※このブログわ 前に違うサイトに載せていたものを 再編集したものなのだ
ぼくらわ 国立新美術館に行って 6月11日まで開催していた<セザンヌ パリとプロヴァンス>と 7月16日まで開催している<大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年>を見に行ったのだ
最初わ <セザンヌ パリとプロヴァンス>を見たのだ
セザンヌの作品 約90点を展示していて 最後の方にわ アトリエの再現もあったのだ
展示していた中で ぼくが気になった作品をちょっとご紹介するのだ
1番良かったのわ <四季>の連作の4枚なのだ
左から<春>→<夏>→<冬>→<秋>の順に展示していたのだ
四季の連作で 4点で1日の時間の流れも表して 寓意も込められているそうなのだ 人物のバランスにちょっと違和感を感じるんだけど ふんわりした色合いで ずっと眺めていたくなるような作品だったのだ
<トロネの道とサント=ヴィクトワール山>も良かったのだ
見たことあるのわ 遠景のサント=ヴィクトワール山が多かったので この作品のように大きくて ドーンとしたサント=ヴィクトワール山わ 主張が強くて良かったのだ
<自画像>なのだ
第1回印象派展の次の年に描かれたもので 自信たっぷりといった感じなのだ
あと <りんごとオレンジ>も良かったのだ
セザンヌわ そんなに好きでなかったんだけど 今回 セザンヌのたくさんの作品を見れて 少しだけ好きになれたのだ
<四季>の4点わ もう1度見たいのだ
ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想なのだ
国立新美術館 <セザンヌ パリとプロヴァンス> 6月11日(月)まで
http://www.nact.jp/exhibition_special/2012/cezanne2012/index.html
http://cezanne.exhn.jp/
展示構成
1.初期
1-1 形成期:パリとプロヴァンスのあいだで
1-2 ジャス・ド・ブッファン
2.風景
2-1 北:1882年まで
2-2 南:1882年まで
2-3 北:1882年以降
2-4 南:1882年以降
3.身体
3-1 パリ:裸体の誘惑
3-2 パリ;余暇の情景
3-3 プロヴァンス:水浴図
4.肖像
4-1 親密な人々:家族と友人の肖像
4-2 パリ:コレクター、画商の肖像
4-3 プロヴァンス:農民、庭師の肖像
5.静物
5-1 北を中心に:1882年まで
5-2 南を中心に:1882年以降
6.晩年
約90点が展示されており、最後には、アトリエの一部の再現もありました。
気になった作品
1.女神の接吻-詩人の夢(フェリックス・ニコラ・フリリエによる)
セザンヌの古典の題材で、古典の技法?のものは、初めて見たかも?全体的に地味な印象だが、女神と詩人の周りに光が当たり美しく見せている。
14.四季 夏
15.四季 冬
16.四季 春
17.四季 秋
春→夏→冬→秋の順で、この並びで展示。
最初に、<夏>と<冬>を制作し、のちに<春>と<秋>を制作したため、左から<春>→<夏>→<冬>→<秋>の順に展示していた。春は明け方、夏は昼、秋は夕暮れ、冬は夜と1日の時間の流れも表していた。4点の中で、華やかな印象を受ける<春>と、<秋>に惹かれる。
20.首吊り家、オ-ヴェール=シュル=オワーズ
第1回印象派展に出品した作品。暗い感じのタイトルがちょっと嫌だが、作品の中央に光が当たっているように見えて明るい印象を受ける。
28.サンタンリ村から見たマルセイユ湾
遠景の建物等が簡素な感じで描かれていて、キュビスムっぽくて、セザンヌらしいと思った。
39.大きな松の木と赤い大地
画面中央に、大きな松を配し、遠景には大地が広がる。浮世絵を基にした構図?他に作品もそうだったが、松の葉の塗り方が水彩の様な感じだった。
43.トロネの道とサント=ヴィクトワール山
48.聖アントニウスの誘惑
『砂漠で修業中、悪魔や怪物の攻撃、美女による誘惑といった幻影に襲われた聖アントニウスの物語。』セザンヌは、女性の誘惑を描いた作品。
54.船にて (※以前、西洋美術館で撮影したもの)
62.自画像
第1回印象派展の翌年に描かれて作品。堂々としていて、自信に満ち溢れている感じに見えます。
71.庭師ヴァリエ
庭師が渋い感じで、ずっと眺めていたくなる作品でした。ポストカードが売ってなかったのが残念。
83.りんごとオレンジ
リンゴが、複数の視点から描かれている。意図して描いたのか、意図せず描いたのかが気になる。
この展覧会で、セザンヌの凄さが少しだけ理解出来た様な気がしました。
この後わ 一旦 国立新美術館を出て 1年くらい前に食べて美味しかったイタリアンのお店の<トラットリア・イル・フィーゴ・インゴルド>でランチをしたのだけれど そのことわ また 今度書くのだ