どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『フェルメール光の王国展@フェルメール・センター銀座』なのだ

2012年06月12日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 前に違うサイトの書いたのもを 再編集したものなのだ

おいしいうどんを食べたぼくらわ 前に招待券を頂いていたので フェルメール・センター銀座に移動して 月26日まで開催している<フェルメール光の王国展>を見たのだ

リ・クリエイトの作品だけど フェルメールの全作品37点を展示していたのだ

※リ・クリエエイトわ 最新のデジタル画像技術によって 描かれた当時の色を再現した作品なのだ


写真撮影もOKで えこうわ 37点全部撮ったんだけれど 以前 ぼくが見た作品と ぼくが気になった作品 ちょっとご紹介するのだ

2009年の春 <ルーヴル美術館展 17世紀のヨーロッパ絵画>で ぼくが最初に見たフェルメールの作品<レースを編む女>なのだ


画面が小さいのに すごく細かくて 丁寧に描かれていると思ったのだ


次に見れたのわ 去年 2011年の春 <シュテーデル美術館所蔵 フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展>で見た <地理学者>なのだ



地理学者のふとした瞬間がいいのだ 実物(本物)わ 見たことがないけど 対の作品の<天文学者>もいいと思ったのだ


その次わ 今年 2012年の冬に <フェルメールからのラブレター展>で見れた 3点なのだ

これわ <青衣の女>なのだ




こちらわ <手紙を書く女>なのだ




最後わ <手紙を書く女と召使い>なのだ


1つの展覧会で 3つも見れたのわ すごく嬉しかったのだ


今 上野で3つのフェルメール作品が見れるのだ(※9月17日まで)

国立西洋美術館で開催中の<ベルリン国立美術館展>で展示中の<真珠の首飾りの女>が見れるのだ




東京都美術館で開催中の<マウリッツハイス美術館展>でも 2つのフェルメールの作品が見れるのだ

これわ フェルメールの作品の中で もっとも有名な<真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)>なのだ



あと <ディアナとニンフたち>も見れるのだ



結構 混んでいるみたいだけど この3つわ 見る価値のある作品だと思うのだ


これで ぼくわ フェルメールの作品の8点も見れたのだ(ちなみに えこうわ 15点見たと言っていたのだ)


あと 盗難にあって 今どこにあるか わからないけど <合奏>わ いつか発見されることを願っているのだ




本物のフェルメールの作品でわ ないけど リ・クリエイトだとしても 37点もの作品が一挙に見れるので ちょっとでも興味のある方わ 行ってみてわいかがでしょうか?なのだ

ぼくらわ じっくり のんびりと 2時間ほど堪能したのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想なのだ


フェルメール・センター銀座 <フェルメール 光の王国展> 8月26日まで

http://www.vermeer-center-ginza.com/




リ・クリエイト(最新のデジタル画像技術によって、当時の色を再現した作品)のフェルメールの全作品37点を展示していました。

↓※リ・クリエイトの詳しい説明
http://www.vermeer-center-ginza.com/re-create.html



写真もOKだったので、展示していた37点を全部載せます。(※作品名、所蔵先、制作年の順です。)


1.マリアとマルタの家のキリスト   スコットランド・ナショナル・ギャラリー (1654~55年)


2008年の夏、東京都美術館で展示した6点の中の1つです。フェルメールって、宗教画の作品って、あんまり多くないんですよね。



2.聖女プラクセデス   個人蔵(※バーバラ・ピアセッカ・ジョンソン・コレクション) (1655年)




3.ディアナとニンフたち   マウリッツハイス美術館 (1655~56年)


2008年の夏、東京都美術館で展示していた6点の中の1つです。2012年の今、また、東京都美術館で展示中です。のちに、神戸(神戸市博物館)に巡回します。


4.取り持ち女   ドレスデン国立絵画館 (1656年)




5.眠る女   メトロポリタン美術館 (1657年)




6.窓辺で手紙を読む女   ドレスデン国立絵画館 (1657年)


私が、フェルメールの作品を最初に見たのは、2005年の夏、国立西洋美術館で展示したこの作品です。この時は、美術館巡りが趣味になる前に見たので、これがフェルメールの作品なんだ。くらいにしか思ってなかったです。今思えば、もっと時間をかけて見ればよかったと思いました。



7.小路   アムステルダム国立美術館 (1657~58年)


2008年の夏、東京都美術館で展示していた6点の中の1つです。フェルメールの風景画は、この作品と<デルフトの眺望>の2点のみ。肉眼では、細かな場所まで見れず、単眼鏡を購入して見ればよかったと後悔しています。



8.兵士と笑う女   フリック・コレクション (1658年)




9.牛乳を注ぐ女   アムステルダム国立美術館 (1658~60年)


2007年の秋、国立新美術館で展示された<牛乳を注ぐ女>です。思っていたより小さかったのを覚えています。この作品は複数回見に行きました。



10.紳士とワインを飲む女   ベルリン国立美術館 (1658~60年)




11.二人の紳士と女   アントン・ウルリッヒ公美術館 (1659~60年)


