崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

研究会のお知らせ

2016年06月23日 05時12分47秒 | 旅行
釜山の東亜大学校の先生と学生たちが下関の東亜大学を訪ねてきて同名大学同志の研究会を行う。引率教授の李学春氏は国際法が専門で、ドイツ留学とオーストラリアの客員教授などの国際派、趣味のサックスフォンはプロ級の方、一昨年下関・リトル釜山祭りに演奏に来られた方である(写真下関ライオンズクラブ)。彼が基調講演を行う。雇用者の労働者へ不法解雇などをめぐる問題に関する日韓を比較する。市民にも公開する。

<日韓大学院国際関係研究会>
主催:東アジア文化研究所

時:2016. 7. 8(金) 10:30∼ 15:00
場:13号館102号教室

歓迎辞:櫛田宏冶学長
答辞:李学春
趣旨説明:崔吉城
参加者紹介:(韓)東亜大学国際法務学科院生10名、学部生10名、教授 3名
       (日)東亜大学国際学科生20名、院生4人
基調講演:李学春(東亜大学校教授)*通訳は柴田さん 卞さん

「不当労働行為制度の日韓比較」(要旨)

団結権保障構造は憲法上韓国と日本は原則的に同じである。労働紛争を予防するために国家が介入する政策を反映している。日韓において団結権行使の範囲が異なる。韓国ではその範囲を制限することができるが、日本は何の制約もない。韓国では労働者の自由が民法によって保障されている。日本では一般的に団体交渉の拒否ができないが、韓国は団体協約締結義務まで規定している。日本の労組法は不当労働行為の救済命令を履行強行できるが韓国ではそうではない。

 連絡先 東亜大学東アジア文化研究所 mail dgpyc081@yahoo.co.jp


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