崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

「武陵桃源」

2016年06月24日 05時13分24秒 | 旅行
 下関で広報関係の業者との話の中に、私が前回研究所主催で「慰安婦」に関する講演会を広報したがどのメディアも報道しなかった。ただこのブログやフェースブックによるお知らせのみで100人弱の市民が参加したことを話をした。彼はメディアに対して地方(田舎)の人というのは新しいこと、変わったことには否定的でネガティブで、非常に「保守的」であると意識しているからであろう指摘した。それを日本に与えると今参院選の最中であるが、「変わるか」「このままが一番」か、それほど変わることが期待できないだろう。保守的な住民によって地方の活性化はできないだろう。政治政策の「地方創生」はキャッチフレーズに過ぎない。地方の人の「このままが一番」という田舎意識を改革しなければ地方創生はできない。
 地方が廃れていると危機感を持っている人もいる。しかし地方の人自身は改革を嫌がる保守的な生活を希望するのではないか。保守的なことは必ずしも悪いことではないと。その保守的な人ってどんな人だろう、私は気になった。今地方には空き家を壊し「田舎」、昔の田園風景に戻りつつある。人口が減って排気ガスや公害も少なく、「武陵桃源」とされていく。地方の人はそれを望んでいるのではないだろうか。*写真は湯布院

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