2008年の夏、東京都美術館で展示していた6点の中の1つです。今回は、珍しく音声ガイドを聞いたのですが、描かれている2人の男性は、同じ人物で、奥にいるのは、時が経ち、女性に振られて落ち込んでいる様子が描かれています。ちなみに、2008年の展示の時は、<ワイングラスを持つ女>というタイトル名でした。



12.デルフトの眺望   マウリッツハイス美術館 (1660~61年)




13.稽古の中断   フリック・コレクション (1660~61年)




14.音楽の稽古   バッキンガム王室コレクション (1662~65年)




15.青衣の女   アムステルダム国立美術館 (1662~64年)


2012年の冬、Bunkamuraで展示していた3点の中の1つです。修復して世界で初めて公開されました。青の衣服の美しさが目を引きました。



16.天秤を持つ女   ワシントン・ナショナル・ギャラリー (1662~64年)




17.真珠の耳飾りの少女   べルリン国立美術館 (1664年)


2012年の今、国立西洋美術館で開催中の<べルリン国立美術館展>で展示中。日本初公開だそうです。鏡を見て、真珠の首飾りをつける仕草は、今風にいえば、デートの前のおめかし?といった印象を受けます。のちに、福岡(九州国立博物館)に巡回します。



18.窓辺でリュートを弾く女   メトロポリタン美術館 (1664年)


2008年の夏、東京都美術館で展示していた6点の中の1つです。窓を見て人を待っているみたいです。この作品も、<リュートを調弦する女>というタイトル名で展示していました。



19.窓辺で水差しを持つ女   メトロポリタン美術館 (1664~65年)




20.真珠の耳飾りの少女   マウリッツハイス美術館 (1665年)


2012年、今、東京都美術館で開催中の<マウリッツハイス美術館展>で展示しています。かなり混雑しているみたいですが、この作品1点だけのためでも、見る価値はあると思いますよ。のちに、神戸(神戸市博物館)に巡回しますが、今回を逃せば、10~20年近く日本で展示されないのではないでしょうか?



21.合奏   イザベラ・スチュアート・ガードナー美術館 (1665年~66年) ※1990年に盗難され現在行方不明




22.手紙を書く女   ワシントン・ナショナル・ギャラリー (1665~66年)


2012年の冬、Bunkamuraで展示していた3点の中の1つです。手紙にまつわる作品は、6点あるそうです。記念写真でポーズををとったかのような作品です。



23.絵画芸術   ウィーン美術史美術館 (1666~67年)




24.赤い帽子の女   ワシントン・ナショナル・ギャラリー (1666~67年)




25.フルートを持つ女   ワシントン・ナショナル・ギャラリー (1666~67年)




26.少女   メトロポリタン美術館 (1666~67年)




27.女と召使い   フリック・コレクション (1667~68年)




28.天文学者   ルーヴル美術館 (1668年)




29.地理学者   シュテーデル美術館 (1669年)


2011年の春、Bunkamuraで展示しました。男性が描かれている作品は、2点しかなく、対の作品のようです。いつか<地理学者>も見たいです。



30.恋文   アムステルダム国立美術館 (1669~70年)




31.レースを編む女   ルーヴル美術館 (1669~70年)


2009年の春、国立西洋美術館で展示しました。素晴らしい作品だと思いますが、カルロ・ドルチの<受胎告知 天使・聖母>の方が目当てで、複数回見に行った記憶があります。



32.手紙を書く女と召使い   アイルランド・ナショナル・ギャラリー (1670年)


2008年の夏、東京都美術館で展示していた6点の中の1つです。仲直りの手紙を書いているようです。2008年の時は、<手紙を書く婦人と召使>というタイトル名で展示。2012の冬にもBunkamuraで展示していました。



33.信仰の寓意   メトロポリタン美術館 (1671~74年)




34.ギターを弾く女   ケンウッドハウス (1672年)




35.ヴァージナルの前に立つ女   ロンドン・ナショナル・ギャラリー (1673~75年)




36.ヴァージナルの前に座る女   ロンドン・ナショナル・ギャラリー (1673~75年)




37.ヴァージナルの前に座る若い女   個人蔵 (1670年)


2008年の夏、東京都美術館で展示していた6点の中の1つです。当時、フェルメールの作品でないのでは?と思われていたそうですが、フェルメールの作品(レースを編む女?)とキャンバスが同じだったようで、フェルメールの作品となったようです。


<絵画芸術>・<地理学者>・<聖女プラクセデス>の3点は、いつか見たい。あと、盗難されてしまった<合奏>、いつか見つかって展示されるようになってほしいです。


2週間ほどで終わってしまいますが、リ・クリエイトでも、フェルメールの作品37点が1度にまとめて見れる機会はないので、興味のある方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか?

今回の展覧会は、東京でフェルメールの作品が展示するので、その宣伝も兼ねてというのもあったのでしょうけど、面白い企画だし、37点と少ない展示なので、この展示を全国各地に巡回してもいいのでは?とも思いました。


この後わ 六本木に移動して 2回目の<ONE PIECE展>を見に行ったのだけれど そのことわ また 今度書くのだ



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