崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

朝日新聞の慰安婦の件

2014年08月24日 06時19分30秒 | 旅行
次の文は韓国の朝鮮日報の月刊朝鮮の元編集長の趙甲済氏のコラムに載ったフォンドビルダー펀드빌더氏の文を縮訳したものである。これはSejin Pak氏のFBの紹介で知った。
 
 朝日新聞の慰安婦の件は韓国のために出てきた。具体的には、美國などに建てられた慰安婦像や碑が決定的な要因であった。朝日は日本政府を批判し、人権を追求するために、慰安婦問題を大きく扱ってきた。当初朝日は慰安婦問題は日韓両国間に限られた範囲で想定したが、最近の韓国がこの慰安婦問題を持って美國など世界へ広く宣伝し、日本のイメージを悪化させた、その副作用を日本の立場で憂いたはずである。
 朝日が意図した面をはるかに超えて、韓国が慰安婦像で日本の不名誉をを増強させたようである。そして過去30年以上をよく耐えてきたが「自爆」することになった。最近韓日関係の悪化にともない、韓國側がこの問題を美國など世界にまで持っていき、過熱させたことが朝日にとって決断せざるを得なかったように思われる。当初「猫」程度に考えた慰安婦問題が1〜2年の間に「虎」を凌駕するほど大きくなった状況を朝日としては我慢する余裕がなかった。
 韓國の過度の反日が根本的に変化する可能性もある。日本国內の有力な親韓メディアの一つが消える。朝日の自爆で最も困難な立場に陥ったのは、実質的には韓國である。日本政府は、今後国連など国際舞台で積極的に活動することになる可能性が高い。比して韓國の立地は狭くなる。韓國はただ、「慰安婦証言」によらざるを得ないだろう。
 反日も適当にしたら完勝状態を永遠に享受することができたであろうが、逆転されるかもしれない。相手に向かって過剰な憎悪と執着は最終的に自分自身に戻ってくる。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
朝日新聞 (西原経徳)
2014-08-25 05:49:07
新聞販売店を経営していた後輩がいます。
年々新聞を購読する家庭が減って、若い人は
ほとんど購読しないと言っていました。
新聞販売店に収入は折り込み広告料ですが、
部数の減少に歯止めが掛からず斜陽業だそうです。
新聞社も企業から広告収入を得ており、今回のことが
きっかけで広告を辞める企業がすでに出ています。
購読を辞める人も出るでしょう。
不買運動が加われば廃刊の恐れも出てきました。
返信する
Unknown (崔吉城)
2014-08-27 22:01:28
 返事が遅くなりました。私は朝日新聞が返信して新しく生まれ変わらないといけないと思っております。
返信する

コメントを投稿