崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

英語ミス

2012年10月19日 05時04分47秒 | エッセイ
アメリカシアトル行きの出発の日が迫っている中、空港まで迎えに来る人からショッキングなメールが届いた。彼は私たち夫婦がレンターカーで彼のご自宅を探していくと思い、自宅で待つという内容である。私は運転免許はなく、家内はよその国で運転することを考えていないので国際免許の準備はしていないので大変困ったメールである。びっくりして私が送った英語のメールを確認したところ、そこに原因があった。それは私がグーグルの地図で彼の家の位置を確認したという余計なことを書いたことが誤解を招く要因となったのである。
 彼は韓国聖公会の韓国系アメリカ人の元主教Bishopであり、彼のコンピューターの関係上、英語で連絡を取っていた。奥さんは日本人である。しかし韓国語や日本語ではない英語でメールのやりとりをして誤解を招いたことは実に恥ずかしい。常に原書を読みながら英語が不十分であることを感じているが、短い文章なのに誤解を招く文章になってしまったことは恥ずかしい。日本で日本語を全く知らずに来て苦労したことで世界どこへ行っても言葉を知らなくとも不便は感じても不安感はそれほどないのが自慢話だったが今度は失敗であった。それも韓国人同士のコミュニケーションで誤解が生じたのが可笑しい。このような失敗も国際化の現象の一つであろう。