


知見が少なく新聞記事にも右往左往するしかないので、朝刊に隣り合って書かれた2つの三面記事に引っかかった。
①奈良市の建築廃材リサイクル社の処理工場で(建材用のチップでも作るのかしら)作業員が巻き込まれたらしく、人体の一部が見つかった と。そして、先月8月の上旬には別工場でもコンベアに挟まれ、20日には今回の工場で作業車とトラックとに挟まれ立て続けの死亡事故が起きている らしい。
②石川県の超人気(日本のホテル・旅館100選で、36年も続けて1位 とか)老舗人気旅館で夕食を摂った15名が腹痛などの異常を訴え、7名から腸炎ビブリオ(菌?)が検出された とか。
立て続けの死亡事故を起こしていた①の社に対して、どうして8月中に改善を求めるための稼働中止命令? などを出さなかったのか。記事の終わり近くには、2014年にもベルトコンベヤーに挟まれる死亡事故で、労働基準監督署が同年に労働安全衛生法違反で書類送検した とある。今回の連続事故についての監督署の動きは記されていない。労災事故に対して、人命に対してあまりにぬるい対応と思う。
人死にいたらなかったものの②のような事故では、1週間ほどの営業停止が普通と思っていた。でなければ中毒原因を突き止め、改善策を立てようもないだろうに。が、県は旅館の主厨房を8日までの営業停止処分とした だけらしい。老舗に気を遣ったのか、わが県同様に観光立県が合言葉なのか、そこから出されたぬるい処分に思える。
くさくさするのもばからしいから、写真を3枚。No.1=数日前に撮った籾乾燥機の水シャワー式集塵プールの濁りとそこに溜まっていたヘドロ~臭くって;このヘドロは畑の肥やしに使いました。 No.2=オロオロしながらも立派な巣をつくっている蟻さん。和みます。No.3=今夕、田圃に立ち寄って夕景を。秋ですな。