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ゆうゆう職場

地方公設試験研究職を勤めあげ?、70歳ころまで溶接技能検定にタッチすることができました。間質性肺炎に悩まさる欲張りです。

無惨ツバメ雛

2023-07-10 21:18:17 | Weblog
定期通院を終えくたびれてソファで長くなっておると、突然ドスンとの物音。No.5燕の巣が落ちてしまった。土塊と枯草や羽毛で造られた巣とともに、雛3羽が落ちた。1羽はすでに動かず、1羽は観ておるうちに動かなくなった。残った1羽はかすかに動き続けるので、何とか軒先の巣の近くに戻してやろうとしたが酸素ボンベを担う身体では好い手法がとれない。皿状のものに落ちた巣ごと雛をのせ、針金などを張り巡らせて元の巣の場所に戻してやれたらなぁ と思案するだけで動けない。仕方なく1mも離れていないNo.2巣の板の上に戻して様子を観た。残念ながら、親は元の巣を巡るだけで気づいてくれない。もはや、雛にも親を呼ぶ元気もないのかしら・・・
 妻が亡くなった今年は、年寄に言わせれば、ギザが悪い?年なのか畑も燕の子も調子が良くない。畑のタマネギは二つ玉でなければタマネギじゃない とばかりの分球した。燕雛の悲劇は今日で3例目になった。No.1から5~6羽が無事巣立ち、しばらくするとこのパソを叩く机からも眺められるNo.2に4羽の雛が育っていた。しかし、毛も生え切らないうちに全部の雛が落下、全滅。そのあとに、雀が巣を乗っ取ったようで、雛は雀に落とされたのかしらん。同じことがNo.1を再利用のNo.4の巣でも起こってしまい、朝見てみると3羽の毛も生えない雛が冷たくなっていた。この間に、玄関先のNo.3巣から元気に5羽ほど飛び立っていったのがせめてもの慰め。
 今日の通院で日常生活活動苦を主治医に訴えると、在宅酸素療法での流量アップを提案されるとともに、ホスピス系の相談窓口も提案があった。フジサンに近づきつつ・・・

JSRとタイタン

2023-07-01 21:26:29 | Weblog
先月末のこと、朝刊に大きく近くの四日市市にも工場があるJSR社(旧・日本合成ゴム)の名前を観た。国の投資機構が国が半導体材料の開発&製造の強化を目指し、投資機構がJSRを9000億円で買収へ動き出した という。合成ゴムがメインの社業とだけ思い込んでいたので、慌てて社のHPへ。1980年にはフォトレジストに乗り出してちゃんと変身を図っている。こうあるのが企業、ぼんやり私にはとてもとても。
 50年以上も前には国鉄(今のJR)に乗り、合成ゴムのそばを通って高校へ通学した。年間を通じてであったが、特にこの時期のJSRからの異臭はすごかった。新品タイヤの匂いを生々しくしたもの といってよく、ああ四日市だ と思った。その前の中学生時代には、仲良くしてくれたF田君のお兄さんは優秀な方だからこの社に務められている とも聞いた。一度だけであるが、お兄さんには算数の問題の解法ヒントを教えてもらったこともあります。今、パソを前にしていても鼻の奥にスチレンラバーの匂いが想い出せます・・・異臭と書きましたが、決して嫌に思わなかったです。
 
 ちょいと理系崩れに続けます。
 圧壊してしまった潜水艇タイタンの主な構造材はチタン合金と強化CFRPのようです。もちろん高分子性の観察窓も構造材の一部ではありますが。すると、どこかでチタンとCFRPの炭素繊維(あるいは炭素素材)との界面ができるのです。例えば、出入り口としての半球部と円筒状の居住空間とはフランジ部分をボルト締結して組み上げてありますが、おそらく金属チタン合金製のフランジとCFRP胴の接合一体化は全くの異材接合になります。当然疲労にしても脆性にしても破壊起点となりやすいです。素人に近い私でも、危惧します。なぜ誰もがこんな船体に✕印をつけなかったのでしょう・・・

クルマのTVーCMとツバメ日記

2023-06-30 12:03:29 | Weblog
車運転を始めてすぐの乗ったのが日産車。日産メードはこの車だけで、その後は最大手のトヨタ車嫌いで過ごしてきた。当時、技術のニッサンというフレーズが滲みたのだろうなぁ(たくさんの学友が就職した当時半導体でのしていた日立の”気になる樹ですから”も懐かしい・・・時代錯誤?)。ニッサンでは私が乗る以前から、サファリラリーのブルーバード3SやサーキットではR380が活躍していた。
 ただ最近のCMはゲンナリである。誰かのをパクった「やっちゃえ、ニッサン」、自動制御をうたって手放し運転をしてみる、アクセル踏み込みで加速の佳さを謳う など、耳も眼も覆いたくなる。このろくでもないCMが事故の誘発にならないのかしら とせっかくのニッサンに余計な心配をする。

