崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

展示室の中にいた

2014年07月18日 05時05分46秒 | 旅行
 昨日は朝9時半から一日中、展示室の中にいた。展示会はNHKの取材からオープニンとなった。受付は鵜沢副学長、教会の任氏、毎日新聞、朝日新聞、山口新聞の取材、市の教育長、図書館長、山口新聞の佐々木氏、曽田県議員夫婦など5時まで80余人、一人一人話をしたので喉がかれてしまった。正午のNHKニュースを視て、山口市の湯田や小郡から車を走らせてきた人もいた。松田屋隣に住んでいる人が来られ、今も残っていること、関係者に告げておくといいと、写真を撮って行かれた。またある女性は「「私の祖父が集めたもの」とのこと。コレクターのお孫さんに当たる方で貴重な出会いであった。全体の写真を撮って行かれた。展示されたものは大体100年ほど前のものであるが、写真中の人物を知っているという人もおられた。後に芳名録を見て連絡してその事情をお聞きしたい。91歳と89歳のご夫婦は写真葉書が懐かしく憶えていることを語ってくださった。夫人は戦前の朝鮮で生まれ、銀行マンの父の転勤により馬山、大邱、尚州、裡里、高敞,基,南原、京城など朝鮮半島を転々としたので朝鮮半島全体が懐かしいといっておられた。小郡から来られた若い人は戦火を受けず自分の家には古い写真などが多く残っているという。ぜひ見せていただきたい。はがきに映っている現場を訪ねていきたい。
 午後にはこの絵はがきを私に寄贈して下さった堀研画伯夫婦と孫娘が来られた。収集者の家から寄贈されたものを私に寄贈し、このように立派な展示ができたことに感謝であると語った。私こそ感謝の言葉を繰り返した。シャッターが下ろされて館長とあいさつを交わし、非常口から出た時は嬉しく解放感があった。帰宅して間もなく、夕方のNHK山口ニュースをみた。要点と鮮明な画像映像を流してくれた。今朝の朝刊、朝日新聞、毎日新聞、山口新聞に報道された。下関には韓国への関心を持つ人も多く、私に韓国語で話した人もいて韓国の絵はがき展もしようかと思っている。さらに着色写真展、関東震災時のはがきなどの展示会も企画してみたい。短い期間ではあるが、多くの市民が参観し、多くの情報を交換したい。写真は朝日、毎日、山口の順になっている。 

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2 コメント

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Unknown (西原経徳)
2014-07-18 15:41:13
お疲れ様です。
歴史に興味のある私にとっていい内容でした。知り合いにも紹介しました。
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Unknown (崔吉城)
2014-07-19 04:56:52
 会場で楽しく話ができまして嬉しかったです。
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