どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『レオナルド・ダ・ヴィンチ展-天才の肖像@東京都美術館』なのだ

2013年06月04日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 東京都美術館で 6月30日まで開催中<ミラノ アンブロジアーナ図書館・絵画館所蔵 レオナルド・ダ・ヴィンチ展-天才の肖像>を見に行ったのだ




今回展示していた中で ぼくが気になった作品をご紹介するのだ

ベルナルディーノ・ルイーニ(本名:ベルナルディーノ・スカーピ)が描いた<聖家族と洗礼者ヨハネ>なのだ


ホームページとかで知って 1番見たかった作品で 今回展示していた中で 1番好きになった作品なのだ

和気藹々(わきあいあい)な感じに見えて ずっと見ていると なんか和むのだ あと 聖アンナの指を上に向けているポーズわ 何を意味するか 気になるのだ


ロンバルディア地方のレオナルド派の画家が描いた<貴婦人の肖像>なのだ


1番最初に展示していた作品で 一目見て 足が止まっちゃうくらい キレイな貴婦人で 見惚れちゃったのだ


こちらも ロンバルディア地方のレオナルドの画家が描いた<洗礼者ヨハネ>なのだ


背景に景色が描かれているから レオナルドが描いたルーヴル美術館の作品みたいに 神秘的な感じにわ 見えないけど 逆に 全体的な 一体感があるような気がするのだ


あと アトランティコ手稿の<複数の弩を装備した歯車の素描>わ すごかったのだ


ぼくらわ そんなに惹かれなかったけど アトランティコ手稿や レオナルドの油彩画などわ めったに日本に来ることわ ないので 気になる方わ 混雑する前に お早めにご覧くださいなのだ

あと 会場内が ちょっと寒く感じたので 羽織るものがあった方がいいかも?なのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


東京都美術館 <ミラノ アンブロジアーナ図書館・絵画館所蔵 レオナルド・ダ・ヴィンチ展-天才の肖像> 6月30日(日)まで

http://www.tobikan.jp/museum/2013/2103_ambrosiana.html

公式サイト
http://www.tbs.co.jp/leonardo2013/

作品リスト
http://www.tbs.co.jp/leonardo2013/pdf/collection_list.pdf




展示構成

Ⅰ アンブロジアーナ図書館・絵画館
 フェデリコ・ボッロメオコレクション
 携帯型美術館:レスタ神父の素描帖
 ルネサンスの素描Ⅰ:レオナルド以前

Ⅱ レオナルド 思考の迷宮
 アトランティコ手稿:レオナルドの教養
 アトランティコ手稿:古典・絵画・人物のデッサン
 アトランティコ手稿:光学・幾何学
 アトランティコ手稿:建築
 アトランティコ手稿:兵法
 アトランティコ手稿:機械:装置のデッサン
 アトランティコ手稿:人体飛行に関する研究
 レオナルドの愛読書
 ルネサンスの素描Ⅱ:レオナルドとその時代

Ⅲ レオナルドとレオナルデスキ
 レオナルド・ダ・ヴィンチとミラノの宮廷
 ルネサンスの素描Ⅲ:レオナルド以降

アトランティコ手稿、素描、油彩画、本などの資料、約110点を展示しており、アトランティコ手稿は、22点展示、ちなみに油彩画は、11点でした。


気になった作品

1.ヴェスピーノ(本名:アンドレア・ビアンキ) 岩窟の聖母


ロンドン・ナショナル・ギャラリーの忠実な模写だが、原作に描かれている聖人のニンブス(金の光環)と、洗礼者ヨハネのアトリビュート(持物)である十字架が描かれていないそうです。

ちなみに、ロンドン・ナショナル・ギャラリーの作品のニンブスと、アトリビュートは、17世紀前半に描きたされたようです。


3.ロンバルディア地方のレオナルド派の画家 貴婦人の肖像


この貴婦人のモデルは、ベアトリーチェ・デステ(イダベラ・デステの妹)あるいは、ルドヴィーゴの愛人で、白貂を抱く貴婦人のモデルであるチェチリア・ガッレラーニとする説もあるそうです。


81.レオナルド・ダ・ヴィンチ 女性と横顔と目の習作

<貴婦人の肖像>の構想にレオナルドが関与していたことを思わせる作品だそうです。


90.ジャンピエトリーノ(本名:ジョヴァンニ・ピエトロ・リッツォーリ) 福音書記者聖ヨハネ


女性のような中性的な顔立ちに思える、福音書記者ヨハネ。仕草からそう思えるのかも?


91.ベルナルディーノ・ルイーニ(本名:ベルナルディーノ・スカーピ) 幼子イエスと仔羊


幼子キリストと、受難の象徴である仔羊と一緒にが描かれている。可愛らしい作品だが、私には、キリストが受難の象徴の仔羊を自ら捕まえたかのように見えてしまう。


92.ベルナルディーノ・ルイーニ(本名:ベルナルディーノ・スカーピ) 聖家族と洗礼者ヨハネ


解説には、こう書かれています。
『本作は、レオナルドの《聖アンナと聖母子》のカルトン(原寸大下絵)をもとに制作されました。ルイーニがレオナルドの作品を研修した成果を示す見事な油彩画です。一方で、背景やマリアの位置の変更、またヨセフの追加など、カルトンとの顕著な違いもあり、それによって、レオナルドが新しく打ち出したピラミッド型の構図が水平方向への構図へと作り変えられています。』


94.ロンバルディア地方のレオナルドの画家 洗礼者ヨハネ


解説には、こう書かれています。
『ルーヴル美術館に所蔵されているレオナルドの《洗礼者ヨハネ》を原作品とする魅力的な本作は、知られている中でもっとも古いレオナルドの作品の模写で、資料的根拠はないものの、伝統的にレオナルドの手に帰せられてきました。本作において、原作品とは異なり、背景に澄みわたる風景が描かれており、指の位置や巻き毛の長さ、また毛皮の厚みにも改変が加えられています。』


95.レオナルド・ダ・ヴィンチ 音楽家の肖像


解説の一部には、こう書かれています。
『レオナルドの現存する唯一の男性の肖像画。モデルは明らかになってないが、おそらくレオナルドの友人でもあった音楽家アタランテ・ミリオロッティであると推測されます。』

今回の展覧会の目玉作品ですが、なぜかそんなに惹かれず・・・・・。あと、作品の前にあるガラスに見ている人や、反対側の作品が写りこんでいて、ちょっと見づらかったのが残念でした。


今回、アトランティコ手稿や素描などの作品が多く、じっくり見る人も多いので、所々で渋滞が起きたりしますが、レオナルドの作品やルネサンスの作品は、日本では、あまり見ることが出来ないので、オススメだと思います。

もともと好きだったベルナルディーノ・ルイーニなどのレオナルデスキ(レオナルドの追従者たち)の作品は、展示数は少なかったですけど、見ることが出来きて満足でした。



それから ぼくらわ もう終わってしまったけど 国立西洋美術館に移動して<ラファエロ展>を見に行って <大公の聖母>にお別れのあいさつをしてきたのだ

↓前に見に行った感想を載せるのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/b08daf0c664aa1f8cf410c014a1107dd



会期末だから すごく混雑しちゃって 遠目からだったけど もう1度 <大公の聖母>を見れて良かったのだ


この後わ 東十条に移動して<燦燦斗>というラーメン屋さんに行って夕食(ディナー)を食べたんだけど そのことわ また 今度書くのだ



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