さて、ツバメ日記。
生々しいので記さなかったのが、No.2とNo.4からの毛も生え揃わない弱弱しい雛の落下。No.2はすぐそばで雀が雑然とした枯草だらけの巣を造り始めたので、きっとツバメ✕雀のバトルが雛の落下に繋がったのか とも思ったのだが、No.4(=一番に巣立ったNo.1の再利用)では、ある朝突然に落下があったので理由が全く分からない。他所の雄が堕とすのだろうか・・・
 で前後して、このパソ作業に一番近い軒下にNo.5が造られました。そして最近になって玄関直上の軒下にNo.6を築巣しております。今日は雨模様だったから、明日にでも完成かな。いずれも雄雌ペアが一所懸命です。特に感心するのはNo.5のオス君で、母鳥が巣でジッと抱卵中の時間は軒の雨樋下に渡した針金にずっと(心配そうに)止まっております。さて、嬉しいことに今朝になってNo.5巣の周辺からおそらく雛のわずかな尾羽が震えながら覗いておるのです。母は口を開けて心配そうに眺めております。尾羽の先を黄色ペイントで矢示したのですが、かえって??ですな・・・孵化したのです。卵殻は落としてくれなかったのかな、明日にでも転がっておるかしら・・・・早くピヨピヨを聞きたいのです。で、欲張りヂィ様はNo.6の産卵をせかしたいのですわ。



6月

2023-06-25 10:09:47 | Weblog
夏至も過ぎ6月も下旬となった。
今朝は愛知の津島神社へ代参してくれる3名を送った。わずか半日強のお詣りだが毎年の神社恒例であり、お下がりのお札は須佐之男サンへ納め公民館用に別の一体をもとめる。本家の天王祭に倣い、7月には天王祭事を行う。この天王祭の日(昨年までは7/14固定であったが、今年から7/中旬の日曜日)、何十年か前までは夕刻になると神社境内に少年少女が集まり、花火を揚げて喜んだものである。祭事の前にお札が必要でもあり、6月の代参としている。無事に帰還、夕刻にH君からお札をいただいた。
 田圃の稲草苗がズンズン成長の時期である。昨年まで我がブログでも”中干”記事がある。2週間ほど田圃を落水、稲草の根を丈夫にする作業である。この頃、田圃は本当に緑緑してくる。グングン成長を眼にできる愉しい時節である。ただ、今年は自分の手で緑にした田圃ではないのだ。
 6月の緑に負けて、愛車で象潟まで出かけたこともあった。最近までまさか、今年の6月には歩行も不能な身体になるとは思っても居なかった。梶井さんの肺病態の悪化よりも進度が早すぎる。諦めるしかない。
 さて、48年前の6月1日にフジさんと結ばれた。晴天なのに雷が鳴るような日で、密かに慶んだものだ。夫婦で鳴り物入りでお越しになって と笑い合ったものだ。3月にフジさんは本当に雷さんになってしまった。

病身

2023-06-19 21:42:29 | Weblog
在宅酸素療法;HOT しても、普段の動きが辛い。鼻にカニューラを装着しておるのに、たかが洗濯物を籠に取り入れるだけでハァハァとなる。先ほどの入浴でも同じこと。数週間前には、酸素ボンベを負いねて畑へ出てみよう と思ったのに、陽があるのにテレビ前のソファからら・倒れ込むベッドから動けない。4月のHOT訓練入院ではリハビリ担当さんから好い指導を受け張り切って帰宅したものの、ほぼ、実行できない。購入したエアロバイクもママ。身体だけのスクワットも踵上げ下ろしも気が乗らない・・・
 今日なんぞは寂しい一日であった。結果的にはベッドに縛られていたのじゃないかな~昨秋に、亡妻のために娘と選んだPーベッドが私専用になってしまった。脱線:このベッド、病院のモノと寸分たがわないと理系崩れは観た。外殻フレームの意匠を違えただけじゃないかいな。こんな脱線思いばかりして居る私を、健気な妻だったフジサンは空の上でヤレヤレと微笑んでおるだろうなぁ。で、何度も倒れ込んだベッドでその都度読むのは井伏鱒二の黒い雨。文学全集本を借りて読みだしたのですが、3度目の借り直しで何とか読み終えそうです。あんまし、明るい図書ではないですが、素直な文体に引き込まれます。借りだした直後は黒い雨の長さを敬遠して、駅前旅館から始めましたが、文体がナカナカよろしい;不敬罪ですな。
 ただ、ベッドそばにはもう一冊;梶井基次郎アルバム本(正式名を失念) があります。肺結核の苦しさも分かりますし、黒い雨の姪;矢須子さん の苦しみも分かる気がします。もっと明るい本を手にするのが好いのでしょうね。A・ブースさんが元気だったらなぁ~



