崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

南アフリカから帰路

2009年09月06日 08時04分06秒 | エッセイ
 南アフリカからの帰路には別れのさびしさを感じる。荷物として詰めるものは本しかない。アフリカ植民地、難民などに関する本である。幅5,60センチの鞄に本を塊のようにしても間に合わず、手荷物に下着と800ページの一冊の本を入れた。その本はローズ(Cecil Rhodes1853-1902)の伝記である。彼は英国ケープ植民地の首相で今も尊敬される人である。私はシンガポールなど東南アジアでラーフルズと同様に植民者として今も尊敬されていることに関して知りたいので飛行機の中でコンピューターで打ちながら早速読み始めた。13時間の飛行、香港では眩暈で乗り継ぎの飛行機に乗る気持ちになれなかったが1時間休憩して3時間半の後、ソウル仁川に到着した。出版社の洪社長と教え子の崔錫栄君が迎えに来てくれた。嬉しい。やはり韓国料理が口にあう。カルビ焼きと冷麺を食べて幸せである。早速家内へ健在であることを電話で知らせた。写真はローズ(現地の発音)の記念銅像である。

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