが興味深く面白いです。役者陣も後の作品に出てる人もいましたね。
話は新婚夫婦の夫のチンコがグロテスクで妻に拒絶されて月日は経ちチンコを手術する方向になるのだがチンコはモンスターと化していて妻を襲うのでした。みたいなザックリまとめるそんな感じの内容でした。頭おかしい話を作らせたら天才ですね。


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「発狂する唇」

2018年07月21日 | 映画
三輪ひとみさんの煩悩というお店に何度か行って美味しい料理とお酒を飲んで楽しく過ごしたりしているのに彼女の主演映画というのを実はちゃんと見た事が無かった。本日ようやく鑑賞。
「発狂する唇」という前々から気になってた作品。何とも変な映画でした。
えぇ~っ!そんな展開になるの?っていうブッ飛んだ映画でした。
ホラー映画好きとしてはオマージュ捧げてるようなカットから「フューリー」「鮮血の美学」「マニアック」なんかを思い出さされました。ホラーだけでなくカンフーアクションやミュージカルやエロやジャーロなんかの要素も盛り込まれていました。
ホラーというよりも一周回って?笑いの要素を感じる笑っていいのか何だかヘンテコな映画でしたねー。
こういう変な内容の映画は役者陣が大真面目に演じているからこそ面白さも際立ちますね。
ポスターも独特の味があって昔から記憶に残っておりました。


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「カラテ・キル」

2018年07月18日 | 映画
DVDで映画「カラテ・キル」を購入。
劇場で観て以来久しぶりに鑑賞。
深夜だったので、ちょっと最初の方だけ見てみようという感じで再生したのですが面白くて止められなくなってしまい結局最後まで見てしまいました。
構成や編集が良くて飽きさせない展開です。映像的にも絵になるカットがいっぱいありました。
アクション映画って最近どれもパターンというか凄いんだけど何かつまらないなぁ~と感じる作品が多かったんですが今作は違い、ここ何年か見たアクションものの映画でもずば抜けた良さがあります。それは編集で派手に見せる見た目の良い映画とは違いワンカットの中で誤魔化しの無いアクションを見せてくれるからだと思います。
特にカメラ一回転のワンカットアクションは印象的。
シンプルな物語ですが人物の背景や予想を裏切る展開が徐々に明らかになるのでグイグイと惹き込まれます。
最終的には主人公と同じくヘトヘトな気分と共にホッとしたような不思議な感覚で映画を見終える事が出来ました。クレイジーだけども優しさも感じれる映画。


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「パピヨン」

2018年07月16日 | 映画
ずっと前に買ったけど尺が長めなので見てなかった映画「パピヨン」をVHSでようやく鑑賞。暑い中見たので映画の中の暑そうな世界をリアルに感じつつ見れました。スティーブ・マックイーンが良いですねぇ。脱獄物という事で大脱走も連想しちゃいましたが、こちらは泥臭く汗臭い過酷な労働等、疲労感が凄いです。地味ですがそんな中で執念のように脱獄を考え続ける生き様に魅入ってしまいました。そんな中でダスティン・ホフマン演じる役との友情というか絆が描かれていてラストの2人の違いに何とも言えない感情を揺さぶられるものがありました。
人生を無駄に生きた罪という幻覚世界での言葉や色々な裏切りや信頼関係等、色々と人生についても考えさせられる面のある。色々な見方や受け止め方の出来る深い映画だと感じれた。
一生懸命に生きる事、諦めない事、その時々での大切なものや時間について考えさせられました。


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「ジュラシック・ワールド/炎の王国」

2018年07月15日 | 映画
レイトショーで映画「ジュラシック・ワールド/炎の王国」を鑑賞。
この手の映画は劇場の大画面で観るのがやっぱり一番!音響効果も素晴らしくて楽しめました。だけど内容的には全体的に長いし読める展開も多かった。シナリオは悪くないしいい感じで予想を裏切ってくれる良く練られたものだったけど映画のテーマと同じくあまりに色々と捻って複雑に都合の良い設定やキャラクターを作り過ぎてシンプルな惹き込む話の力は感じれず映像力と恐竜で惹き込まれた印象。
結果的には楽しめたし満足出来たので良いんだけど前作と同じく余計な面が鼻に付き完全に入り込んで見れずになんか微妙に退屈する所も感じながらの鑑賞でした。
映像的には見応えある場面を沢山見せてくれました。映画のラストもジェフ・ゴールドプラムが良い感じで締めてくれてました。だけどエンドロール後のオマケ?映像は何?って感じでした。


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「千年医師物語 ペルシアの彼方へ」

2018年07月14日 | 映画
面白い映画だと聞いて映画「千年医師物語 ペルシアの彼方へ」を鑑賞。
あまり内容とか知らずに観たのですが壮大な物語でスケールも大きい映画でした。医学と宗教と学問と哲学と生と死という何処か曖昧であり血生臭い部分もある諸問題について描かれていて丁寧なCG描写等ふんだんに使って見応えある医学と冒険の旅の物語になってました。映像も美しくテンポも良かったけれど途中少し睡魔に襲われてもしまいました。2時間半というちょっと長めの作品。
医学と宗教の恐ろしいというか嫌な面も僕には感じられましたが映画としては最後は気持ちの良い終わり方で締めくくってくれました。


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