ブックオフでジャケットのデザインに惹かれ安かったから衝動買いしちゃった映画「ルビー・スパークス」のブルーレイを5.1ch 日本語吹替版で大画面にて鑑賞。
色々スランプ気味の小説家が理想の女性像を原稿に書いたら突然家にその女性が現実に現れて…というミステリーゾーンみたいな内容の物語です。そこから色々な事が起きますが主人公は結構ウジウジとして女性を自分の都合の良いように原稿書き換えたりして支配してゆきます。気持ちは分からないでも無いがなんか酷いなぁと感じたりもしつつ正しい道を取り大切なものを失ったりと結末はまぁ読める展開に。オチも想定内ではあるが前向きで良いものがありました。
SF的要素もあるんだけど変にCGとかに頼らないシンプルな映像表現だったのが良かった。撮影が美しく各役者の魅力が上手く捉えられていた。要所要所で流れる音楽と映像の編集も気持ちのよいものがありました。
ルビー役の女優さんがとても良かったですがエリア・カザン監督の孫でもあり脚本も彼女が書いたらしい。実際に今作の主人公の男優さんと付き合ってて子供もいるんだとか!
主人公の役者さんは「フェイブルマンズ」のお父さん役の人でしたね。なので何かその役が印象的だったのもあり引きずって見ちゃいました。似た感じの性格の役でもあったので。