




雨模様の日々、朝は老人会初デビューが短時間道路清掃=ゴミ拾い。下を見るより周リの先輩皆さんの噺に気がいき、空き缶の10個も拾えず情けなく終わる。さて何をしよう、妻はいない。梅林のフェンス沿いの雑草を刈ること(鎌で)にする。L型擁壁上の狭いスペースでの作業ではかどらない・気を遣う。刈り取り前後の写真を並べてみる。
ところが終わりころに、ステンレス鎌がポキリと折れる。昔を思い出して破面マクロしてみる。断面の半分近くに先行錆(ステンレスと謂えど錆は生じる・まして刃物に使う焼きが入る410級の低Cr-SUS鋼ならなおさら)があること、新生破面の段差状況から、草を掴み鎌を引いた時の引っ張り応力が切り欠き効果となり一気に破壊へ;脆性破壊 を起こしたのだろうと。少し昔の仕事が懐かしい。SEMをいぢりたくなった。ところで先行破面の原因は?無難な疲労 か。ちょいと分からん。ブランクレプリカしてSEMでストライがみえるかな?
宿題はやらんかもしれんが、鎌を壊した代わりのおまけとして、栗をたっぷり拾った。S本さんの山栗が梅林に落ちてきてくれる。ありがたや。我が家の里の畑に作った栗は美味くないが、山栗は美味いはず。もっと小粒なら栗ご飯といきたいが・・・奥美濃冠山で地元の山仕事にみえた方が弁当から分けてくださった小粒な栗ご飯、美味かったなぁ。翌日、若丸山へ私とS木さんを引っ張り上げようとしてくれたT中さん、デザインが専門だったお二人は今どうしているものやら(若丸山頂へは藪が濃くてたどり着けなく敗退・・・30年以上は前)。
で、夕刻。コンサートに出かけた妻を待つ合間に一昨日と同じ田圃の道をほっつき歩いて一日の終わりとする。