どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ヒッチャー」

2021年03月31日 | 映画
リマスター版がブルーレイで発売されるとの情報を知り欲しいなと思いつつDVD持ってるので見直してみようと映画「ヒッチャー」を久しぶりに鑑賞。
撮影が素晴らしく絵になる独特の美しさと空気感があり見事な編集と共に見始めるとその世界観に惹き込まれて集中して見れました。サスペンス・スリラー映画ですがホラーやアクションの要素が強烈に入ってきたりして緊張感と衝撃が交錯する映画です。役者陣のキャラクターと風景と音楽がマッチして印象的な場面が積み重なってゆき盛り上がります。謎の殺人鬼はホラー映画のジェイソンやブギーマンのように神出鬼没で現実味に欠ける反面、ファンタジー的な不気味さと魅力に満ちてました。ゆったりとした雰囲気の中で見えない以上の存在感を発揮していたと思います。実際に残酷な殺人場面というのは直接的に見せておらずに見たような錯覚とも思える印象を与えているのが凄いと思います。
恐ろしく切ない青春決断映画。


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「オール・ザ・ウェイ JFKを継いだ男」

2021年03月30日 | 映画
JFKが暗殺された後に大統領になったジョンソン大統領についてを描いた映画「オール・ザ・ウェイ JFKを継いだ男」を鑑賞。色々な映画でJFK絡みの人物に関したものを見てきましたがジョンソン大統領に関するものは初めて見れたので興味深く知らなかった事も知れて見応えありました。公民権運動やその成立についてもケネディが成し得た事だと勘違いしてましたがジョンソン大統領が色々な政治的な駆引きや困難の中で成立させていたんですね。
そこだけでも立派な気もしますが政治という一筋縄ではいかない世界の中でもがき苦しみつつ実現させてゆく様は見事でした。しかし同時に当時はベトナム戦争が泥沼化していった時代でもありましたね。何にせよ政治的に困難な時代だったと思います。
そんな複雑な時代を興味深く見る事が出来ました。


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「チャーリーズ・エンジェル」

2021年03月28日 | 映画
新たなキャストで作られた2020年の「チャーリーズ・エンジェル」を鑑賞。まぁ普通に面白くは見れましたが特別な魅力には欠けた印象です。話の内容も都合良く進み新しさも無く傍観するような感じでした。先が読め過ぎで集中力も抜けた状態で見てたら途中で意外な展開があってそこはオオッと思えたんだけどね。音楽の選曲とか編集や衣装とかアクションとコメディのセンス等で2000年の映画版の方が個人的には好きでした。
今作の役者陣も悪くは無かったんだけどね。


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「ヤング≒アダルト」

2021年03月27日 | 映画
シャーリーズ・セロン主演の映画「ヤング≒アダルト」を鑑賞。自分勝手で最低な主人公を演じていました。だけど、何処かグダグダなダメな部分は少し共感出来るというか人間味も感じられて良かった部分もありました。
美人なだけで中身は残念な部分が多い主人公でしたが、こういう部分は誰にでも何処かあるのでは無いかと思えました。そんな訳で何処か可笑しさみたいなものも感じつつも見れました。映画的に人として成長して良い話になってゆき終わるのかとも思いましたが特にそんな気持ちの良い展開にもならず、まぁ少し前向きにも見えなくも無いけど結局対して変わって無いんだろうなぁ~という感じで終わりました。まぁ人には迷惑をかけずに生きていって欲しい所です。
完璧じゃない人の等身大の魅力というものが愛おしくも思えてくる何か変わった魅力のある映画ではありました。




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「スタンドアップ」

2021年03月27日 | 映画
シャーリーズ・セロン主演の映画「スタンドアップ」を鑑賞。実話を元にしたセクハラ問題を描いた映画でした。
先日見た「スキャンダル」という映画よりもこちらの方が良かったです。
役者陣も豪華な顔ぶれで見応えのある印象に残る芝居を見せてくれてました。脇を固める役者陣の存在感が素晴らしかった。実話という事で説得力もあり目に直接見えないような空気感というか言葉に出来ない耐えざるを得ないような環境の苦しさみたいなものが伝わってきました。人権が差別がみたいなものでは無く仕事を失いたく無い。全うな生活を続けたいという当たり前の事を望み訴えていたのが心に響きました。とても良い映画でした。


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「青い珊瑚礁」

2021年03月27日 | 映画
昔から知っていた映画で部分的には見た事あった映画「青い珊瑚礁」を今になってようやく鑑賞。フィジーで撮られた映像がとにかく美しくてブルック・シールズも綺麗でとても魅力的でした。話の内容は何となく読めてる所はあったけれど最終的にどうなるのかは知らなかったので興味深くも見れました。見始めたら最後まで一気に惹き込まれて見れました。本来なら色々と困難や辛さがある筈ですが、そこは映画として逆に魅力的な夢のような楽園とも思えるような世界観で描かれているのでうっとりというか気持ち良く見れました。ラストも良い感じでハッピーエンドというか希望が感じられるもので良かった。
続けてリメイク版の「ブルーラグーン」を見始めたら何とリメイクでは無く続編だった事が判明。興味深くもありましたが冒頭で前作のラストの解釈が変更されていて前作での余韻を台無しにされてしまい見る気が失せて止めました。


