どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『川瀬巴水と吉田博 日本の風景・世界の風景@平木浮世絵美術館 UKIYO-e TOKYO』なのだ

2009年07月29日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したもので 平木浮世絵美術館 UKIYO-e TOKYOわ 閉館しているのだ

<駄菓子屋 穴子拉麺>でランチをしたぼくらわ 豊洲に移動して ららぽーと豊洲内にある平木浮世絵美術館 UKIYO-e TOKYOで開催していた<川瀬巴水と吉田博 日本の風景・世界の風景>を見てきたのだ(※26日で終了しましたなのだ)


この美術館わ ぼくらわ はじめて行ったけど こじんまりとしていて なんか良かったのだ

ぼくわ 川瀬巴水の作品を 初めて見たけど 好きになったのだ

川瀬巴水わ 『近代の広重』と称されるそうなのだ

巴水と言えば 『旅の画家』『旅情詩人』と称されるほど 全国をスケッチして描いた風景画家して知られる と解説に書いてあったのだ

今回 十和田湖 という作品の版木(6枚・表裏12面)も展示していて 今回の展示に際して 摺りを試みたそうなのだ

ぼかし摺りを13度加えた 22度の摺りをしているのだ


他にも 桜田門や 御茶の水などが良かったのだ 


ぼくわ 思うのだけれど 版木浮世絵って なんで 絵師だけが有名で 摺り師や 彫り師わ 有名じゃないんだろう?って思ったのだ

この美術館わ 浮世絵専門の美術館で ゆったり見れる美術館だと思うので 行ってみたい企画展のときわ ぜひ 訪れてほしいのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ

平木浮世絵美術館 UKIYO-e TOKYO <川瀬巴水と吉田博 日本の風景・世界の風景> 7月26日で終了しました

http://www.ukiyoe-tokyo.or.jp/2009exhibition/200907landscapes.html



この<UKIYO-e TOKYO>は、浮世絵専門の美術館です。私は始めて行きましたが、小さな美術館なのでゆったり鑑賞出来ました。

川瀬巴水は、もともと好きで行ったのですが、吉田博さんは、まったく知りませんでした。


いいなぁ。と思った作品

川瀬巴水は、「近代の広重」と称される、巴水と言えば、「旅の画家」、「旅情詩人」と称されるほど全国をスケッチして描いた風景画家として知られる。(←解説から)

十和田湖

版木が発見され、本展の開催の際に、摺りを試みたそうです。

版木も6枚展示。表裏合わせて12面を用い、ぼかし摺り13度を加えた22度の摺りをしたそうです。


旅みやげ 第3集  房州 太海

鳥居の背景に、穏やかな海が広がる。


東京二十景 桜田門

夜の堀に浮かぶ桜田門の空、そして水の藍の色が美しい。

※東京二十景とは、大正14年から昭和5年にかけて制作された20枚の揃物。「芝増上寺」・今回展示の「御茶ノ水」は、名品とされる。


大宮見沼川

闇夜に蛍のいる風景。


井の頭春の夜

月夜に照らされた夜桜がキレイ。やはり、空、池の藍色が美しい。


東海道風景選集 田子の浦の夕

農作業を終えた農民が帰る図。背景には夕日に染まった富士山がみえる。


吉田博は、23歳・27歳と2度の長期米国遊学で水彩画家として、高い評価を得る。その行く先で浮世絵に接する機会があり、日本特有の木版技術に対する高い評価を実感したと思われる。帰国後に版元の渡辺庄三助との縁を求め、従来の浮世絵技術での木版画を制作。その後、洋画家らしく自らプロデュースで木版画の政策を志しました。写生に基づいた写実的な描写、水彩画家らしい瑞々しい色彩が吉田の特徴ですが、特に微妙な色彩の変化は、何十回も色を重ねるという丁寧で根気の要る手法で得られたもの。(←こちらも解説から)

ホノルゝの水族館

エンゼルフィッシュとかがいました。


ヴェニスの運河

この作品は、スケッチもありました。


タジマハルの庭

昼と夜の2作品が展示。解説には、この<タジマハルの庭>は、時間の変化を追った6種が作られたそうです。

私は、夜のほうが好きです。


ジャイプールのアジュメル門

この吉田博の作品は、なんにも説明なく作品を見せられたら、水彩画だと勘違いすると思います。


<平木浮世絵美術館 UKIYO-e TOKYO>は、1か月ごとに展示替えをしますが、ご自身の好きな作品(画家)が展示する際は、行ってみてはいかがでしょうか?


美術館から 外に出て 海?運河が見えたので 写真を撮ってみたのだ


船も出ていたのだ


あと 跳ね橋?もあったので 撮ったのだ


ぼくの写っていない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



この後わ 竹橋に移動して 東京国立近代美術館で開催中の<ゴーギャン展>を見たのだけれど そのことわ また 今度買うのだ