崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

<お知らせ>

2017年01月18日 05時27分55秒 | 講義

 今週土曜日(2017.1.21)午後2時半から4時までワンアジア財団支援講座「ITによるアジア共同体教育の構築」 の15回の最終回は同財団の理事長佐藤洋治氏によって「やがて世界は一つになる」が行われる。公開講座であるので多くの市民の参加を願う。
 「教育の構築」とは講義方法の改善に挑戦するものである。講師中心ではなく、知識伝達の注入式ではない講義を行なうことにした。担当者は毎時間講義のイントロで予告、前時間の講義について学生たちのコメントを紹介し、講義終了前には学生や市民の質問時間をもって質疑をした。講師とコメンテーターの議論をインターネットにより教室の外側の現地の研究者と繋げて映像参加を含め、Skypeで質疑に参加し、討論もできるというのがこの講座の特徴であった。
 本講座は試験的な実験でもあった。外部(沖縄、名古屋など)、海外(オーストリア、中国、韓国、台湾)の多くの優れた研究者との映像交流はワンアジアの可能性を味わうことができた。講義の状況をフェースブックで同時中継し、紹介映像には1000回以上再生され、講義を広く共有することができた。学生30人弱、一般人延べ150余人が参加して、下関にとって画期的な企画であったと思う。講義の終わりに同財団からの奨学金が、奨励金、出席回数の多かった市民には記念品が授与される。


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