地方公設試験研究職を勤めあげ?、70歳ころまで溶接技能検定にタッチすることができました。間質性肺炎に悩まさる欲張りです。
ゆうゆう職場



ブログのスタートは2004年10月で、曲がりなりにも20年はに続いておる。
同じように長い付き合いの間質性肺炎、最初に記したのが2006年8月。そこに記したとおり、2004年夏の定期健康診断時にはX線透過像がクリーンでなかったから、ブログ歴と病歴との期間はまるっと一致する。
 記したとおり胸部の精密検査を受けたのが鈴鹿市の中央病院、諸事情で近場の回生病院に10年以上はお世話になった。2009年の定年までには(時期を失念)主治医の立ち合いと施術で、三重大学付属病院で気管支内視鏡を差し込まれた。この結果『(繊維細胞優位な)非特異性間質性肺炎;NSIP』と確定されたのだが、今思い出しても検査は苦しかった。主治医=研修医か と大学病院との連絡ちがいか私の生来の不注意からだろうが、午後の検査に横着にも!職場から附属病院まで自家用車で向かった。咽頭部の奥(気管支までかな)までたっぷりと麻酔を振りかけられたから、検査後もフラフラ。主看護師さんに車で職場に戻ることを呆れ叱られた。やむを得ず、空き部屋で数時間?休養させていただき、夕刻に10km程の飲酒運転状態で職場へ帰還した。事故でも起こしたら、飲酒処罰になったのだろうか??
 それから10年近く零細米農家を続けながら第2職場に通った。その職場も終えて田圃と畑との完全田舎生活でのんびりしていた。しかし2020年になり、静かに進んでいた病が一歩踏み出したのを観たT主治医(Fさんの後任)さんにより、四日市市にある県医療センターへの紹介となった。改めて内視鏡の世話になるも泊まり検査だから麻酔を遠慮なく!使ったようで、楽な検査であったものの、妻が連れ帰ってくれた翌日は寝床で眠ったママ過ごすしかなかった。以後、G主治医さんのもとオフェブの服用を始めたりしたが、2021年秋頃までの1年間で中止となった。消化器へのアタックが薬効より大きかったのが原因。ま、治療薬でない抗繊維化の薬だから中止もしかたない。野良作業はできたものの、ゆっくりと、しかし確実に病気が進んだようで昨年から在宅酸素、今年からは在宅医療の身になりました。当然なことでボンベとともには野良作業は不能で、畑作はもちろん草刈り機での軽い作業もできなくなった。
 あのころは◎〇作業や▼山に登ったり、妻と◇温泉へ出かけたなぁ と過去と亡き賢妻を想うだけの生活になってしまった。先月末頃から、体感では日毎に病態悪化が進むようである。朝起きるのも億劫な身になり、洗面や着替えなど軽い動作の一挙手一投足にも息が続かない。すぐにソファに延びる。そしてTV画面を流して時間を潰してしまう。


 そんな先日、中日新聞になんと、2ページ繋ぎで間質性肺炎が採り上げられた。患者としては喜ぶべきか・・・?取材先が私も患者の会に入らせていただいた陶生病院のK先生であり、注意して読んだ。なお、前回のWEB会合では掲示された病態図でf(繊維化)タイプのNSIPの表現に工夫があるようで嬉しかった。以下に私の記事所感。

・入り口
 60代後半の男子、息切れ酷く入院・起き上がりも難儀なところ薬物療法で改 善あるも、進行により2年後に亡くなられたとのこと。ステロイドパルスなどの薬効で、一時的には改善されたのかな
・肺炎の説明
 間質性肺炎について一般的な説明がなされてある。ただ、『特発性』間質性肺炎の患者が最も多い と明記されている。これは知らなかった。そして間質性肺炎の20~50%を占めるのが厄介な『特発性肺線維症』と記されているのも初めて。ところで私の非特異性間質性肺炎も内視鏡検査で線維化細胞が優位であるから、今の症状は肺線維症と呼んでいいのでは と考えておる。しかし、呼吸器の先生は明答をくださらない。指定難病の繊維症の認定条件はよほど厳しいらしく、私の場合なら認定=すぐ昇天と思っております。
・療法
 ニンテンダニブ(オフェブ)やピレスバなど抗繊維薬の開発があったが、2~3年の進行延期が期待できるほどとのことで、私も1年間の服用で効能よりも消化器出血で止めたのは上記の通り。繊維化を抑えるでなく繊維化細胞を生じさせない治療薬が欲しいです。現状、60歳までの肺移植法しか治療法がないのはしかたない。
・締め
 最後に19年に特発性で余命3年とされた60歳女性がリハビリに励むこと、05年に余命数ヶ月と言われた現会長の記事があり、この肺炎の『厄介さ』がよくあらわれております。


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