崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

教え子たちに支えられて感謝

2016年02月25日 05時37分59秒 | 旅行
昨日の午前中は今準備中の拙稿の三回目の見直しを終え、学長と大学間の交流に関して長く相談した。その延長で話は夜まで続いた感がする。午後沖縄名桜大学の二人の教え子がお見舞いにきてくれた。李鎮栄教授とは彼が名桜大学創立時に赴任して以来二十数年ぶりであり、私が沖縄に行った時にも会ったことはあったが、わが家には初めての訪問であった。家内とは30余年ぶりの再会であった。彼からお見舞い金、彼女から沖縄の名産琉球ガラスの花瓶などをいただいた。彼がまだ学部学生時代、私の調査によく同行してくれた。彼は今60歳に近い髭を生やしたお爺さん、中国の学会に一緒に参加した時、広州電車中で私より彼に座席譲歩されたことを思い出す。
 もう一人は許点淑准教授。彼の後輩、彼女は学部生時代私の助手であった。当時私は生け花をしながら彼女にもすすめたが、今彼女は生け花の師範になっている。早速彼女からいただいた花瓶で生けてみた(公開写真)。二人との話は啓明大学日本学科の同窓会のようにメンバーの名前が次々と出てきて現在に繋がり夜まで話をしても話り尽くせなかった。彼は同大学の研究所の所長になり、彼女は以前私が勧めた慶良間列島の朝鮮人特攻隊、そして慰安婦調査研究をしているとのこと。拙著を読み名桜大学の図書館報に紹介してくれていた。大学間公開講座の交流などの約束もした。今私は教え子たちに支えられている感がして感謝でる。幸せである。
 
 

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