崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

お辞儀の文化

2007年09月30日 06時36分15秒 | エッセイ
アメリカとカナダから日本に帰ってきて感じたことは日本はお辞儀の国であることである。そこに優しさを感じる。この度の旅先の多くの食堂ではメニューや食器などを客の前に投げるような感じで置いていく日本の食堂とは大いに異なる。もちろんお辞儀はない文化ではあるが私には乱暴に、さらに礼儀の悪さを感ずる。それは偏見といえるものであろうか。日本のお辞儀文化はただ表面形式的なものではない。人間の扱い、物の扱いなどに丁寧さがある。醜い日本文化などと言われても、この度、私はお辞儀文化の良さを改めて感じたのである。

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1 コメント

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心を込めて・・・ (鍬野保雄)
2007-09-30 11:37:11
米国には行った事がありませんが、分かるような気がします。西洋の合理主義と東洋はやはり違うのでしょうか。東洋は昔から上下関係や礼儀作法がうるさいですから。マニアル的な「礼儀」はどうかと思います。心を込めてであれば黙って会釈だけでも気持ちが通じますね。
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