どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「トッツィー」

2018年12月30日 | 映画
安かったので衝動買いしたブルーレイで「トッツィー」を鑑賞。昔テレビ放送で見て以来でブルーレイの特典ディスクとしてゴールデン洋画劇場での日本語吹替版が入ってたのでそちらで鑑賞。小松政夫の吹替が素晴らしく自然で面白く見れました。初めてテレビで見た時のような感覚であっという間に見れましたがテレビと同じくカットされた短縮版だった事が最後に分かりました。後で本編ディスクを見直してカットされてた部分も確認出来ましたがテレビ吹替放送版の出来が良かったと感じました。映画は役者と当時の女性の社会的立場なんかを上手く絡めた脚本が素晴らしくダスティン・ホフマンら役者陣の芝居の良さや面白さもあり楽しく起伏に富んだ展開と一本筋の通ったものがあり良かったです。
助演のジェシカ・ラングも魅力的でラストシーンは特に素敵でしたが、この映画でアカデミー助演女優賞を受賞する程の役では無かった気もしました。
やっぱりこの映画はダスティン・ホフマンと脚本が良かったと僕は感じました。日本語吹替もね。


コメント

「スタートレック ビヨンド」

2018年12月29日 | 映画
ブルーレイで「スタートレック ビヨンド」を鑑賞。新しいスタートレック・シリーズは全てブルーレイでの鑑賞ですがCGとか良く出来てますね。とても面白く見れるシリーズですが見た直後からどんな内容だったのか等忘れちゃうという印象には残り辛いシリーズです。だけど部分的には映像面で印象には残ってます。今作から監督が変わりましたが普通に面白く見れた。全身真っ白な印象の新キャラが魅力的でした。美術とアクションとちょっとしたユーモアが印象的。スタートレック愛を感じる映画に仕上がってました。
殆どCGの映像だと思った数々の場面がメイキングを見ると実写だったのを知り驚きました。


コメント

「スパイ」

2018年12月24日 | 映画
ブルーレイでアンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督の映画「スパイ」を初鑑賞。スパイものってそんなに好きでもないのですが緊張感と不安感のある映画で面白く見れました。現実感というのか時代が違うからピンと来ない感じもありましたがスパイ的な活動の暗い部分と気持ち悪さみたいなものが良く出てて今でもこの手の問題は少なからず現実にもありそうなので妙な気持ち悪さと恐ろしさも感じれました。
だけどブルーレイボックスに収録されてる他2作程の良さは無かったかな。
普通に面白い映画というか…だけどやっぱり完成度の高いサスペンス映画でした。この作品にも監督の奥さんが出演されてます。実は一番のスパイなんじゃないか?とも思ったりもしたんですがそんな事無かったですね。枕を破いて暴れる場面が映像的にも芝居としても印象に残りました。


コメント

「悪魔のような女」

2018年12月23日 | 映画
ブルーレイで映画「悪魔のような女」を鑑賞。リメイク版じゃなくアンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督の白黒映画の方で昔テレビかビデオで見て以来です。とても良く怖かった記憶がありましたが久しぶり過ぎて詳細までは忘れてました。夫を2人の女が共謀して殺すというのは覚えてましたが、その過程なんかが見応えあって緊張感を持って見れました。映画の半分ぐらい過ぎた所でその目的は達成されて、その後どうなるんだっけ?って面白く見れましたが薄々結末を思い出してしまいました。後半の展開は今見てもドキドキするしショッキングです。
美しい撮影と女優の表情に浴槽から起き上がる白目の夫の映像は素晴らしいです。「サスペリア」の大好きなラストの廊下の場面ってこの映画の影響が大きいですよね。オチも効いててサスペンス映画として良く出来た傑作だと再認識しました。
背の低い方の女優のヴェラ・クルーゾーって人は監督の奥さんだったんですね。解説書を読んで知れました。
「恐怖の報酬」「スパイ」にも出演されてます。この映画が一番彼女が魅力的に撮られていたし芝居も見応えありました。
ブルーレイの画質も綺麗でとても良かったです。



