昨日はTV録画してあった「あなたを抱きしめる日まで」を観ながらソファで過ごす時間が多く、今日は市立図書館で借りていた姫野カオルコ「昭和の犬」を読み終えた。養子にされた幼い息子のあなたを50年も経って探し求めた母親を演じるのが、007のM役のジェーン・デンチ。アイルランドからアメリカまでジャーナリストとしての動機から母親に同行するのが(私は全く知らなかった役者さんの)スティーブ・クーガン で、この2人の呼吸が非常によろしかった。寂しい一面もあるものの、落ち着いた終わりがある物語にホッとさせられる。「犬」は作者の名前がおかしい(失礼)だけで手に取ったら直木賞受賞の本らしく、夜のベッドで5日間ほど続けて読むことができた。深くも入りこまずに、穏やかに息ができる読後感で得した気持ち。
さて、例の燕君たち。今日になってNo.1巣には6羽の雛がギュウギュウ居ることを認めた。5羽育っているなぁ と見上げていたころの5/9にくらべると、目鼻立ちがはっきりして人間の幼児にみえる(?)。無理に人の子の顔に見立てて、幼い頃の愚息の顔を想い出しながら燕を可愛がっておるのかしら・・・そうだな、きっと。


で、穏やかに終わればよい一日だが、先週末の気に触ることを書いてバランスをとっておきます。
朝刊の最終ページと通常なら三面社会記事が掲載されるその裏面ページが、ルイビトン社の全面広告でした。なんだかなぁ としか感じられません。
その金曜日の朝は可燃系資源ゴミを老人クラブが集めるので、集積場へ古新聞などを持ち込みました。すると、今期からクラブ会長となったY氏が元気よく「ごくろうさん!」。彼ともう一人の嫌な奴Kが云うゴクロウサンには辟易しております。お前らはお疲れさん(さま)と言えないのかっ と勝手に腹を立て空のフジサンから笑われておるのです。

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