どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『須田悦弘による江戸の美@千葉市美術館』なのだ

2012年12月25日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※この展覧会わ 終了しているのだ

<須田悦弘展>を見たぼくらわ 7階で展示していた<須田悦弘による江戸の美>も見たのだ



この展示も 一部を除き写真撮影がOKで ぼくと えこうの感想が丸かぶりなので ぼくが感想を書くのだ


千葉市美術館 <須田悦弘による江戸の美> 終了しました

http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2012/1030_2/1030_2.html




須田悦弘さんの選んだ 千葉市美術館の江戸絵画と浮世絵のコレクションと 須田さんの作品(8点)が一緒に展示していて 面白いコラボレーションだったのだ

浮世絵の展示していたブースわ こんな風だったのだ




気になった作品


まずわ 浮世絵をご紹介するのだ

鈴木晴信  蚊帳の母と子



鈴木晴信  六玉川 調布の玉川



葛飾北斎  稚遊拳三番続之内 紙



東洲斎写楽  三代目大谷鬼次の江戸兵衛



葛飾北斎  富嶽三十六景 神奈川沖浪裏



葛飾北斎  富嶽三十六景 凱風快晴



歌川広重 東海道五拾三次之内 庄野



歌川広重  東海道五拾三次之内 蒲原




須田悦弘さんの作品と コラボの展示の作品をご紹介するのだ


須田悦弘 <葉> <枝>



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展示ケースの中に この2つの作品(葉、枝)のみが ちょこんとあって 全く知らない人が見たら なんで展示ケースの中に ゴミがあるんだろうって 思っちゃうくらいに リアルだったのだ


須田悦弘 <朝顔>



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5つもの色の異なる朝顔が咲いているのだ しかも展示していたのわ 壁と壁との間に展示していて ちょっと気づきにくい場所にあったのだ

ただ 1番下にあって 1番キレイな赤い朝顔が 暗くなっちゃって うまく撮れなかったのわ 残念なのだ


須田悦弘 <葉>





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この作品(枯葉)も 正直 見つけづらくて 何度も素通りしちゃったのだ 今考えれば 不自然に ブラインドが空いているんだけど 全く気付かずなのだ でも 見つけた時わ すごく嬉しくて ちょっと子供に戻ったみたいに 興奮したのだ


須田悦弘 <露草>



この作品(露草)わ 喜多川歌麿<『画本虫撰』>の展示ケースの中に飾ってあったのだ



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ぼくらわ 植物に詳しくないから このコラボの意味わ ちょっと分かんないんだけど 隅に咲いた 小さな露草が 可愛らしいのだ


須田悦弘 <米>



この作品(米)わ 長沢蘆雪<花鳥蟲獣図巻>の雀描かれている部分とのコラボなのだ



巻物の他の場面を撮った写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
 

お米の集まる雀で 面白いコラボなのだ しかも あんなに小さな4つの米粒をどうやって 彫ったのか 気になるのだ


寄託作品だから 写真撮影が禁止で 画像がないんだけど <生花図屏風>の前に 1つだけあった 須田さんの作品の白い<藤>の花とのコラボわ 素晴らしかったのだ

<生花図屏風>の左隻の左側に描かれた白い藤の花から 落ちたように 須田さんの作品の<白い藤の花>が展示してあって この空間構成や 発想がすごかったのだ


もう1つ 須田さんの作品とのコラボがあって こちらも寄託作品の屏風なので 写真撮影が禁止だったのだけれど <椿図屏風>の前に 須田さんの作品で 紅白斑模様の<椿>の花が1つ ぽとりと落ちたように展示をしていたのだ 

しかも 右隻と左隻の間の隙間の奥の方にも もう1輪の<椿>があって これを見つけた時わ 嬉しかったのだ


<須田悦弘展>に続き この<須田悦弘による江戸の美>も見たり 探したりが楽しくて 面白い展示だったのだ

たぶん ぼくらが知っている中で 千葉市美術館での写真撮影OKの展覧会って 初めてだったと思うし こんなに楽しい展示なら いろんな人に見てもらいたいと思ったし 各会場に合わせて 巡回展とかも 開催したら いいのでわ?とも思ったのだ

この2つの展覧会合わせて 年間ベスト10入り候補の展覧会だと思うのだ


この後わ 千葉市美術館から 15分ほど歩くと行ける<(麺)並木商事>でディナー(夕食)を食べたんだけど そのことわ また 今度書くのだ