コメント

「東京ゴッドファーザーズ」

2018年12月23日 | 映画
テレビ放送されていて途中から何の気なしに見始めたら止まらなくなって最後まで見ちゃいました。アニメ映画ですが風景とか新宿だったり知った場所が描かれていて映像も独特の良さがあり目を惹いた。そして何より話の内容が良く先が読めそうでありながら、その先を行く展開だったりで面白くちょっと心揺さぶられるものでした。全然知らない映画でしたが人気がある作品らしいと噂は少し知ってたのでこの映画の監督作品に興味が湧きました。


コメント

「ロンゲスト・ヤード」

2018年12月22日 | 映画
DVDで懐かしい映画「ロンゲスト・ヤード」を鑑賞。昔テレビで見たのだが面白かった記憶が残ってました。
バート・レイノルズ主演ですがいつもの口髭は今作では早々に剃られてしまいます。他キャストも個性的な面々で面白く見れる刑務所内を舞台にしたアメリカらしい娯楽アメフト映画でした。80年代にバート・レイノルズの映画を沢山見てました。時折見せるユーモアのある表情が好きでした。
この映画は殆ど忘れてましたが見始めるとあっという間に見れちゃう楽しい映画。「ストローカー・エース」というタイトルの映画もあったね。なんか見たくなりましたがDVD高いので諦めた。



コメント

「ミッドナイト・エクスプレス」

2018年12月22日 | 映画
DVDで映画「ミッドナイト・エクスプレス」を鑑賞。随分と昔にテレビで見たけど殆ど忘れてました。異国で麻薬の運び屋をやろうとして捕まり刑務所に入れられたアメリカの若者の実話を元にした内容の映画です。
アカデミー賞とか獲ってる映画ですが内容としては色々な不幸で理不尽な部分もあるけど結局は自業自得というか正義ぶっても悪いのは主人公だと思えて何かすっきりしないものが残りました。脱走の為に殺人まで犯してしまっているのに全体的に被害者面した感じの内容がね。
ただ色々な絶望感みたいな気持ちは伝わりました。音楽も印象的です。
基本、異国に行ったら異国のルールには従わないといけませんよね。
廻廊と印影のある撮影は同じ監督の「エンゼルハート」に通じるものを感じました。心臓の鼓動の音の使い方とかも。賞を獲った脚本はオリバー・ストーンによるものでした。
日本の公開時のポスターでは感動作品のようになってますが感動するかなぁ?コレって個人的には思います。



コメント

「ジャスティス・リーグ」

2018年12月21日 | 映画
ブルーレイで映画「ジャスティス・リーグ」を鑑賞。劇場で観た時には何故か何度か泣けた記憶がありましたが今日見直すと泣けはしませんでした。
何回かに分けて見たから気持ちが繋がらなかったから?だけど面白くは見れました。悪者の終わり方が思ったよりあっけない印象とスーパーマンの出番ってこんなに少なかったっけ?みたいな感じはありました。
だけどヒーロー達が協力し合って前向きな展開を見せる部分とヒーローの活躍の見せ場に気持ちが熱くなるものがある映画でした。頑張る表情が良いのですね。


コメント

「ラブレース」

2018年12月18日 | 映画
ブルーレイで映画「ラブレース」を鑑賞。アマンダ・セイフライドが伝説のポルノ映画「ディープ・スロート」の主演リンダ・ラブレースを演じた伝記映画。部分的には見た事あるけれど、実際のラブレースさんってそんなに美人でも無い人だったイメージでしたがこの映画では魅力的でした。どんな流れであの映画が作られたのか出演する事になったのかがトントン拍子で描かれて興味深く見れたのですが、そこから実はその背景にはこんな事や事情があったというのが中盤から描かれてゆきます。何とも厳しい境遇でいたたまれなくなるものがありました。夫のDVとか酷いです。逃げ場も無くお金も無く従い続けるしかない洗脳とかでしょうか恐ろしい可哀想なものでした。夫と別れて再婚してフェミニストとしての活動に力を入れて2002年に交通事故で亡くなられたそうです。映画ではポルノ映画には一作しか出演してないような内容でしたが調べると何作か出てるようですね。
彼女の視点だけで描かれてるので真実じゃない部分もあるかもですがフェミニスト的な内容の映画でした。
酷い夫はその後にマリリン・チェンバースと結婚したというのが驚きで、彼の何処にそんな魅力があったのだろうかと感じました。
ポルノの世界にはこういう事って結構あるのかもしれませんね。


