どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『京都-洛中洛外図と障壁画の美@東京国立博物館』なのだ

2013年10月26日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<ミケランジェロ展-天才の軌跡>を見たぼくらわ トーハク(東京国立博物館)に移動して 12月1日まで開催している<特別展 京都-洛中洛外図と障壁画の美>を見たのだ



ぼくが気になった作品をご紹介するのだ

重要文化財で 岩佐又兵衛が描いた<洛中洛外図屏風 舟木本>なのだ


なんとなくだけど 右隻わ 立体的な感じに見えるけど 左隻わ 平面的な感じがするのだ

あと 2700人以上も描いているからかもしれないけど 他の洛中洛外図に比べると いい意味でゴチャゴチャしていて 見応えがあるのだ ぼくらわ 持ってないけど 単眼鏡わ 必須だと思うのだ


これも 重要文化財で 狩野探幽が描いた<「松鷹図」二の丸御殿 大広間四の間>なのだ(※画像わ 部分なのだ)


ぼくらわ 前に<二条城展>にも違う<松鷹図>を見たことがあるけど こっちわ 上の松も展示されているから 迫力がすごかったのだ この作品わ 勇ましい感じがしたけど 他の障壁画(二の丸御殿 黒書院二の間)の4作品わ 雅な感じがして その違いも見てほしいのだ


この展覧会わ 作品リストの展示数こそ少ないけど 洛中洛外図の見比べや 二条城の二の丸御殿の障壁画が展示していて 見応えがあるのだ しかも 二条城の障壁画わ 上段の部分も展示していて 凄かったのだ

たぶん 今回展示された作品(障壁画)わ 京都でも見る機会わ あんまりないと思うので ぜひ ご覧くださいなのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


東京国立博物館 <特別展 京都-洛中洛外図と障壁画の美> 12月1日(日)まで

http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1610

公式サイト
http://www.ntv.co.jp/kyoto2013/

作品リスト
http://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=3541




展示構成

第1部 都の姿-黄金の洛中洛外図

第2部 都の空間装飾-障壁画の美
1.王権の象徴-京都御所
2.仏法の荘厳-龍安寺
3.公家の威光-二条城

前後期合わせて20点を展示しており、うち5点が展示替えとなっています。入ってすぐには、<洛中洛外図 舟木本>の高細密画像があり、第2部の途中にも、「龍安寺 石庭の四季」の4K超高細密映像もありました。


気になった作品

2.狩野永徳 洛中洛外図屏風 上杉本  <国宝> ※11月4日まで展示


左隻(下京隻)


右隻(上京隻)


解説には、こう書かれています。
『狩野雄永徳が描いた洛中洛外図の最高峰。第十三代将軍足利義輝が永徳に描かせ、義輝没後の永禄8年(1565年)9月に完成し、その後織田信長が入手して、上杉謙信へ贈ったと考えられる。上京隻(右隻)の下方中央に大きく将軍邸がある。下京隻(左隻)の左上隅に比叡山があり、左から右へ鴨川が流れ、左方中ほどに御所が大きく描かれる。御所と将軍邸を各隻に対比して描く、室町時代に描かれた洛中洛外図屏風の基準的な画面構成である。』

私が、この上杉本の洛中洛外図を見るのは、2度目。今回もただ、すごいとしか感想がありませんでした。あと、他の作品に比べ、金雲の色がキレイな感じがしました・・・。

11月4日までの前期展示では、この上杉本も含め、4点の<洛中洛外図>の見比べが出来ます。


4.岩佐又兵衛 洛中洛外図屏風 舟木本 <重要文化財> 


左隻


右隻


解説には、こう書かれています。
『右隻は大仏殿と豊臣秀吉を祀る豊国神社、三十三間堂や、八坂神社などと、四条河原の喧騒を描く。左隻は祇園祭の神輿や巨大な飾り物を担ぐ武者が行き交いごった返している。左上に御所を描き、近く二条城が大きく聳え立つ。舟木本は、豊臣家の支配から徳川家の世へと移り変わる京都の景観を、東寺の五重の塔の上から眺めたように描いている。人々に肉薄して大きく描くことが特色で熱気にあふれている。』


6.洛中洛外図屏風 勝興寺本 <重要文化財> ※11月4日まで展示


左隻


右隻


舟木本と見比べると、盛り上がった金の雲のせいか、上品な洛中洛外図という印象がする。

この盛り上がった金雲は、『金置き上げという技法で、盛り上げた文様で飾られる。』と解説に書いてありました。


20.狩野探幽 「松鷹図」二の丸御殿 大広間四の間 <重要文化財> (※画像は、部分です。)


解説には、こう書かれています。
『大広間は、大名が揃って将軍に謁見する公式行事が行われる場所である。その四の間に描かれた「松鷹図」には、長押を突きぬけ天井まで届くほどの太い幹枝の松が描かれている。西側の壁では狗鷲(いぬわし)がじっと左手をにらんでいる。鷹狩は武家を象徴とする行事であり、支配者の権威を示すものとして行われたが、この鷹の姿は、徳川将軍家が戦国の世を終わらせ、絶対的な権威を揺るぎないものとしたことを端的にあらわしている。』

この画像は、西側6面です。画像は、ないのですが、北側9面も展示していました。


洛中洛外図の見比べ、<舟木本>のインパクトが特に印象に残った展覧会だと思いました。まだ、前期展示期間なので、東京では、4年ぶり?に<上杉本の洛中洛外図>も展示されていますし、第2部の障壁画も見応えがあります。

この手の展覧会は、会期末になるとすごく混雑するので、気になっている方は、お早めにご覧になった方がいいと思いますよ。


この後わ ラーメンが大好きなえこうの友達に誘われて 松戸市(上本郷? or 松戸新田? or みのり台?)にある<味処 むさし野>に行ったんだけど そのことわ また 今度書くのだ



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