地方公設試験研究職を勤めあげ?、70歳ころまで溶接技能検定にタッチすることができました。間質性肺炎に悩まさる欲張りです。
ゆうゆう職場



在宅酸素療法;HOT しても、普段の動きが辛い。鼻にカニューラを装着しておるのに、たかが洗濯物を籠に取り入れるだけでハァハァとなる。先ほどの入浴でも同じこと。数週間前には、酸素ボンベを負いねて畑へ出てみよう と思ったのに、陽があるのにテレビ前のソファからら・倒れ込むベッドから動けない。4月のHOT訓練入院ではリハビリ担当さんから好い指導を受け張り切って帰宅したものの、ほぼ、実行できない。購入したエアロバイクもママ。身体だけのスクワットも踵上げ下ろしも気が乗らない・・・
 今日なんぞは寂しい一日であった。結果的にはベッドに縛られていたのじゃないかな~昨秋に、亡妻のために娘と選んだPーベッドが私専用になってしまった。脱線:このベッド、病院のモノと寸分たがわないと理系崩れは観た。外殻フレームの意匠を違えただけじゃないかいな。こんな脱線思いばかりして居る私を、健気な妻だったフジサンは空の上でヤレヤレと微笑んでおるだろうなぁ。で、何度も倒れ込んだベッドでその都度読むのは井伏鱒二の黒い雨。文学全集本を借りて読みだしたのですが、3度目の借り直しで何とか読み終えそうです。あんまし、明るい図書ではないですが、素直な文体に引き込まれます。借りだした直後は黒い雨の長さを敬遠して、駅前旅館から始めましたが、文体がナカナカよろしい;不敬罪ですな。
 ただ、ベッドそばにはもう一冊;梶井基次郎アルバム本(正式名を失念) があります。肺結核の苦しさも分かりますし、黒い雨の姪;矢須子さん の苦しみも分かる気がします。もっと明るい本を手にするのが好いのでしょうね。A・ブースさんが元気だったらなぁ~




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