コメント

「ラストコンサート」

2018年12月17日 | 映画
今迄見た映画は全てチープな感じで凄く面白いって訳では無いけど、何処か憎めない感じのある作品だったルイジ・コッツィ監督の映画「ラストコンサート」が少し前から気になっててブルーレイが少し安くなったので購入。
初めて鑑賞しました。若者の純愛悲劇物語なんだろうと思ってましたが、若き白血病の女性と挫折した中年のピアニストとの恋愛悲劇物語でした。
ブルーレイだけど映像はそんなに綺麗では無かったですがフォギーフィルターを使ったフィルム撮影の光と風景が美しい撮影で主人公の女優さんが綺麗に撮られてました。
台詞は少なく映像と音楽で物語が進みます。結構唐突で意外な展開でグイグイ前半進みますが段々と登場人物に感情移入出来て後半は先は読めるんだけど心を揺さぶられて最後は涙してしまいました。
音楽がまたとても良くて泣かされます。
B級なSFやホラーの監督ってイメージでしたがこんなにベタで真っ直ぐなラブストーリーをちゃんと作れる監督さんだったんですね。
色々と突っ込み所はありましたが素直に良い映画だと思いました。
古い映画ですが見れて良かったです。


コメント

「ダリオ・アルジェントのドラキュラ3D」

2018年12月16日 | 映画
仕事の検証を兼ねて3D出力して時間が出来たので劇場で2Dでは見たけれど3Dでも見たかった映画「ダリオ・アルジェントのドラキュラ3D」を海外盤で出てた3Dブルーレイで鑑賞。字幕無いから映像チェックみたいな見方でしたが3D効果はイマイチでした。まぁ奥行や飛び出しはあるのですが左右の照明の反射のバラツキとか気になり目が疲れる映像でした。クロストークも出てたし3Dの何かの賞を受賞したとパッケージに書いてましたが技術的にはあまり良い出来とは思えませんでした。
劇場で2Dで見た時に画面が明る過ぎると感じたのですが3D眼鏡を通して見ると明るさや色の感じはとても良かったと思います。やっぱり3D用のカラコレした素材の片チャンネルだけをそのまま2D盤としてるんでしょうね。
映画の内容は再度見てもちょっと残念感の残る印象ですが役者も衣装も美術も特殊メイクも良いのにCGが酷いので残念感が増してます。雑なCG使わずにしっかり仕上げていたら印象はもう少し良くなってたと思います。
前半はちょっと怠いのですがルトガー・ハウアー演じるヴァン・ヘルシングが登場してからの後半は物語的にもドラキュラの純愛ドラマとして盛り上がりなかなか面白く良かったと思うのですが。カマキリは意表を突かれて初めて見た時はCGも酷くて失笑ものでしたがアレはアレで嫌いじゃないです。発想が面白いです。
アルジェントが3Dを撮るって事で3Dで見たかった映画をようやく3Dで見れたのでとりあえず満足出来ました。