生命配達

2023-06-16 16:02:34 | Weblog
在宅酸素療法;HOT を始めて2ヶ月近く経つ。
家の中では電動酸素濃縮器からのチューブに繋がれ過ごす。チューブは無限長でない。屋外に出るには3L酸素ボンベが必要で、現在はリュックサックで背負っている。睡眠時も鼻にはカニューレが入ったママで、鬱陶しく感じることも。
 もう、酸素なしでは生きていけないのか と思えば、寂しくなる。無理にでも賢妻が云ったとおりの前向き思考で、酸素があるから と元気を出して野良に出ようにも、パワーが湧く前に息切れと動悸がひどくなる。前向きというより欲ドライブですな・・・生命維持には食事に次いで酸素まで必要になったのか。毎週、3Lボンベ2本を届けてもらっています。そのうち、使用量が増えるか無用になるかですなぁ~

 ツバメと雀さんがお隣同士で営巣、ツバメさんは抱卵か雀さんは子育て中のようです。雀はツバメの雛を落として(4羽が昇天)巣を乗っ取りました。No.2としていた巣です。その近くにツバメが泥でNo.5巣を築巣したので、ここのところ親同士が喧嘩状況です。ツバメはNo.2ペアの再来か否かは不明です。観ておりますと、ツバメが嫌がってか雀にアタックするのです。身体をぶっつけるのでなく、スレスレ滑空して脅すようで雀に影響は少なそうです。写真では見難いですが、手前側がツバメで巣同士は1m強ほどしか離れておりません。今のところ、血を流す喧嘩はしていないです。
 ツバメ・雀ともども親サンには感心します。嫌がらせを受けても雀もせっせと餌を運んで雛を育てております。一方の抱卵中のツバメの雄は、今日も写真のとおり巣のそばで巣の雌を見守っておるような。雀も雨樋受けに留まっています・・・羨ましいぞ


ツバメさんの続き

2023-06-04 20:52:13 | Weblog
間質性肺炎が進んでボンヤリと座りっぱなしで過ごす毎日。愉しみはツバメ君を観ることで、一日の仕事が軒先を見上げることだけな日々を送っております。畑に行きたいのですが、あきません。家内雑用の労作でも億劫ですから、軽い仕事に思っていた土を弄って畝を立てることもかなわず、まして酸素ボンベを背負いながらの草刈り機の振り回しなどとてもとてもです。畑は自然緑化しております‥‥
 更に情けないのが、燕日記でも記せばよいものをスマホでパチリで終わって、パソでこのブログに書き込む気にならんのです。久しぶりに書いてみようとしたのは明日は1か月に1回の定期診断の日だから、なんとなく区切りにしたくパソ机に座りました。ざっと経過は以下のとおり、No.1=巣立ち完了、No.2=毛も生えない雛が雀に落とされた様子(?)、No.3=玄関先で5羽ほどが巣立ち準備ほどに生育、No.4=No.1の後に営巣し直し中か、No.5=パソ机から2mほどの軒先に泥で築巣(今日も、泥ブロックを積んで巣を築いております) こんなところです。
 No.2は2度ほど落下雛を戻したのですが、直下に落下していたり5m以上も離れて亡くなっておったりと全滅でした。そして、見た目に汚らしい雀の巣になりつつあります。枯草などを捨ててやりたいのですが、雀の逆鱗に触れて1mも離れていない近くのNo.4を壊されたり乗っ取られたりがいけませんから、諦めです。No.4では巣作りの泥が留まりやすいよう、泥受けに木の小片を打ち付けてやりました・・・5/31のスタートから6/4今日の築巣状況です。感心なこと;大雨の6/2は泥が乾かないから築巣は休憩でした。

殺生ツバメに乗っ取られたNo.2

巣立ちが近いNo.3の5羽(隠れて、6羽かな?)

