
午後、副会長ともども練習鋼材を工業高校へ届けた。副会長に生産現場で出る端材を無心してあったのだが、曲面加工が多いため、レーザカットするにしても必要部位が獲りにくい・鋼材屋で購入して納入しましょう と結果として大変なストレスをお願いしてしまった。そのうえ、先生や生徒が開先加工をやれるようハンディな”面取り”工具まで高校に預けていただき、恐縮。この高校以外にも鋼材の提供先が増え、生徒先生が練習材に使ってくれればいいのだが、それはそれで当方の供給元へのお願いも大変。理事企業さんに限ってしまえば、先細りは目に見える。宿題ばかりだな
さて、四日市から津の事務所へ戻る気もないから直帰とする。と、晩成の白菜種をN業屋さんで購入したく、ついでに加佐登神社も好いな、回り道して帰ろう。私は隣の市にあるこの神社そばのS中学校へ通った。雨模様の入学式で後ろのF君が背中を突っついて、近日中に春祭り=加佐登さん と呼ばれていたかな があるから是非来いと誘ってくれたこと。苗木屋さんだった。お寿司をいただいた。スリッパではたかれて、隣のクラスの教壇そばに座らされたこと、勉強せにゃあかん と校長室に呼ばれてしまったこと、はっきりと異性を意識し始めたこと・・・中学生だった。以来、たいした人生も送らずに先が見えてきた。ところでもっと小さな子供の頃(小学低学年だった?)加佐登神社に少なくとも一度は連れてきてもらった記憶がある。八日(ようか)加佐登といわれる
↑春祭りの頃、神社境内への斜面には露店がならび、日光写真などのおもちゃが欲しくてほしくて仕方なかった想い出。張られた糸に沿って空中を飛ぶ小さなブリキ飛行機は、つつじの色と春の午後の日差しとともに浮かんでくる。もう、戻れないのだ。