どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『二条城展@江戸東京博物館』なのだ

2012年08月08日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 江戸東京博物館で 9月23日まで開催中<二条城展>を見に行ったのだ



この<二条城展>でわ 前後期合わせて102点を展示していて ぼくらが見に行ったのわ 前期展示で その中でも ぼくが気になった作品 数点をご紹介するのだ(前期展示わ 8月26日までなのだ)


1番良かったのわ 展覧会のチラシのメインとなっていて 『重要文化財』の作品で 狩野山楽 またわ 探幽が描いたとされる<二の丸御殿 大広間四の間 松鷹図>なのだ


中央 左から右上に ドーンと松の幹が そびえたっているのだ その力強い幹にわ 獰猛なタカもいて 眼光鋭く 獲物を狙っているようなのだ 「巨大な松の幹」と 「獰猛な鷹」 2つの力強い者同士で 将軍の威光を表しているように思えるのだ 今回わ 4枚だけの展示だけど この上にも松が描かれているみたいなのだ


これも 『重要文化財』の作品で 狩野甚之丞が描いた<二の丸御殿 遠侍二の間 竹林群虎図>も良かったのだ


3頭のトラが 遊んでいるように見えるのだ 右端の水を飲んているのわ トラの模様だけど 他の2頭わ 斑点模様で ヒョウみたいなのだ この3頭わ 全く獰猛でなく ぼくでも友達になれそうな トラだったのだ


入ってすぐに展示していた 『重要文化財』の作品の<唐門欄間彫刻 松竹梅に鶴と亀>も良かったのだ



あと 展覧会の会場入り口に記念撮影できるスポットがあったので えこうに撮ってもらったのだ





<二条城展>で 1番の見どころわ 10点くらいあった3章の『障壁画』なのだ 通路の両側に展示していて 反対側のガラスが写り込んじゃって ちょっと見えづらい部分もあったんだけど 凄かったのだ あと 設計図というか 見取り図みたいなのが展示してあって 細かくて 肉眼でわ 見づらいので 単眼鏡などを持参して 見に行った方がいいと思うのだ





ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


江戸東京博物館 <江戸東京博物館 開館20周年記念 二条城展> 9月23日(日)まで

江戸東京博物館のHP
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/exhibition/special/index.html

公式サイト
http://nijo-castle2012.jp/index.html

展示替えがあるので、作品リスト
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/exhibition/special/2012/07/img/lis.pdf





展示構成

第1章 二条城創建 -京に響く徳川の天下-

第2章 二条城大改築 -東福門院和子の入内と寛永の行幸-

第3章 寛永障壁画の輝き -日本絵画史最大の画派、狩野派の粋-

第4章 激動の幕末 -大政奉還の舞台として-

第5章 離宮時代 -嘉永なる宮廷文化の移植-

第6章 世界遺産二条城 -文化財を守る・伝える-


前後期合わせて、110点が展示されています。前期は8月26日まで、後期は8月28日から、他に7点ほどは、前期後期に関係なく展示替えをするそうです。(詳しくは、作品リストをご覧ください。)



気になった作品

2.鯱瓦

鯱(しゃちほこ)は、想像の海獣、頭はトラに似ており、体は魚に似てひれを持ち、尾は空に向かって反り返える形にしている。(解説から)

2点展示していて、2-1の<北大手門鯱瓦>は、龍のような顔、2-2の<西南隅檜鯱瓦>は、魚の顔だった。


3.唐門欄間彫刻 松竹梅に鶴と亀  <重要文化財>



中央に、蓬莱山を乗せた亀、左右に松竹梅に、鶴を配し、吉祥のものが連なっている。彩色は薄れているが、当時は極彩色であったであろうことがうかがえる。鶴などに継ぎ目が見えるので、仏像の寄木造りのように制作されたみたい。


18.檜扇(東福門院所持)  ※前期展示

40~50センチくらいのかなり大きめな檜扇。金泥にの雲に包まれ、桐と鳳凰の意匠でした。


40.二の丸御殿 飾金具  <国宝>

4点の異なる釘隠が展示。どれも素晴らしかったが、40-2の<大広間 花熨斗形釘隠>が良かった。


53.葵紋銚子

葵紋が四方に打ち出された堤子と、長柄の銚子の一揃え。吉祥を示す、松竹梅と鶴と亀が掘り出されている。直径25センチくらいの大きさで、金で出来ている。


66.狩野甚之丞   二の丸御殿 遠侍二の間 竹林群虎図  <重要文化財>


竹林群虎図となっているが、左上に笹が描かれているのみ。しかしこれは、本来4面の襖絵なので、展示されていない左端には、竹が描かれているそうです。3頭いるトラは、右端で水を飲んでいるのは、他のに比べ一回り大きく、オスのように見え、他のヒョウのような斑点模様のトラは、体は小さく、メスのように見えた。3頭ともポーズが面白かった。


67.狩野甚之丞   二の丸御殿 遠侍勅使の間(上段) 青楓図  <重要文化財>


主に青の楓だが、ところどころに赤い楓もあり、色の効果?か、青の楓は、3Dのように立体感がある。


70.狩野山楽または狩野探幽   二の丸御殿 大広間四の間 松鷹図  <重要文化財>


二の丸御殿障壁画を代表とする作品で、4面が展示。樹齢何百年も経ったような、大きな松の幹が左下から右上に伸びている。その太い幹にとまるタカは、足もたくましく、眼光も鋭い。松の幹は、どっしりとしていて逞しく男性をイメージ出来て、枝にある松の葉は、幹に優しく寄り添うように見えるので、女性のようなイメージだと思えた。


74.狩野派   二の丸御殿 白書院一の間天井画 花卉図  <重要文化財>


四方を鳳凰の意匠に中央に様々な花卉が描かれている。その中でも、『朝顔』が1番良かった。


この展覧会の1番の目玉は、10点ほどある障壁画だと思います。イスもあって、じっくり鑑賞出来ますし、私も時間をかけて、ゆっくり見ました。他にも、センサー?(一定時間?)によって、鴬張の音が流れる場所などもあり、面白い趣向も用意されていました。

私は暑がりで大丈夫だったのですが、会場内は、結構涼しいので、女性は、1枚羽織るものを持って行った方がいいような気がしましたよ。



この後わ JR両国駅の東口の方にある とんかつのお店<とんかつ むさしや 両国店>で ランチをしたのだけれど そのことわ また 今度書くのだ



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