崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

客が犬の糞を踏んだ

2007年03月24日 06時43分19秒 | エッセイ
 生れて半年の犬を我が家に迎え、毎日が楽しく振りまわれている。用便の躾が難しい。可愛くて厳しくすることができない。何をしても良いとほったらかしておく。昨日お客が糞を踏んでしまうハプニングがあって新しい靴下を差し上げた。よその人を見て、躾が悪いと内心どれだけ思ったことか。そんな自分が躾が出来ないのは恥ずかしい。その難しさの根源には愛情がある。モッパンサンの小説を思い出す。一方的な熱情で娘の教育に失敗したストリーである。愛情には「熱情」と「冷情」のバランスが必要であろう。