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「スキャンダル」

2021年03月26日 | 映画
セクハラ問題を描いた映画「スキャンダル」を鑑賞。2015年の実話を元に描かれているアメリカのテレビ局での裏話でシャーリーズ・セロンにニコール・キッドマンにマーゴッド・ロビーという人気女優陣が出演していました。なかなか見応えある内容で役者陣の芝居も良かった。最終的にこの問題に対してどのように対峙するかしたのかという立場や環境によっての違いなんかが描かれていた面が興味深かった。社会や会社の色々な問題についてやマスメディアというものの発信や報道の姿勢やあり方についても考えさせられました。
セクハラはいけませんが何でも問題にして力を行使するような最近のフェミニストとかの考え方についてはどうかと思う事もあります。コンビニの「お母さん食堂」というネーミングが差別的だというのは違うと思ったりしました。男女平等というのならトイレも温泉も服も同じにしなくちゃいけないとなると思うのですが、それも違うと思うしレディース・デーとかも問題だと思います。男女の違いを認めた上で何でもかんでも問題にするのでなく互いに住みやすい平等な社会となるようになってゆくと良いですね。


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「ヴィクター・フランケンシュタイン」

2021年03月23日 | 映画
ブックオフで安かったから衝動買いしたブルーレイで映画「ヴィクター・フランケンシュタイン」を7.1ch大画面で鑑賞。フランケンシュタインものは大好きだし脚本がジョン・ランディスの息子のマックス・ランディスだという事で興味も湧いたのでした。
VFXも本格的で世界観や音響効果も良く思ったより面白くは見れましたが、フランケンシュタインの怪物の悲哀が好きな僕の期待したような内容では無く怪物自体はあまり活躍しないのでした。だけどイゴールというキャラクターとかは良くて視点を変えた物語としてはそこそこ面白く見れた感じです。
役者陣の芝居も良かったです。怪物が誕生する過程はなかなか見応えありました。だけど全体的にに物語がちょっとイマイチ盛り上がらなかった印象です。基本の物語は知ってるし元の方が良かったからね。


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「クリッター4 」

2021年03月22日 | 映画
「クリッター」シリーズの最終話である「クリッター4 」のDVDを購入した。これでシリーズ・コンプリート出来たので並べて収納します。
劇場で1と2を見て楽しみましたが3はDVDで4も今回やっと見れました。
5.1chサラウンドヘッドホンで鑑賞したので低音の効果音が効いていて良かったです。内容は何とも憎めない良さがありましたが、あまりクリッターが出て来ずなのはちょっと残念でした。
意外だったのは地球が舞台では無く最後まで宇宙の宇宙船の中だけの物語だった事。モニター画面やディスプレイが古めかしく味がありました。美術がチープですが良い感じだった。
だけど中盤はちょっと退屈しました。
ブラッド・ダリフが出てたりツイン・ピークスのレオ役だった役者が出てたり知った役者も登場しましたが、やっぱりシリーズ通して出てるチャーリー役のドン・オッパーが出てるのが良かったな。クリッターのキャラやデザインは大好きな映画「グレムリン」にも似た良さがあり今とてもクリッターのフィギュアとかあったら欲しい気分になってます。
今作のラストは実にくだらなくて憎めません。最後に過去作で使われてたまぁまぁ出来の良い特撮場面の使い回し映像で締め括るというものでした。
星をバックに流れるエンドロールも好みです。
でも、やっぱりこのシリーズは1と2までが好みでした。クリッターって集団だったり刺を飛ばしてきたりというのが厄介だけど良かったのに今作ではそういう良さは活かされて無かったのでした。


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「ストリート・オブ・ファイヤー」

2021年03月22日 | 映画
日本盤ブルーレイの特典に収録されてた2017年米国ブルーレイ版という画質違いの方で「ストリート・オブ・ファイヤー」を鑑賞。少し明るめな画質でしたがフィルムゴミやノイズとかは多かったな。見始めたら面白くて直ぐにハマりました。改めて思ったのは編集と音楽が素晴らしく撮影や照明に美術等が見事だという事。役者も皆個性的でキャラが活きてました。物語自体はウォルター・ヒル監督らしいベタな内容で中学生とかの心に響くようなダサ格好良いシビれるものです。高校生の時に見てから今でも大好きな映画です。


