地方公設試験研究職を勤めあげ?、70歳ころまで溶接技能検定にタッチすることができました。間質性肺炎に悩まさる欲張りです。
ゆうゆう職場



病の無聊慰めに希望して、娘に勤務先から図書を借りだしもらう。石川達三の文庫本「蒼氓」を読んだ。第一回の芥川賞(1935年)受賞で、太宰や高見の作品が候補だったらしい。旧移民局が舞台の表題の他に、ブラジルへの渡航船さらに到着したブラジルでの話が追加されてあった。採り上げたいのは作品内容よりも、たまたまTVで神戸のこの舞台が流されたのを観たからである。NHKー新風土記からである。貧乏性の私がダブルで接することができ幸せである。
 戦時中、新開地を求めてのブラジルへの移民を採り上げた作品である。全国からの移住希望者が神戸の移民局へ集まる。出航までの一週間ほどの物語である。農村から着の身着のまま近親者が集まったようであり、言えば、最近のイスラエル攻撃をうけるガザ難民にようにみえてしまう。その4階建ての移民局は残っておるようで、逆に入国希望する海外者の交流センターとなっている。珍しい例と記憶しよう。





 NHKーTVはプロジェクトXが好きなようだ。いや、私も好きだ。再放送で、黒四ダムが採り上げられた。昭和38年完工とあった。それに先立つ定礎祭典で社長のようなエライさんが踊っているのが興味深く、パチリしてしまった。多くの方が亡くなられたと放映されてあった。



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