崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

帰宅がこわい?

2007年03月18日 07時18分31秒 | エッセイ
 我が家にワンちゃんがやってきて10日過ぎた。いまだに飼い主の顔は覚えておらず、来宅者、誰にでもしっぽを振って愛嬌をふりまいて、だっこされて、じゃれて相手が疲れた頃、ワンちゃんはくつろいでいる。誰もいない時は植木鉢の葉をちぎったり、スリッパを噛み、ぼろぼろにしていたり、テッシュペーパーを箱から全部とりだして出しておいたり、とにかく忙しくしているようである。部屋の入り口にはご丁寧におしっこもしてあり、電気をつけずに飛ぶようにしっぽをふって走ってくるワンちゃんを抱っこしようとして部屋に入ったとたん「ん?」。食事の準備をする前の仕事を増やされて、疲れも忘れて時間に追われながら足を洗い、お掃除をし、それでも癒されている自分たちをみつける。でもやはり帰宅時には何が起きているかワクワク、ドキドキのこの頃である。