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「悪の華/パッショネイト」

2021年03月21日 | 映画
昔、大毎地下劇場で見た映画「悪の華/パッショネイト」を久しぶりに鑑賞。
ミッキー・ロークとエリック・ロバーツが良かったのは覚えていたが内容は完全に忘れていた。ニューヨークを舞台にした日本の任侠チンピラ映画みたいな内容の物語でした。街の空気感とか登場人物の個性が魅力的な憎めないものがある映画でした。ラストはここでおしまい?という先の希望と不安が混在する微妙なエンディングでしたがそこら辺も日本の「まむしの兄弟」みたいな味わいが感じられました。
若く綺麗だったダリル・ハンナとかマフィアのボス的な役でバート・ヤングが出てたり役者陣はみな良かったです。ミッキー・ロークの魅力も良く出た映画です。
原題を直訳すると「グリニッチ・ビレッジの法王」となり劇中でもそのくだりの会話があるのですが邦題は全然違いますね。どこから来たんでしょうかねぇ。




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「ミスティック・ピザ」

2021年03月21日 | 映画
学生時代にバイトしていた映画館で公開された映画「ミスティック・ピザ」ってのがあってポスター貼ったりしてたらピザ食べたくなってきてシェーキーズの食べ放題でピザ食べ過ぎて気持ち悪くなって暫く仕事する気が失せた記憶が残ってます。映画は結局見ないままでしたが今になって見たくなり、ようやく鑑賞出来ました。
ピザ屋で働く女性達の友情や恋愛を描いた女性向けな感じの映画でした。
人気が出る直前のジュリア・ロバーツが実に美しく魅力が出てました。
話の内容はまぁたわいもないよくあるパターンな恋愛エピソードが描かれていた印象。悩める女子達は共感出来て楽しめる映画だったんじゃないかな。明るい痛快な生き方とか元気な感じは嫌いじゃなかったです。だけど思ってたより普通というかこんな映画だったんだぁという感じでした。
ちょい役で若きマット・デイモンが出てましたね。


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「ザ・センダー ~恐怖の幻想人間」

2021年03月21日 | 映画

昔からVHSのジャケットでは気になっていた映画「ザ・センダー ~恐怖の幻想人間」を鑑賞。主演の女優は「ゴリラ」に出ていた美人さんでマックイーンの「ハンター」で奥さん役だったキャスリン・ハロルドで「レイダース」の悪役だった役者とかも出てました。
話の内容とか知らなかったのでどうなるのか?と興味深く見れてホラー的な緊張感なんかもあり面白く見れました。記憶喪失の男の夢や幻想が他の者にも伝染して現実になったり…みたいな幻想なのか現実なのか良く分からない展開の意外性が面白く特殊メイクによる効果なんかも良く出来てて撮影や映像も良く見応えありました。だけどどうも感情移入出来るキャラクターがいなくて何が何やらで付いて行けない感じもありました。そこがちょっと勿体無いけれど物語の内容等なかなか面白い映画でした。この手の映画ではトワイライトゾーンのリメイク版での「帰還兵」っていうW.フリードキン監督の撮ったエピソードが似たものありましたが良かったですね。途中で思い出したりしてました。

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「エンテベ空港の7日間」

2021年03月21日 | 映画
1976年に起きた実際のハイジャック人質事件の救出劇を描いた映画「エンテベ空港の7日間」を鑑賞。イスラエルとパレスチナとの衝突が背景にありパレスチナ側のドイツ人らが起こした犯行で事件の経緯が淡々と描かれてます。今も続く2国の対立について考えさせられつつ見れました。どうなるのか知らなかったので興味深く見れましたが途中に挟まるダンス公演のエピソードが邪魔というか意味不明な感じがしました。1人だけ倒れるとか狙いなのか何なのか分からないし変なモヤモヤだけ感じられた。演出の狙いとは思いますが救出作戦と同時進行で描かれるという意味深な割に効果的で無く感じたな。役者陣の芝居は見応えがあり真実味を感じさせてくれましたが特に誰にも感情移入出来る訳でも無いまま進行していった印象でした。
ドキュメンタリー映画とかもありそうだからそういうので見た方が良かったのかもしれません。


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「流星課長」

2021年03月18日 | 映画
周りの友人達が皆「エヴァンゲリオン」の新作見に行ったり盛り上がってますが僕はこのシリーズをちゃんと1本も見てなくて盛り上がれず。
同監督の「流星課長」という実写短編映画を久しぶりに見る事にしました。
漫画を元に作られてて実は僕も仕事として関わってエキストラで一瞬写ったりもしている作品なのでした。
久しぶりに見て懐かしくもあり思ってたよりカットが短く素早い映画だったんだなぁと感じたりしました。
話は無茶苦茶で漫画っぽい面白さや賑やかさに満ちてます。安っぽいCGとか合成とか自主映画みたいなノリが今や憎めない楽しさがありました。
撮影現場や編集室での指示なんかも思い出したりしつつ見れました。
撮影はminiDVだったなぁ。なんか随分と昔のように感じます。


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