コメント

「シャークネード6 ラスト・チェーンソー」

2018年12月15日 | 映画
海外盤ブルーレイで映画「シャークネード6 ラスト・チェーンソー」を鑑賞。英語で字幕無しで。前作で主要キャラが皆悲惨な結末を迎えてしまったのですがタイムマシンで過去へ遡って何事も無かったかのように皆普通に登場して楽しませてくれました。色々な時代に行き色々な衣装コスプレで相変わらずの無茶苦茶な展開を見せてくれます。CGの出来はやっぱり雑ですが最早そんなのどうでもいいぐらいの派手な見せ場を見せてくれます。そのチープさが味となってるぐらいでラストの闘い場面はぶっ飛んでて可笑しくて嬉しくなるぐらい。音楽も壮大で盛り上がりました。そして最終的に今までのシリーズを総括するような大団円で気持ち良く見終える事が出来ました。
台詞の詳細は理解出来ませんでしたが後半は感動的でもありました。
ノリと勢いとキャストの魅力が光る憎めないおバカなシャークネード・シリーズは面白く好きな映画です。
今作は劇場では4DXで上映されたんですよね。アトラクションとして楽しそう。


コメント

「シャークネード5 ワールド・タイフーン」

2018年12月14日 | 映画
海外盤のブルーレイボックスで衝動買いした「シャークネード」シリーズのまだ見た事無かった映画「シャークネード5 ワールド・タイフーン」を鑑賞。字幕無しで英語なので台詞の詳細までは理解出来てませんがアホな内容なので映像だけ見てても大体は分かるし楽しめました。だけど出来れば日本語吹替版で気楽に楽しめると良かったなぁとも思いました。
今作はお気に入りキャラのノバも登場します。日本も舞台になったりゴジラもどきが出たり見所沢山ですが話の内容としては後半に「アベンジャーズ3」のようにハッピーでは無い暗い展開になります。おバカでスカッとする映画を期待してたんですが意外な展開でエェーッ!っと終わります。最後に意外なキャストも登場して続きます。誕生日に見るにはスカッとしない暗い内容でしたがまぁ楽しめました。しかしCGの出来は相変わらず雑ですね。前作の方が少しだけ良かった気もします。


コメント

「デーモン・ナイト」

2018年12月11日 | 映画
DVDで気になってた映画「デーモン・ナイト」を鑑賞。懐かしい「テイルズ・オブ・ザ・クリプト」だったかのテレビ・シリーズの劇場版でした。
クリプト・キーパーっていう煩く喋る死体キャラが印象的でこいつが番組のホストみたいな役割で今作も頭と尻に登場します。特殊造形で作られてますが良く出来てますね。
映画本編の内容は大して面白いものでも無かったですが普通に楽しめました。全編に漂う憎めないユーモアとサービス精神みたいなものが好印象。
キャスティングも良くてディック・ミラーさんが結構活躍もしてます。シナリオも前半工夫されていて悪者だと思った人が善い者で善い者だと思ってた人が悪者だったりと展開に面白さがあり少ない登場人物それぞれに変化や意外性もあって面白く見れました。
特殊メイクも見せ場があって凝った効果を色々と盛り込んでいました。
ホラー映画なんだろうけれど怖さは無く逆に楽しさに溢れた映画でした。
好きな感じの映画ですが突き抜けたものは無く良く出来たハリウッド娯楽ホラー映画という印象です。
特典映像ではディック・ミラーのトークも聞けてグレムリンの話とか興味深く聞けました。他役者さん達の最近の姿も見れました。


コメント

「シシリアン」

2018年12月10日 | 映画
ブルーレイで映画「シシリアン」を久しぶりに鑑賞。丁寧で的確な演出で緊張感を持って面白く見れる映画でしたが最近はすぐに睡魔に襲われる傾向で中盤でかなり落ちちゃいました。
まぁ一度見てるので気にせずに見れましたけどね。見直す前は色々と忘れてしまってる印象でしたが見てゆくと結構覚えていて思い出せました。
なので、やっぱり良く出来た映画だなぁと感じる確認作業のような視聴となりました。音はモノラルのフランス語版。モリコーネの音楽が印象的でフランス犯罪映画なんだけどマカロニ・ウエスタンを彷彿させるような旋律でした。ジャン・ギャバンとアラン・ドロンそして刑事のリノ・ヴェンチュラがとても良い芝居と存在感を見せてくれました。



コメント