崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

キモノは美しい

2013年01月17日 04時48分07秒 | エッセイ
 年中でもっともキモノ姿が溢れるのは成人式の日である。キモノは美しい。襟と帯などの後姿も美しい。日本舞踊は後ろをよく見せる。ワンピースは身体全体を一つの布でカバーし美しく見せるように作られている。ワンピースは南方的であるが、韓国のチマチョゴリはツーピースが基本であり、上着と長いスカートが合わさった形になっている。上のジョゴリと下のチマ(スカート)バチ(ズボン)は別の色で組み合わせるのが普通である。キモノの襟は首の後ろ部分に着かないように後ろに引っ張りかげんにして着るが、ジョゴリでは襟は首にくっつけ保温的に着るのが「襟を正す」ことになる。キモノの帯はワンピースを区切る効果を出し、飾りの意味がある。キモノの下の部分はスカートではない。草履を履いて歩き方は小幅になる。
 韓国のチマはスカートに似ているが、バチの上に巻く方式であり、はくものではない。下着のようなバチを隠すように、その上に巻いている。したがってチマ姿の歩き方はリズミカルな美しさがある。韓国のブランコや踊りは美の極みとも言われる。歩くことでチマから出る風「チマバラム」が吹く。子供の教育のために学校を頻繁に訪ねる母、教育ママをさす。男はチマに包まれているということは男弱をさす。処女大統領は国民の「教育ママ」になりそうである。キモノには長袖、振り袖など未婚か既婚かが区別される。それによって男性が未婚女性へ関心を表す。下着文化は無かった文化にパンツやブラジャーなど下着文化が入ってきて、今百貨店の下着フロアーは通るだけで恥ずかしい。芸能人や一般流行もドレスやキモノとは逆に下着文化(露出)へ走るようである。
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