No.1巣立ち改めNo.4に新しいペアか

No.5の築巣(5/31スタートと今日6/4)




広島

2023-05-18 21:46:32 | Weblog
明日からG7サミットちゅう首脳会合が広島で開催される。
被爆地広島ゆえ、原爆・核の単語が飛び交っておる。
原爆資料館を首脳が観るのだ・観ないのだ もかまびすしい。
思慮の足りない私ゆえ、大好きな作家アラン・ブースさんの日本縦断日記から代弁させていただく。
 平和記念公園の石碑の一つに峠三吉さんの短い詩が記されてある。投下の日、氏は28歳とか。・・・ちちをかえせ ははをかえせ としよりをかえせ わたしをかえせ わたしにつながる にんげんをかえせ にんげんの にんげんのよのあるかぎり くずれぬへいわを へいわをかえせ・・・
 しかし、記憶が拭い去られたのか、何十万の人々の名前が納められた有名な記念物・石箱には突拍子もない祈りが刻まれていた。・・・安らかに眠ってください 過ちはくりかえしませぬから・・・

安閑とした私は、たまに こうして責められるのです。
そしてふと、馬鹿なことを想うのです。瞬時に大空間を真空にしてしまう兵器が使われて、何十万の人々が眠るように倒れていたなら、どんな記念館を建てるのでしょう と。あほぉですなぁ儂。

すこやかに

2023-05-14 15:05:28 | Weblog
昨日はTV録画してあった「あなたを抱きしめる日まで」を観ながらソファで過ごす時間が多く、今日は市立図書館で借りていた姫野カオルコ「昭和の犬」を読み終えた。養子にされた幼い息子のあなたを50年も経って探し求めた母親を演じるのが、007のM役のジェーン・デンチ。アイルランドからアメリカまでジャーナリストとしての動機から母親に同行するのが(私は全く知らなかった役者さんの)スティーブ・クーガン で、この2人の呼吸が非常によろしかった。寂しい一面もあるものの、落ち着いた終わりがある物語にホッとさせられる。「犬」は作者の名前がおかしい(失礼)だけで手に取ったら直木賞受賞の本らしく、夜のベッドで5日間ほど続けて読むことができた。深くも入りこまずに、穏やかに息ができる読後感で得した気持ち。

 さて、例の燕君たち。今日になってNo.1巣には6羽の雛がギュウギュウ居ることを認めた。5羽育っているなぁ と見上げていたころの5/9にくらべると、目鼻立ちがはっきりして人間の幼児にみえる(?)。無理に人の子の顔に見立てて、幼い頃の愚息の顔を想い出しながら燕を可愛がっておるのかしら・・・そうだな、きっと。

 で、穏やかに終わればよい一日だが、先週末の気に触ることを書いてバランスをとっておきます。
朝刊の最終ページと通常なら三面社会記事が掲載されるその裏面ページが、ルイビトン社の全面広告でした。なんだかなぁ としか感じられません。
その金曜日の朝は可燃系資源ゴミを老人クラブが集めるので、集積場へ古新聞などを持ち込みました。すると、今期からクラブ会長となったY氏が元気よく「ごくろうさん!」。彼ともう一人の嫌な奴Kが云うゴクロウサンには辟易しております。お前らはお疲れさん(さま)と言えないのかっ と勝手に腹を立て空のフジサンから笑われておるのです。


燕雛の顔見世

2023-05-08 21:31:31 | Weblog
No.1燕巣の雛たちが顔を見せてくれます。昨日までは私やスマホの気配に用心して、こそこそと巣に潜り込んでおりました。今朝からは平気になったようです。朝には5羽が並んでくれました。夕方には4羽しかカウントできなかったですが、胸まで膨らまして自信満々の様子で頼もしいです。嬉しいです。フジサンは笑って眺めてくれておるでしょう・・・


辛い別れがあったせいか、タマネギまで半数が分球惨状。フジサンと別れてしまった様子が情けない。落ち込んでばかり居れないので、夕刻になって何か月ぶりに、いや半年ぶりかしら??? 散策に出かけましたがな。と言っても、電動自転車に酸素ボンベを背負っての20分ほどの外出です。久しぶりに外の空気を満喫しました。夕刻で風が冷たく、田圃の苗が可哀想でした。

 で、
話題急転換。例によりBS-TV録画でスペイン風邪・コロナを観ておりましたら、ウィルスの発見に戦前のことながら独国で透過電子顕微鏡が大きく役立った と。実はこのこと;透過電子顕微鏡・TEM の開発を知っておったのです。ルスカさんの業績でノーベル賞を受賞されたのです。これには裏話があって?1980年初頭にトンネル電顕;Scanning Tunneling Microscope(STM) を作り出したIBMチューリッヒの〇〇さんらへの授与が決まっていたのですが、どなたかが同じ顕微鏡ではTEMの業績も素晴らしい と意見され、同時受賞になった と記憶します。好かったです、ルスカさん。私はあちこちのTEM屋さんにお世話になりっぱなしでした・・・