沖縄集団自決に関する教科書の国の検定について反抗する大規模なデモが起きた。沖縄は日本本島とはかなり異なる歴史を持っている。アメリカの占領期間も長かった。復帰直後、私は沖縄を訪れて経済的にはアメリカ時代が良かったなどの話を聞いたことがある。復帰されて30年以上も経っても時々沖縄のアイデンティティがその存在感を示す。米軍キャンプの問題、米軍の性暴行などもその脈絡から理解できる。今度の教科書問題もそのように感ずる。1982年の韓国での教科書問題で反日デモが全国的に起きて、独立記念館が誕生した。基本的な問題は学者の研究上の信念、歴史、そして民衆の思考とはどのようにマッチしていくかがより大きい問題であろう。国家の検定は必要なのだろうか?
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